文／陕西省の大法弟子
【明慧日本2017年4月10日】私は中国の青年大法弟子です。小さい頃から学法してきましたが、執着心に邪魔されて、外に出て真相を伝え、人を救うようになったのは去年からでした。この場を借りて、私がいかに外に出て、大法を実証したかを書いて皆さんに伝えます。
観念を変え、一対一で真相を述べる
恐怖心に邪魔されて、大法の事をやるのは周囲の知り合いに真相を伝え、真相資料を作ることに限定していました。自分は若すぎるので、誰も信用してくれないし、内向的な性格なので、しゃべるのが苦手だといろんな言い訳をし、外に出て一対一で真相を伝えることをしませんでした。法を正すことが前進するに従い、師父は今回の経文で人を救う緊迫性を強調されました。周囲の同修も徐々に外に出て真相を説明し始めました。同時に明慧ネットにも時々一対一の形で真相を伝えることを励ます文章が掲載されていました。私は自分の責任を意識し、恐怖心を突破すると決意しました。
最初私は毎日30分かけて自分自身の恐怖心と思想業を排除し、毎日学法と煉功を頑張りました。師父は私の念願を分かってくださり、真相を伝える豊富な経験を持つおばさんを按排してくださいました。私はおばさんと一緒に真相伝えに出掛けました。
初日私はそばで正念を発し、おばさんがどのように真相を伝えるかを聞きながら、覚えました。帰る途中、路上で私と同じくらいの年齢の若者が座っているのを見て、おばさんが彼に真相を説明しようと私を励ましてくれました。行く前に私は明慧ネットに掲載されていた大法が世界中に広がったことや香港でのイベントの写真を携帯にダウンロードしました。説明するのが難しければ、写真を見せれば、彼が信じてくれると思いました。私は若者の後ろで迷っていましたが、決心して、彼に「こんにちは、このチラシを読んでみてください」と声をかけると、彼に固く断わられました。私は何をすればいいか分からなくなりました。彼が携帯を持っていたのを見て、私も携帯を出して、彼に見せながら、「これらの写真を見てみると、いろんな真実が分かりますよ」と言いました。彼は冷たい表情から興味を持つようになり、私は写真を見せながら彼に写真の背景と法輪功の真相を説明しました。その時緊張して、携帯を持つ手が震え、声も震えていました。最終的に彼は三退をしませんでしたが、私に「ありがとう、真相が分かったよ」と笑顔で言いました。
だんだん私は自分から真相を説明する相手を探しました。しかしいつも頭の中に自分が若すぎて、経験がないので、信用されないという思いが浮かんで来て、写真や同修の経験に頼りました。こういう不正な考え方があったので、最初の1カ月間、三退した人は1人もいませんでした。あるおじいちゃんは私に、「君はいくつ？ 私に共産党を退出させるって？ 私の党年齢は君の年より長いよ！」と言いました。私は自信がなくなりました。その日、明慧ネットで私よりもっと小さい女の子が書いた、正念正行で毎日真相を伝えに出掛け、数十人から100人以上を退出させたという交流文章を読みました。
同時に師父が説かれた、「相手を救いたいのですが、話したことは業を消すことができず、相手の執着を取り除くことができなければ、どのように救うのですか？！ 相手を救いたければ、あなた自身が修煉者でなければなりません。あなたが話したことにエネルギーがあって相手の偏見と執着を取り除き、このような作用を働き、相手のその時の頭にある良くないもの、邪魔するものを抑制してはじめて、相手を救うことができます。各種の環境で真相を伝えることも含めて、そうではありませんか？」[1]を読みました。大法から生まれた正念は世人の背後にある邪悪と偏見を解体できると分かり、年齢は関係なく、これは常人の観念が邪魔していると分かりました。
翌日私は正念を発し、不正な観念と恐怖心を排除しました。そして師父に私の智慧を開けていただくと、私は一瞬涼しい気流が丹田から頭まで上がって来たと感じ、その瞬間頭がすっきりしたと感じました。私は公園に出掛け、道でたくさんの人が涼んでいたのを見て、1人ずつ真相を説明しました。1人目は真相を聞いて何も言わずに帰ってしまいました。私は諦めず、説明し続けました。その後2人は三退をして、また2人は私に悪口を言いました。私は何も気にしませんでした。なぜなら歓喜心も恐怖心も人を救うことを邪魔するので、何に遭っても動揺してはいけないと思いました。最後におじいちゃんは私に、「あなた達の師父はいつ帰って来るの？ 法輪功はいつ名誉を回復されるの？」と聞きました。私はとても嬉しく思いました。おじいちゃんは真相が分かっており、師父に感謝している証拠でした。
正念正行、外に出て掲示板を貼る
明慧ネットで全国各地で掲示板が貼られた写真が掲載されているのを見て、私も掲示板を作ろうと思いました。師父に智慧を開いていただき、設計、印刷、貼付けまで各過程の問題がすべて解決でき、素晴らしい掲示板が出来上がりました。
