すべての考えの中で 旧勢力の按排を否定する
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2017年4月15日】師父は「ひいては全ての大法弟子の一挙一動、一言一行、あなたが考えている事までただで済むことではありません。将来これらを見れば、全ては相当綿密に按排されていると分かります。私が按排したのではなく、それらの旧勢力が按排したのです」[1]と説かれました。私自身の修煉体験からみると、旧勢力のこのような按排は確かに隠蔽(いんぺい・故意におおいかくす)していて、悪徳でした。

 私はかつて幾度も無意識的に、もし私が酷く迫害されて仕事をなくし、お金をなくしすべてをなくしたら、それでも大法を修煉するかどうかを考えていました。その後、私の出した結論の答えは、何があっても「修煉する」でした。

 昨年の冬に、私はまた無意識的にこの問題を考えはじめましたが、突然、なぜ繰り返し、繰り返しこの問題を考えているのだろうかと思うようになりました。もし私がこれもあれもと怖がれば、師父と縁を結び、この人間世界に転生してきて大法を得るはずがありません。しかも、師父は「法は一切の執着を打破することができ、一切の邪悪を打破することができ、一切の虚言を排除することができ、法は正念を固めることができるのです」[2]とも説かれました。大法は私を助けて、邪悪な按排と迫害を否定することができるのに、なぜ、私がこのような迫害に遭遇することを考える必要があるのでしょうか!

 これは私が考えたのではなく、旧勢力の按排したものらが私の思想の中に反映されたのです。私はそれを認めません!

 この一念が現れた時、師父は私に、比較的高い次元からやってきた、一塊の変異した邪悪な物質が、私の身体の左側から出ていくのを見せてくださいました。その一塊の変異した邪悪な物質には、残念無念さとがっかりと肩を落としたため息が混じっていました。

 私は発正念して追いかけていき、これらの邪悪な要素を残らず根絶しました。なぜなら、このような按排の最終目的は私が迫害を受け、旧勢力の按排した魔難のなかで苦労する道を歩ませるためのものだからです。この瞬間、私はどうしてこの数年間、私の身体の左側に小さな問題が起きやすかったのかを知りました。

 同時に師父は私に、私の身体を包んでいた分厚いスカーレットのフランネル(緋色のネルのこと)が、私がこの正しくない一念を否定すると同時に、私の身から滑り落ちていくのを見せてくださいました。師父は私に、自分のよく修めた神の一面は、それは晶白体の身体でまるで水晶のように透っていて、座った蓮華台は数段ほど高く、同様に水晶のように透き通っていました。

 その時から、私のマイナスな思惟(マイナス思考ネガティブ思考)はなくなり、身体の左側も正常となり、再び正常でない状態が現れることはありませんでした。

 私は修煉とは常人のヒーローになることではなく、英雄主義の考え方をも大法修煉のなかに混ぜ入れてはならない、と悟りました。「ほら、私はいかに堅い信念を抱いているだろう。これほど酷く迫害されていても、まだ堅い意志で大法を修煉し続けているではないか!」。これでは、ちょうど旧勢力のワナにはまったことになります! 修煉とはほかでもなく、法を師としてこそ、やっと真に旧勢力の迫害を否定し、修煉の道を正しく真に歩むことができるのです!!

 不適切なところについては、慈悲なるご指摘を願います。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法二』「米国フロリダ法会での説法」

 [2] 李洪志師父の著作:『精進要旨二』「妨害を排除せよ」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/8/345327.html)
 
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