小さな料理屋を経営しながら心性を修める
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 【明慧日本2017年5月27日】私は1996年から修煉を始め、すでに20年経ちました。師父の救い済度のご恩に感謝し、同修の助けに感謝します。次に、この2年間、私は小さな料理屋を経営しながら、大法の基準に基づいて、いかにして心性を高めたかについて、同修たちと交流したいと思います。不適切な所があれば、ご指摘ください。

 一、商売がうまく行かないとき

 2年前、家を建ててから、娘が生まれました。可愛い我が子を見て、私は感無量でした。10年間流浪して身の置きどころがない生活の中で、邪悪からの妨害を防ぐため、私は何度も仕事を変えなければなりませんでした。この10年間、私には貯金がほとんどなく、当時、夫は自ら6万元の貯金から4万元をくずし、アルバイトをしながら、親戚や友人から借金して、16万元をかけてようやく家を建ててくれました。子供が生まれる直前に、私は比較的安定した仕事を辞め、8万5千元を使って小さな料理屋を買取り、商売を始めました。商売を始めた当初、経験不足のため、時には仕入れた食材の質が良くなかったり、料理の味がお客さんに気に入ってもらえなかったりして、商売がなかなかうまく行かず、心の中はとても焦りました。商売がうまく行かず、借金もいっぱい抱えて、どうやって返済するだろうととても悩みました。師父の法を読もうとしましたが、しかし、まったく心に留まりませんでした。

 このままでは駄目だ、どうすればいいだろうかと考えました。常人の経営手法で様々な努力をしましたが、いずれも良い流れに変える事は出来ませんでした。その後、師父の法を思い出しました。「今社会で商売をしている人は他の人のお金を全部取ってきて、成金になりたいのです。この点において、ヨーロッパの白人が商売をするときの心の状態は非常に良いと思います。彼らはそれを事業、仕事として見ており、力の及ぶ限りで努力しています。一日お客さん一人しかいなくても、それが少ないとは思わず、これが仕事であり、生活の一部として考えており、仕事をやっていると思い、生活を維持することができ、少し蓄えがあれば十分だと思っています」[1]と説かれました。

 商売が上手くいかない時、私は師父のこの法を繰り返して学び、お客さんのために考え、心を正し、心を込めて一品一品料理を作りました。次第に転機が訪れ、リピーターが増えてきました。

 二、商売が繁盛し始めた時、隣にライバルが現れた

 しかし、商売が安定してまもなく、以前の友人で、この店を売却してくれた店主が私の店の隣に新しい店を開店しました。その店は私の店より大きく、常連客を持っており、値段も手ごろでした。私は不満をつのらせ、苛立ち、夫とも毎日言い合いを始めました。顧客はだんだん隣の店に流れて行き、私の店はまた前のような閑散とした状態に戻りました。隣の奥さんは時々下心を持って私の店を覗き、時には私の常連客に(以前、彼らの顧客)電話をして、自分の新しい店に来るように客を奪いました。味方をしてくれる友人は彼らと議論しなければならないと提案しましたが、私はそれを断りました。

 私はどうすべきでしょうか。師父は「それでは、如何なる場合でも相手のために考えるには、どのようにしたら良いのでしょうか? 私が最大限に常人社会に符合して修煉すべきであると言いましたので、人間と接触し、中に利益が関わってきます。利己的で、どんなことでもまず自分を考え、相手を考えないのであれば、私が思うにはそれではいけません。なぜならば、なんと言っても、あなたは社会の人々と接触しなければならないからです。仕事のとき、やる気がなさそうに、座っているだけで何もやろうとしなければ、上司に首を切られると思います。人類社会の生存状態に符合しなければならないからです。人間と接触し、人々に善を持って接し、何かをするときにまず相手を考えなければなりません」[1]が頭に浮かびました。師父の法に基づいてしっかり行いました。すると、トラブルも何でもなくなり、一つまた一つが消えてなくなりました。

 三、大法の基準通りに行うと、商売が安定して収入も増えた

 この2年間、私は大法の要求通りに行い、何もかも顧客のために考えました。おかげさまで商売は日に日に繁盛し、収入も日に日に増えました。収入は月に6千元から、8千元、1万元、さらに1万2千元に……、今、月に2万元以上にまで増えました。私はすべての借金を返済しただけではなく、さらに20万元の貯金も出来ました。それは以前考えてもいなかったことです。今、大変な不況の中、これは奇跡と言えるでしょう。師父のご加持がなければ、同修たちと法理での切磋琢磨がなければ、このような奇跡が起きることはないでしょう。ここで、師父の弟子に対するご加護に感謝の意を表します。

 不適切な所があれば、ご指摘下さい。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『北米第一回法会での説法』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/5/24/348596.html)
 
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