青年弟子の修煉心得
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文/中国の青年大法弟子

 【明慧日本2017年7月4日】きょうは私の修煉の心得を同修達と交流し、共に精進して大法の偉大さと不思議を実証したいと思います。

 迫害に反対し 父を救出する

 2015年10月末、当時は中国の「両高」(最高検察院及び最高裁判所)へ江沢民への告訴を提出した大法弟子への迫害が最も酷かった時期で複数の大法弟子が逮捕されました。

 放課後の夜9時、学校の入口で30分も待ちましたが、迎えに来るはずの父が来ないので心配になり、いろいろと考えてしまいました。急いで家に帰ると、父は家におらず、母もちょうどその時に家にいませんでした。やっと母に連絡が取れたとき、母に「家に誰か入った形跡があるかどうかを見てみて、11時になってもお父さんがまだ帰って来なければ、同修に連絡し、大法の書籍と資料を他の場所へ移しなさい」と言われました。

 私は同修の甲さんに連絡しました。2人で素早く重要な物を片付け、私は甲さんの家に泊まることになりました。夜2人はずっと父の為に正念を発しました。明け方、私は親戚(常人)に連絡し、一緒に残りの資料を同修の乙さんの家に運びました。

 翌日父の会社に事情を聴きに行き、父が江沢民を告訴したため派出所に連行されたと分かりました。父が連行されたと聞いて、精神的に崩れそうになり、母も連行されるのではと心配しました。同修達に相談し協力してもらって、私の正念が強まり、邪悪の迫害を絶対に認めないと決意しました。父がすぐに帰って来るように正念を発し、迫害に反対して父を返してもらおうと派出所へ行くことにしました。

 派出所の警官はなすり合いをして、父が誰に連行されたか教えてくれませんでした。数回派出所に行ったあと、私は自分自身の問題、例えば普段の学法煉功、正念を発することがしっかりできず、あまり精進せず、問題に遭って後悔していることを認識しました。普段三つのことをしっかりしなかったことが、現在の正念不足に繋がり、常人の気持ちが強く、親戚に頼り父を救出してもらいたかったのです。

 母と相談し、もし賄賂をさせたり、「保証書」をかかせたりするなら、親戚に頼むのはやめようと決意しました。その後同修達は集めて来た情報を明慧ネットに送り、警察の悪行を暴露しました。同修達は手紙を送ったり、電話をかけたり、正念を発したり、それぞれ行動しました。同修に大法弟子を迫害したため、最後に悪報を受けた実例を挙げてもらい、多くのアドバイスを受けました。そして公安・検察・法曹関係の人に真相を説明して、彼らに早く目覚めてもらって、衆生を救わなければならないと認識しました。

 帰宅したあと、警察は空の「捜査状」を持って来て、私が片付け切れなかった資料を捜し出しました。私は彼らに法輪功の真相を伝えました。思いがけないことに彼らは救えそうな人達であり、私に早く資料を処分するようにと言ってくれました。以前、私は警察を憎んでいて、「早く地獄に落ちればいい、彼らの家族も懲罰をうければいい」と思っていましたが、彼らは私達を守ろうとしていました。私は彼らに真相を説明して、救わなければと思いました。

 同修に協力してもらったお陰で、私は自分の問題を認識できました。同修は母と一緒に正念を発し、父も刑務所で正念を発し続けたので、本来は刑事告訴をされそうだったのですが、師父のご加護をいただき、同修達にも一斉に協力してもらって、15日に拘留されましたが正念のお陰で解放されました。

 数日前に警察官の中の1人はすでにほかの職業に転職したとわかりました。その日に私は善の意義が分かりました。慈悲の心を持ち、彼らを救わなければなりません。なぜなら彼らは私の世界の衆生だからです。彼らが地獄に落ちればいいと考えたことは、とても申し訳ないと思い、現在やっと本当の慈悲の心を持てるようになりました。

 大学受験で奇跡が起きた

 私は芸術系の学生であり、高校三年生になりましたが、芸術を始めたのが遅かったので、専門はあまり得意ではありませんでした。同級生たちに私は受からないと言われ、受験前の特訓も校長先生は私を諦めました。これは旧勢力が常人の話を利用し、私の自信を打撃しようとしていると分かり、諦めませんでした。師父がおられ、大法があり、私の為に最も正しい、最も良い道を按排してくださるので、私が受かることで大法を実証することができ、衆生を済度することができると思いました。

