文╱中国の大法弟子 萍河
【明慧日本2017年5月28日】私は農村の大法弟子です。連れ合いと一緒に1995年5月から修煉を始め、本日に至りすでに20年以上になりました。1999年以前の平和な時期も、その後の邪悪の狂気的な迫害を受けた時代にも、私は大法を修める心を揺るがせることなく、拘置所、留置場、労働教養所に不当に連行された時でも功を煉り続け、法を学び続け、『轉法輪』を書き写し続けました。どんな時でも、自らの行動で大法を実証し、大法の「真・善・忍」の素晴らしさを人々に見せられるように、自らを律してきました。
土地が狭くなっても収穫は減らない
私たちは上幅が狭く、下幅が広い扇型をしている耕作地を有しています。両側の隣人から毎年少しずつ侵食され、現在の自家の畑は半分しか残っていません。田畑が削り取られていた時、私の心は穏やかではなくとても辛くて堪りませんでした。しかし、その後、法を学び、内に向けて探すことによって、自分には利益心、闘争心、怨恨心などがあることに気付きました。師父は「自分のものなら、無くなることはないし、自分のものでなければ無理に争っても得られません」、「時に、それが自分のものだと思い、他の人もあなたのものだと言ってくれても、実際はあなたのものではない場合があります。あなたは自分のものだと思い込むかも知れませんが、最後になるとあなたのものでなくなります。その点から、そのことに対してあなたが無頓着でいられるかどうかを見ますが、無頓着でいられなければそれは執着心なので、この方法を用いて利益にこだわる心を取り除かなければならないのです」[1]と説かれました。
連れ合いと一緒に内に向けて探し、自分の一思一念を正し、人心を放下し、ひたすら法と師を信じることにしました。秋のとうもろこしの収穫の季節になりました。家の田畑で収穫したとうもろこしはとても大きくて、土地が狭くなりましたが収穫は減るどころか、大豊作になりました。近所の人はそれを見て皆「法輪功修煉者のとうもろこしは、さすがに立派だね」と言いました。
今、周囲の人は、皆法輪大法はすばらしい、そして法輪功の修煉者は良い人だと分かるようになり、私達が学法と煉功をしても誰も通報しなくなりました。私達の学法グループは村の中を一軒一軒訪ね、法輪功の真相を話し、三退を勧め、今では、村のほとんどの人たちは三退をしました。その過程で私の執着心が取り除かれ衆生も救われ、師父の入念なご按排に本当に心から感謝いたしました。
値打ち以上の通話料リチャージカード
2013年、地元では音声電話で真相伝え、人を救うプロジェクトを始めました。私はこの辺の連絡や携帯電話、電話カードの購入、そして市内に行って音声電話のかけ方の習得と地元の同修に伝授する仕事を担当しました。普段、子供たちに電話を掛けてもなかなか操作出来ず一苦労していた私は、今回はいきなりスマートフォンを学ばなければならないため、大変苦戦しました。あんなものはちょっと触るだけで画面がすぐに変わってしまうので、実に難しくて大変でした。
しかし、いくら難しくても衆生を救えるならば、必ず身につけなければならないと思い、師父にご加持をお願いしました。音声電話のかけ方を習いに市内に何度も何度も通い、時には一つのボタンを押すことを習うために市内に行きました。こうして、私達はこのプロジェクトを地元で展開しました。その過程で私の多くの執着心、例えば困難を恐れる心、利益心、闘争心、顕示心、歓喜心などが暴かれ、そして、法を学ぶことによってそれらを全部修めました。3年来、携帯電話で真相を伝え、衆生を救う中で私も大きく成長しました。
2015年5月、135元の通話料リチャージカードを買って取り付けました。毎回携帯電話を掛ける時、私は、衆生が救われることを妨害するすべての邪悪の生命と要素を一掃するように、衆生が救われるように、大法の資源を無駄にしないようにと師父にご加持をお願いしました。師父のご加持の下、そして、自分も心を込めて行い、通話料リチャージカードはなんと10カ月も使うことができました。毎回真相電話を掛ければ、必ず「三退」する人がいて、時には1人が三退した後、さらに3、4人の家族も一緒に三退をしました。
音声電話を掛けても、面と向かって真相を伝え、三退も勧めることも欠かせません。いつも連れ合いと一緒に定期市に行って、真相を伝えています。私達はお互いに協力し合って、共に精進しています。
最後に、すべての中国の同修に言いたいのです。師父が犠牲を払われて私達に延ばして下さっているこの機縁を大事にし、残りの法を正しているこの期間、法を正す師にお手伝いし多くの人々を救い、我が美しい故郷に帰れるように、一人一人力いっぱい頑張りましましょう!
先生の慈悲なるご済度に感謝いたします!
国内外の同修による協力に感謝します!
合掌
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』