身内の変化
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2017年2月19日】修煉前の私は強気で満足を知らず、いつも傲慢な態度で、他人を見下して嫉妬心が非常に強く、生活の中で気に沿わないことがあれば闘いや争いに出て、心身ともに疲れきっていました。

 1999年4月、クラス担任である私は担任手当をもらえなかったことで校長先生と争いになりました。上層部に訴えても「校長先生と相談して解決しなさい」と言われて、「処理してくれないなら、教育局に訴えに行きます」と言いました。

 長い間鬱憤を抱えた後、私は1人の法輪功修煉者に思いを打ち明けました。思いもよらず、これが私の大法を修煉するきっかけになりました。あの時、中国共産党はすでに大法に対して迫害を始めました。

 父の変化 「修煉したいなら、好きなようにしなさい」

 真っ先に私の修煉に反対の声を上げたのは80歳過ぎの父でした。父は神を信じず、更に臆病で、「共産党がするなと言うなら、しない方が良い。なぜ以卵投石(いらんとうせき・容易に玉砕してしまって、勝負にならないこと)のような真似をするのか? お前が逮捕されれば、子供は誰が面倒を見るのか? 修煉するなら、勘当する! この門にも入るな!」と言いました。私は修煉の意志を固め、情に動じず、「来るなと言うなら来なければいいじゃない。修煉は必ずする! 勘当されても私があなたの娘である事実は変わらない。私が修煉して成就すればあなたも恩恵を受けるのです!」と考えました。

 修煉当初、父が時に私の家に訪ねてきたときは、ちょうど私が発正念または煉功をしている最中でした。彼はぷんぷん怒って、ぶつぶつ言いながら帰りました。私はまったく怒りを感じませんでした。時間が経つにつれて、父は再び私の発正念や煉功の場面を見ても怒らなくなりました。およそ1年後、私の変化を目にしてきた父はある日こう言いました。「修煉したいなら、好きなようにしなさい。煉功してから血色が良くなって、以前より健康で明るくなったようだね」

 その後、私は頻繁に父の家を訪ね、真相を伝えました。父も聞き入れて三退しました。大法のお守りや真相カレンダーを渡しても、喜んで受け取ってくれました。世を去ったとき、父はとても穏やかでした。

 兄嫁  「今、私も煉功したい」 

 修煉前、兄嫁と私は「宿敵」でした。彼女はよく他人の前で私の悪口を言い、私も死んでも彼女のことが気に入りませんでした。修煉後、私は心を広く持つように努力し、至る所で真・善・忍を持って自分を律し、彼女のいじわるを忘れ、数千里先の実家から嫁いできた彼女の辛さを考え、優しく接してあげるべきだと考えました。

 ある日、隣村の従兄の家で結婚式が行われ、私達は招待されました。大きなテーブルを囲みましたが、唯一兄嫁の席がありませんでした。誰も彼女に席を譲ろうとしないのを目にして、私は娘に「鳳、おばさんに席を譲ってあげて」と言いました。娘は私の傍に立って食事を終えました。兄嫁はその時、一言も言いませんでした。

 一度、兄弟姉妹が集まる場で、兄は「今、あなたたちの兄嫁の眼には、心蓮(私のこと)が一番良い人みたいだよ。彼女の言うことなら何でも喜んで聞くんだ」と言いました。姉妹は皆、兄嫁が以前、私を一番嫌っていたことを知っています。

 お正月の時、私達は一番上のおじの家に行きました。おばは「以前、あなたの兄嫁はいつもあなたの悪口を言っていましたが、今は私と会う度にあなたが煉功してからよく変わったと言い、性格も何も良くなったと言っていますよ」と言いました。

 ある日、兄嫁は同修と出会い、率直に言いました。「あなた達のこの功法は本当に良いですね。あなたはとても若く見えて、うちの小姑も煉功してから若くなって、気性も良くなりましたよ」

