真相電話をかけ 人を救い済度する中で向上する
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文╱中国の大法弟子 恬甜

 【明慧日本2017年6月3日】私は中国のある県の大法弟子で、今年で62歳になります。2014年6月から真相電話をかけ始めてから、「三退」を勧めてから、昨年までの2年間、これまでに7千人余りの人達に三退をさせました。

 三退した人の中には、中国共産党の高官や公安局の警察官もいれば、一般の市民もいました。最初に真相電話をかけた時、私は事前に準備した文章をそのまま棒読みして、相手はまったく聞こうとせず、すぐに電話を切ってしまいました。しかし、私は諦めずに学法を強め、心を修め、正念をして、さらに、明慧ネットの交流文章と真相記事を多く読むようにしました。心性の向上に従って、大法は絶えず私に知恵を与えて下さいました。今、どんな人に対しても冷静に真相を伝えることができるようになりました。

 真相を伝える中で多くの困難を克服してきました。冬、天候が悪くて気温が低くく、時には小屋に置いてあるペットボトルの水も凍ってしまい、夏には、アリや虫が体に這い上がってきました。しかし、私は苦しいとは思いませんでした。どんなことに遭っても、真相電話をかけた初日から現在に至るまで、毎日欠かさず電話をかけ続けてきました。多くの真相を知った人から私の年齢を聞かれ、「あなたの声はとても素敵で、60代とはとても信じられません」と言われました。これらの褒め言葉はすべて師父からの激励だと見なすようにしています。今日は真相電話をかけ、人を救う修煉の過程で、自分がいかに心性を高めてこられたかについて、師父にご報告を申し上げ、同修と交流したいと思います。

 ある日電話が繋がると、男性が出てきました。私が真相を話し始めると彼は、「私は中国共産党の党員だけではなく、市長も務めている」と言いました。私は「省長を務めた方も退きました。あなたは市長で……」と言うと、彼は「どの省の省長ですか」と聞かれ、「この省長の方を守ってあげなければならないので、あなたには教えられません」と言うと、彼は「じゃ、あなたは私も守ってくれますか」と言われました。私は「あなたは共産党から脱退すれば、神様があなたを守ります。『天は共産党を滅ぼし、天は中華民族を守る』という意味を込めて、『天佑』と言う別名を作ってあげますから脱退して下さい」と言うと、彼は「有難うございます」と礼を言いました。

 ある年配の警官が電話に出て、「中国共産党の深い闇を知っている、共産党はもうすぐ潰れる」と言いました。私はたくさんの真相を話しました。「共産党は政権を取ってからの60年の間、絶えず政治運動を行い、三反、五反、反右派、反革命分子の粛清をやり、文革、6.4天安門事件などを起こし多くの悪事を働き、8千万の中国人を殺害しました。その死者の数は二度の世界大戦よりも多くなっています。1999年7.20、江沢民集団は法輪功に対して残酷な迫害を引き起こし、甚だしきに至っては法輪功学習者の生体から臓器狩りをし、生きたままの人間から心臓、肝臓、腎臓、角膜などを残忍に摘出し、高値で海外と国内の金持ち達に臓器を売りさばき暴利を貪り、これはこの地球上にかつてない邪悪な行為です! 中国共産党は様々な悪事をしています。殺人の罪を自分の命で償うと言っていますが、一つの政党が平和なこの時代にこれだけの人を殺害して、神様はこれを許すと思いますか。必ず精算しなければなりません」と言いました。彼に「あなたは実に雄弁です。この仕事を辞めたらどうですか。これはとても危険な仕事です。他の仕事に力を注いだらどうですか」と言われ、「私は最も慈善なことをやっていますから、すべての神々は私を助けてくださっています」と言うと彼も苦笑してしまい、三退を承諾しました。

 また一回は、ある男性が電話に出て来ました。私が真相を話し始めると、彼は「あなたを待ち望んでいました」と言い、共産党の党員でした。その日、彼の一家3人全員が共産党関連組織から脱退をしました。

 天象の変化に従って、世間の人は目覚めています。ある日、ある公務員に真相を伝え三退を勧めると、彼はすぐに脱退を承諾しました。電話から彼の部屋には他の人もいるのが聞こえ、「彼らも脱退しませんか」と勧めると、彼は「ここには共産党党員は合わせて4人いる。彼らも脱退するだろう」と言いました。そこで、私は他の3人に別名を作り、電話の向こうの相手に伝えると、「ああ、今もう1人共産党党員が入って来たよ」と言われ、その人にも三退を勧めました。全部やり終えると、彼は「くれぐれも僕のこの電話番号を覚えて、また何かいいことがあれば、忘れないで電話で知らせて下さい」と重ねて言いました。

 世間の人々が法輪大法に対して大きな期待を寄せる

 ある日、1人の女性に電話をかけました。彼女はとても傲慢に「あんたは疲れませんか。こんなことをやめて、他のことをすればいいのに」と言われ、私は言葉の一つ一つを選び、はっきりと言いました。「私は疲れていません。それどころか、自腹であなたに電話をかけています。あなたから何のお返しも求めません。あなたに大きな災難が降りかかった時、その危険から逃れることを望んでいるだけです。あなたに希望の道を与えたいだけです。私が良い人かどうかを判断して下さい」。それを聞くと、彼女はぷっと笑って、しきりに「ありがとう、ありがとう!」と言って、三退に同意しました。

 また一回は電話がつながると、男性が出てきて、「500元をくれるなら、退いてやる」と言いました。私は「神佛は人に慈悲と最後のチャンスを与えてくださり、あなたを苦海から幸せな彼岸に救い済度しようとしておられるのに、あなたは神佛と駆け引きをするのですか。あなたの命は500元の価値しかないのでしょうか」と言うと、相手は黙り込んでしまいました。

 この2年間、真相電話をかける中で、私は絶えず心性を高め、たくさんの恐れる心や嫉妬心、歓喜心、顕示心、闘争心を取り除きました。これからも引き続いて真相電話をかけ、多くの人を救い、自分の誓約を果たして行きたいと思います!

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(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/5/27/348300.html)
 
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