しかし次は私も含めて、掲示板を外に出すことを恐れていました。私が作った掲示板は1週間も置かれたまま外に出せませんでした。私は「誰も行かなければ私が行きます」と言い、掲示板を貼った経験があった同修と一緒に街に出ました。最初の掲示板を市場に出しました。私にとって初めてでしたので、怖くて、同修に「場所を変えましょうか、ここは人が多すぎます」と言いました。同修は、「掲示板はたくさんの人に見せるためでしょう」と言いました。言った途端に掲示板を持って行きました。私は同修の純正な人を救いたい心に影響され、恐怖心が半分消えました。私は正念を発しながら、貼りました。私達が離れてからたくさんの人が掲示板を囲んで見ていましたが、誰が貼ったか誰も気にせず、看板の内容を一生懸命読んでいました。私達はまた次の場所を探し始めました。
ある日私達は広い住宅エリアに掲示板を出しました。住宅エリアの壁にちょうど街灯に照らされた良い場所がありました。涼んだり、散歩をしたりする人がたくさんいました。私は同修と一緒に正念を発しながら貼りました。貼った後、私は掲示板に向けて、「見てくれた全ての人の背後の邪悪を解体し、真相をわかってくれますように」と正念を発しました。後ろにいた中年男性は大きい声で、「よく貼りましたね！ 早く見せてくれますか！」と言い、後ろを見ると、私達はすでに囲まれ、皆は掲示板の内容を議論していました。私達はすぐにスペースを開けました。ある女性が、「何が書いてあるの？」と聞くと、中年男性は大きい声で、「江沢民を告訴すると書いてあるよ」と言いました。私は同修と衆生の覚醒をとても嬉しく思い、中年男性は私達に早く帰ったほうが良いと、私達の安全を心配してくれました。
私心を消去し、近距離で正念を発する
毎回同修達は洗脳班、留置場、刑務所あるいは法廷付近に近距離で正念を発するため集まった時、あるいは重い病業にかかっている同修の為に正念を発した時、私はいつも言い訳をして参加しませんでした。家で正念を発しても同じだと思いました。しかし家にいる時にいろいろ突発事情があり、結局発しませんでした。あるいは適当に正念を発しました。この状態は家族の同修を迫害されるまでずっと続きました。私は近距離で正念を発した時に、たくさんの同修が自発的に来てくれ、私はとても感動し、後悔していました。正念の場がとても純粋で、強くて、一人一人が不当に拘束された同修の為に考えました。その時、私は自分の私心の深刻さを気づきました。
帰って学法した時に、師父の『二〇〇三年の元宵節での説法』で説かれたことを学びました。
「弟子：私たちの地区の学習者にひどい病気の状態が現れました。一緒に彼に対して正念を発しようと提案した弟子がいますが、師父はこのように教えたことがないと言う学習者もいます。これは大法を破壊することなのでしょうか？
師：お互いに助け合うことは大法を破壊することではありません。彼に向かって本を読んだり、法を読んだり、正念を発したりすれば、皆彼を囲んでいるので、作用があります。というのは、距離が近いということに関係があります。なぜこのように言うのでしょうか？ この空間は高次元の最後の要素によって部分部分に分断されたので、空間に差異があるからです。しかし、正念が強ければ、この差異を取り除くことができます。あなたが非常に正しく行うことができれば、あなたを阻むことはできません。なぜならば、阻めば法を犯すことになるからです。こういった関係です」［2］
私は近距離で正念を発したり、皆が協力する重要性が分かりました。自分の冷淡な私心を消去し始め、物事を他人の為に考えるようになりました。法廷で同修が不当に審判されたとき、私は師父にご加護いただき、正念正行で傍聴に行きました。入った時にいろいろ障害がありましたが、正念が強ければ、誰も私を遮ることができませんでした。法廷で起訴側が弁護士と激しく弁論した時、私は上空で正義と邪悪の戦いをはっきりと感じました。自分も現場で正念を発して微力を尽くしたと思い、師父と正神について、邪悪を消去することは、とても神聖なことだと思いました。
外に出る過程で多くの邪魔によって外に出ようと思ったり、出れなかったりの繰り返しでした。しかし大法を多く学習し、内から探し、観念を変えれば全ての障害を打破することができます。私は精進している同修と比べるとまだまだであり、たくさんの時間を無駄にしてしまい、たくさんの人を救う機会を失いました。現在私は余計なことを考えず、師父に要求されている三つのことに従い、全力で走ります。私と同じような若い大法弟子の皆さん、自分の観念と執着心に邪魔されず、たくさんの衆生が救われるのを待っていますので、師父の期待を裏切らず、最後の時間にラストスパートをしましょう！
注：
[1] 李洪志師父の経文：『二〇一六年ニューヨーク法会での説法』
[2] 李洪志師父の著作：『二〇〇三年の元宵節での説法』