 結果、私は難関大学に受かり、芸術の特訓班からお祝い金をもらいました。私は師父を信じ、大法を信じたため、師父と大法に励ましていただき、奇跡が起きたのです。

 受験の結果は私の知り合い達を驚かせ、大法の不思議を分かってもらいました。

 小さい頃、母は地方の知名度が高い学校を勧めましたが、学校から断わられました。何故なら入学前の2カ月の勉強では、私は字が読めず、数字も数えられず、学習障害児だと思われていました。仕方なく母は地元の学校に入学させましたが、それでもテストはビリでした。母に毎日漢字と算数を教えてもらいましたが、どうしても覚えられませんでした。最後に母は教えてくれなくなり、3カ月一緒に『轉法輪』を勉強してくれました。

 学法していた間に、知らないうちに私は算数が出来で、漢字も読めるようになり、小学校四年のとき数学の試合に参加し優勝しました。

 自分の酷い顕示心と嫉妬心を見つける

 大学受験の結果が発表されたあと、私は嬉しくて自慢してしまい、ネット上で私が受かった大学を皆に知らせました。また同級生達がどんな大学に受かったかをネットで調べたら、皆の受かった大学は私ほど有名ではないと分かりました。そうなるともっと自慢したくなり、ネットで自分が受かった大学をアピールし、最後に「小さい頃から同級生は私ほど成績が良くありませんでした」と一言付け加えました。

 大法を学んでから、自分に顕示心と歓喜心があるとわかりましたが、これらの気持ちを持ちながら父のことで刑務所に交渉に行きました。

 父が出て来て、同修達に褒められると、私は喜んで、さらに自慢してしまいました。それから、毎日学法と煉功を続け、父に自分が良くできたとアピールし、ひいてはこの文章を書く時も顕示心が現れ、自分は奇跡を作ったとアピールし、その裏にあるのは自分の名利心でした。他人に悪口を言われることを怖がり、自信がなく、人と目を合わせるのが嫌でした。他人に軽く見られるのも怖く、疑い深い等々、これらの執着心の全てを私は持ち、しかも酷い状態でした。

 師父は、「名声に執着するならば、有為の邪法で、もし世間に名を売っているのであれば、必ず口では善いことを言っていても、心は魔であって、大勢の人を惑わし、法を乱します」[1]と、説かれました。実は全ては師父と大法からいただいたものであり、私が顕示するものではありませんでした。私は嫉妬心を持ち、他人が自分より成績が良ければ機嫌が悪くなり、自分の学校が他人に軽蔑されるのも不愉快でした。師父は、「ここには一つの決まりがあります。すなわち人間は修煉の中で、嫉妬心を無くさなければ正果を得られないもので、そうしなければ絶対に正果を得ることはできないのです」[2]と語られました。私は自分の嫉妬心がここまで強烈だったとわかり、無くさなければならないと思いました。

 携帯電話への執着心を取り除く

 専門の芸術関係の資料を、先生にいつも携帯に送ってもらい、常に先生がどんな資料を送って来るか、見ていました。だんだん時間があれば携帯を見るようになり、先生が資料を送って来なければ、他のホームページを見たり、最近のニュースを見たりしました。大法弟子を迫害した邪悪が早く追い落とされることを望み、芸能ニュースを見ることも好きでした。誰が最優秀賞を得たか、どのスターの興行収入が億元を超えたかなども名利心であり、自分も有名人になりたいと思っていました。

 これらの心だけでなく、ゲームをやっているうちに頭に魔性が入り込み、いつも携帯を見る度に、心がそわそわして、親に対して機嫌が悪く、知らない人も気にいりませんでした。これは魔性でした。母に私が携帯を見たら別人になるとよく言われました。業力も増えましたが、学法をしてから再び純粋な子供に戻りました。

 私は携帯に夢中になることの厳重さを認識し、私が経験したことを子供弟子達に、「携帯をやめなさい! 携帯に夢中になることは百害があり一利もない」ことを伝えたいと思います!

 師父のご済度に感謝します! 同修達のご協力に感謝します!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「修める者の忌」
 [2] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/5/24/348297.html)
 
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