大法を学び 泣き暮した人生から 笑顔あふれる人生に
■ 印刷版
 

文╱中国の大法弟子 浄蘭 口述、同修 整理

 【明慧日本2017年2月26日】修煉前、私はほぼ毎日泣きながら暮らしていました。20代の時、2歳未満の娘とお腹にいる息子を残し、夫は突然の病気でこの世を去りました。すべてのものから完全に見放され、孤立無援になった私は、生活のため幼い娘と息子を連れて再婚をしました。今度の夫は頼れる人かと思いましたが、とてつもない怠け者で、毎日仕事もせずいつも口汚く物を言い、そして、よく私と喧嘩をして子供たちをいじめ、さらに平気で借金をする癖がありました。家族を養うどころか、彼はいつも借金してまで遊びに出かけ、その返済は私が代わりに支払わなければなりませんでした。その暮らしは本当に想像を絶する辛いものでした。

 辛酸を嘗めさせられ、二度も本気で自殺を考えましたが、まだ幼い子供たちを見て、父親を亡くし今度は母親までも亡くしてしまえば、この子たちはどうやって生きて行くのだろうかと不憫に思い、辛抱するしかないと歯を食いしばりました。当時、私の生きがいは2人の子供たちでした。私は野良仕事をして野菜を作り、溝を掘り山に登って柴刈りをし、どんな汚くてきつい仕事でも一所懸命やりました。その結果、働き過ぎた私は、多くの病気を患うようになりました。性格が内気の息子はいつも継父にいじめられ、精神的にもダメージを受け、14、5歳の時、とうとう登校拒否をするようになり家に一年間引きこもりました。

 あの時、夫のことを本当に憎みました。「あなたがもし動けなくなったら、水一口さえも与えず、面倒なんか看てやるものか」と思うほど恨みました。心身ともに疲れ果てた私は、体調がますます悪くなり、特に深刻な腰椎間板ヘルニアになり、ちょっと腰に負担をかけるともう痛くて堪らなくなり、時にはちょっと歩いただけでも痛くて動けなくなりました。鍼治療をしたり薬も飲みましたが、効果はほとんどありませんでした。ひどい時はベッドから起きられず、寝たままでベッドの上で排泄を済ませなければならず、本当に死んだほうがましだと思いました。

 1996年6月、娘と姉の勧めによって、私は法輪大法を修煉しはじめました。大法を修煉して、心身ともに生まれ変わるような変化が起こりました。修煉して間もなく、ヘルニアは自然に治癒し体も健康になり、毎日元気に溢れ笑顔いっぱいになりました。法を学ぶ事によって、人と人とのすべての怨念は業力によるものだと分かりました。それからというもの、私は「真・善・忍」に基づいて夫に優しくし、彼に対する恨みの念を捨て、夫が脳血栓で倒れて動けなくなった10年間、私は文句を何一つ言わないで、のことを一所懸命看病しました。近所の人たちは皆「法輪功をする人は本当に素晴らしい。私だったら、とっくに見捨てているわ。生きていられるのは法輪功のおかげだね」と言いました。

 ある日、私は出窓の台に乗って窓の隙間を目貼りしていて、うっかりして出窓の台から転落しました。その時、ドガンと後頭部を地面に打って意識を失いました。意識が戻ると、ひどい目眩(めまい)がして吐き気がしました。びっくりした息子は、脳震盪ではないかと心配して早く病院に検査に行こうと言いました。「自分は修煉者だから、行きません。師父がおられますから、大丈夫です」と言って病院に行くのを拒否しました。その日まる一日、嘔吐が続きましたが、翌日になると完全にもとに戻り元気になりました。親戚も近所の人も「あれだけ頭を打ったのに、薬も飲まずこんなに早く良くなるなんて、この法輪功はほんとうに凄いね」と噂になりました。

 親族、隣近所の人たちは私の体の変化を見て大法の素晴らしさを認め、中には大法修煉をはじめた人もいました。

 4番目の兄嫁が膵臓炎になって一度手術を受けましたが、また再発して痛くて堪りませんでした。夫と息子が彼女を病院に連れていきましたが、医者から「入院しなさい。しかし、手術はもう出来ないし、注射で維持するしかない」と言われ、それを聞いた彼女は病院の治療に失望し、夫と息子に「もう治療を諦め、この命は天に任せるわ」と言って、病院を後にしました。夫と息子がいくら説得しても無駄でした。

 その時ちょうど私と出会いました。私は 「それでは、法輪功をしませんか。ほら、私を見てください。とても元気になったでしょう」と言うと、彼女はその場で『轉法輪』を手にして大法修煉をはじめ、いつの間にか膵臓炎は良くなりました。その後、彼女は二度と薬を飲んだことがありませんでした。70歳になった今でもとても元気で、全部一人で仕入れから販売までこなし、店を切り盛りしています。村の人々は彼女の変化を見て、皆「本当に法輪大法は素晴らしいなあ」と感心しました。

 私は今年71歳になりましたが、会う人会う人みな誰でもが60代にしか見えないと言ってくれます。確かに、十数キロの重い荷物を一気に6階まで持って上がれます。隣の若いご主人でさえとてもびっくりして「俺のような若い者よりも元気だね。これだけの重い荷物を持って上がると、俺でも途中でちょっと休まなければならない。本当に凄い体力だ」と褒めてくれました。

 修煉して20年も経ちましたが、私は家庭のことや病気で苦しめられていた不幸な人から、無病で健康な大法修煉者になりました。慈悲で偉大な師父があまりにもたくさんのものを下さいました。世の中のすべての言葉を使っても、慈悲なる師尊のご恩に感謝しきれません! 私はただただ精進して着実に修め、三つのことをしっかり行い、多くの人を救い、師父の慈悲なる済度に恥じないようにしたいと心から思っています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/2/22/343397.html)
 
関連文章