 ある日、兄嫁の家から帰ってきた娘は私にこう言いました。「お母さん、今日、おばさんから『あなたのお母さんは煉功して以来薬を飲んだことがないって本当ですか?』と聞かれました。私は『本当です』と答えました。今度、『あなたも薬を飲んだことがないですか?』と聞かれて、『ありません』と返事しました。『体の調子が悪くなったらどうしますか?』と聞かれて、『お母さんは私に師父の説法録音を聞かせてくれます。聞けばすぐ良くなりました』と答えました。娘は兄嫁があまり信じなかった様子だったと言いました。

 ある日、兄嫁は私の家に来て、こう言いました。「この数日ずっと咳が出ていて、夜になると呼吸が辛く、一晩中寝られません。あなたが教えてくれた『法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!』を突然思い出して念じてみました。すると、念じているうちにいつの間にか眠りについたのです。翌朝、あなたの兄さんに話してみると、彼もすごく喜んでいました。今、私も修煉に目覚めたとあなたの兄さんも喜んでいます。私も煉功したいです」

 夫 「あなたの師父は本当に偉大です。あなたを変えられるのは大法しかありません!」

 修煉前の私は家の主でした。修煉しない夫は反対したくても、反対する勇気がなく、反対しても意味がないことを知っていました。なぜなら、彼の言い方を借りると、「あなたが心に決めたことなら、誰も変えることができないから」でした。彼は私の修煉を妨害しないものの、しばしば聞きにくい話を口にします。私は彼に真相を伝えたり、真相資料を見せても、見向きもしてくれませんでした。

 娘は小さいときから喘息があって、どれだけ注射を受けて、どれだけ薬を飲んできたかは分かりませんでした。私が修煉を始めてまもなく、7歳の娘はまたも持病が再発しました。私は娘に師父の説法録音を聞かせました。夫は見ていられず「病気で苦しんでいる娘を早く病院に連れて行かないと、何をしているの?」と言って、娘を診療所に連れて行きました。

 しばらくしてから、娘の病気は再発しました。私は娘に「師父の説法を聞くの? あるいはお父さんと注射を受けに行きたいの?」と聞きました。娘は「注射は痛すぎるので、やはり説法を聞きたいです!」と答えました。夫は娘が診療所に行きたくないのをみて、強要しませんでした。2日間師父の説法を聞いてから、娘は奇跡的に良くなりました。その後、夫は何も言わなくなりました。いつの間にか、娘の喘息は完治しました。その後、娘の身体の具合が悪いとき、夫はただ美味しいものを買ってくるだけで、二度と病院のことを口にしませんでした。夫はよく兄の家に行き、兄にこう言ったそうです。「本当に不思議ですね。この数年、彼女たち(私と娘)はまったく薬を飲んでいなかったのです」。お正月の帰省の前、夫は私にこう言いました。「初心者に適した功法の本やDVDなどを用意してくれませんか?」。私は「あなたが学びたいの?」と聞きました。彼は「持ち帰って妹に学ばせたい。親戚や友達にも見せたい」と言いました。今回、夫は故郷に持って行った真相DVDや10個あまりのお守りを全部親友にあげました。

 夫は本当に変わりました。彼はこう言ってくれました。「実は、あなたたち親子の変化にとっくに気付いた。他の人も私に『あなたの奥さんは煉功してから若くなりましたね」と言ったよ。あなたの気性も変わった。あなたを変えることができるのはあなたたちの師父しかいない。あなたたちの師父は偉大だ。お金のことについても、煉功前のあなたは絶対に金銭管理を私に任せない。あなたはお金に対して淡泊になった。この数年、私は一銭も貯蓄しなかった。以前のあなたなら絶対に私を許さない。しかし、今のあなたは怒りもしない。故郷に帰るたびに、私は姑、おじ、おばたちにこの功法の良さを宣伝し、彼らに修煉を勧めているよ」

 家族は皆私の修煉を支持しています。時々、発正念の時間になったら声を掛けてくれるし、大法の真相資料を一緒に用意したり、真相伝え用の携帯電話を調整してくれたりして、一家は睦まじく、楽しく暮らしています。娘は「もしお母さんが大法を修煉していなければ、今はどんな様子でしょう。ベッドにずっと横たわっているかもしれません。こんなに幸せで楽しく、暖かい家もないでしょう。師父は私に健康なお母さんと、暖かいお家を下さいました」と言いました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/12/1/325149.html)
 
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