「善悪には報いがある」の実例 二話
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文╱中国の大法弟子 振霞

 【明慧日本2017年4月1日】

 大法弟子を守った兄一家は福報を得た

 2000年、県の610弁公室、鎮政治法律委員会、派出所、そして臨時に関連部門から集めてきた法輪功を迫害する計30人の警官らが一斉に我が家に押し入り、私と夫を連行し、20日以上不当に拘留し、残虐な拷問を加えました。私達の顔は木の枝に打たれて変形し、目が隙間しか残っていないほど腫れ上がり、全身上から下まで黒紫色になるまで殴られました。まさに、九死に一生でした。

 家に帰ってから、私は2番目の兄(夫の従兄弟)の家に行きました。姉は私が残虐な拷問を受けた事を聞き、そして私の服をめくって背中を見たとき、涙が一気に溢れ出ました。「今の政府がこれほど悪いとは、とても想像できなかった! これはあまりに残忍過ぎる! あなたの背中にはいい所がないわ。ほとんど黒紫色で、所々が青紫色になっている(青紫色は殴られたあざが次第に薄くなっている状態)」と言いました。

 兄は部屋に入って来て、黙って「あなたはどこにも行かないで、この家に泊まりなさい。今度、あなたをいじめるやつがいるか見てやろう! 家は畑を作っているから、食料は足りている。ここでは、どうぞ好きなように煉功しなさい」と言いました。兄夫婦は私の体が早く回復するように、毎日美味しい料理を作ってくれました。

 夜、私が姉と一緒にソファーに座っておしゃべりをしていると、兄は水を持って来て「足を洗ってから、早く休みなさい」と言いました。この世に、兄が弟の妻に足を洗う水を用意する人がいるでしょうか? しかし、これは目の前で起きた事実なのです。

 兄夫婦の行動は私に家庭の暖かさを感じさせ、両親が私を加護しているように感じさせてくれました。私は「お兄さんは私より年上ですから、私がお兄さんに足を洗う水を用意すべきですよ」と言いました。この事を思うと、私はいつも感激して涙を流しました。今回、ここまで書いてすでに3回も涙を流しました。このただならぬ環境の中で、兄一家のすること做すことは本当に人を感動させ敬服させました。

 兄の家に泊まっている間、私は兄夫婦に法輪功の真相を話し、大法の素晴らしさを話しました。兄の末娘の婿は鎮の派出所で警官をやっているので、姉は何度も娘婿に大法弟子を迫害しないように、大法弟子に優しくするように言い聞かせました。その後、派出所に大法弟子が連行されたとき、婿はできるだけ便宜を図り、大法弟子を助けました。そして、大法弟子に「人がいない時、あなた達は煉功していいよ。僕らは知らん顔をするから」と言ったそうです。

 婿の善意の行動は報われました。彼は郷鎮の派出所から県公安局に異動になり、そして幹部に昇進しました。

 兄の三女が経営する工場の規模も大きくなり、数年の間に、工場を新しく建設し、オフィスビルも建て、商売はますます繁盛するようになりました。最近、北京と青島で家も購入したそうです。

 ある日、仕事の帰りに誰かに尾行されているように感じ、尾行を振りきるため、急遽兄の家にやって来ました。兄夫婦は「ここに泊まりなさい。大丈夫だよ」と言ってくれました。私は兄の家に1週間泊まりました。姉は法輪功の功法を習いたいがと言ったため、私は5式の功法を教え、さらに大法の本を取り寄せました。師父は姉の体を浄化して下さり、今、姉はとても健康になりました。毎回会うと、姉はいつも嬉しそうに「この功法は実に素晴らしいですね!」と言っています。新しい学習者として、姉はいつも法に基づいて自らを律しています。

 今、兄も修煉を始めました。本当に良い人には福の報いがありますね。

 江沢民集団に追随して大法弟子を迫害し、悪報が続々と訪れる

 鎮には孫という人がいます。2000年の時、彼は上の人の機嫌を取るため、理性を失って、気が狂うほど大法弟子を迫害しました。私も夫も彼に殴られたことがあり、そして30人以上の大法弟子が彼に殴られ、方方が怪我だらけになりました。一度、大法弟子が彼に殴られ、気を失って倒れました。しかし、孫はこの大法弟子に冷たい水をかけ、大法弟子の目が覚めたら、彼は続けて殴打しました。彼は鎮の中で大法弟子を迫害する一番の手先でした。

 しかし、その後、彼の家では1年で3人、彼の父親、兄、そして彼本人も相次いで亡くなりました。彼は悪報に遭い、そして家族にまで災いが及びました。彼の妻は恐ろしくて家に住めず、子供を連れて家を出て行きました。

 「善悪に報いがある」と言うのは天理です! 以上の二つの実話は、正にそれを実証してくれました!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/3/23/342443.html)
 
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