元裁判所職員の悔悟
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文/中国の大法弟子   

 【明慧日本2020年8月13日】ある時、私は住宅街で男性が横向きになって歩いているのを見かけました。一瞬、私はなるほど「一歩も進まず」という言葉はただの形容詞ではないと思いました。その男性は両足を横向きにして、本当に寸刻みに動いていたのです。

 私は男性に近づいて「身体の調子が良くないのですか?」と聞きました。男性は「脳梗塞で上手く歩けなくなりました」と答えました。私は男性に「あなたは『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と心を込めて念じてください」と話しました。そして、私は法輪功についても簡単に伝えました。すると彼は四川省の方言で何か言いましたが、聞き取ることができませんでした。彼はもう一度言いました。「私は法輪功を迫害したことがあります」

 私は非常に驚きました。彼の仕事を尋ねると、成都裁判所に勤めていたことが分かりました。法輪功を迫害し、悪の報いを受けた人に出会ったのは、これが初めてでした。私は「あなたはきっと法輪功に対しての誹謗中傷の噓偽りを信じて、良い人を迫害したから、結局自分も巻き添えになったのです」と話しました。彼は自ら結論付けました。「確かに私は悪の報いを受けたのです!」。彼は帽子を脱いで「ここに三つの傷跡があります」と言いました。

 私は男性の話を聞いて辛くなりました。話しているうちに、彼は法輪功についての真実をいくらか知っているようでした。しかし、悪の報いは自分の身に降りかからない限り、どうしても迫害は止まりませんでした。結局、この男性は50代で解雇されてしまいました。私は法輪功についての真実の情報をさらに詳しく伝えました。最後に男性は「新康」という仮名を使って中国共産党から三退しました。そして私は彼に、法輪功の真実の情報を保存するTFカードを渡しました。彼は喜んで受け取りました。

 未だに法輪功を迫害している人々はこのことを通して、今後の戒めとするよう願っています!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/1/27/380894.html)
 
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