スマホとウィチャットに執着した教訓
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2017年6月8日】私はもうすぐ70歳で、ひとり暮らしをしています。緩やかな環境の中、我が家にも小さな花を咲かせて、集団学法同修達と自分が真相を伝えるための資料を作っています。私は毎朝3時50分に時間通りに煉功し、6時から法を一講学び、他の時間に『各地での説法』を学び、資料を作り、時には資料を配りに出かけ、面と向かって真相を伝え、真相を伝える手紙も郵送しています。毎日忙しくてとても充実しています。

 私はずっと古い携帯電話を使っていました。息子は携帯電話を買い替えたため、古いスマホを私に譲りました。「なるほど、スマホにはこれだけの機能があるのね」ととても好奇心を持って、すぐにQQ(無料通話ツール)やウィチャット(微信)などの機能をマスターして、いつもそれを使って孫達と通話するようになりました。

 その後、自分がいいと思うアカウントをフォローして、良さそうな文章があれば皆に転送し、次第にスマホに嵌ってしまいました。私はニュースを読んだり、チャットをしたり、そしてモーメンツに投稿したりして……気づいたら、真相を伝えに行く回数が減りました。

 ある日の午後、私は突然胃腸の具合が悪くなり、嘔吐し、とても重くなり、ベッドに横たわり、床に嘔吐したものを片付ける気力もなくなり、そのまま寝てしまいました。翌朝起きても、やはり元気がなく、食欲もなく、簡単に部屋を片付けてから、食べたくなくても何かを食べなければならないと思いました。自分で作る気力がないため、何かを買って食べようと思って、外で朝食を売っている店に行って、お粥を買いました。しかし、残りの半分がどうしても喉を通らず、家に帰ろうとして店を出ました。突然目の前が真っ黒になってそのまま倒れてしまいました。私は意識がはっきりしていましたが、体が動かなくなりました。

 通行人が私を近くの小さな病院に送ってくれました。しばらく休んで少し落ち着いてきたら、医者は「ご家族の電話番号は?」と聞かれました。もし息子にこの事を知られたら、絶対大病院につれて行かれるので、私は電話番号を言わず、自力で家に帰りたいと医者に伝えました。医者は「あなたのこの様子では家に帰ってはいけません。とても危険です。点滴を受けなければなりません」と言いました。私は心の中で「師父、私には病気なんかはありません。家に帰りたいです」とお願いしました。ちょうどその時、医者が他の用事があったため、私はその隙を見て立ち上がって、病院を去って行きました。

 家に帰ってから、ベッドに横たわって、もう動けなくなりました。この時、ある声が、「布団をかけてあげますね」と聞こえました。目が覚めた時、ソファーにある小さな布団はいつの間にか私の体にかかっていました。とても不思議でした。

 翌日、元気になり、正常に戻りました。「今までずっととても健康だったのに、どうしてこのようなことが起きたのか」と内に向けて探しました。きっとウィチャットに執着して招いた魔難に違いないと思いました。同修と交流して、また師父の最近の説法を学び、スマホが修煉者にもたらす危険性をより理解するようになりました。

 今でも、時にはスマホを見たら、まだ遊びたい気持ちがありますが、このような時には、主意識を強め、その考えを滅して、スマホに左右されないように、それで遊ばないように自分をしっかり把握するようにしました。

 この教訓を書き出したのは、未だにスマホに執着している同修に注意を促したいと思ったからです。しっかりと正しく自分の道を歩みましょう。魔難が来てから後悔するようなことがないようにしましょう。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/6/4/349118.html)
 
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