「本当に心から私達のためにやっているのですね」
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2017年8月18日】私はよく人に法輪功真相を話します。中で、もっとも印象に残ったのは、ある若者が最初の反対の態度から、最後には法輪功の真相を広めたいと気持ちが変わったことでした。

 ある日、かなり遅い時間帯でした。バス停ではバスを待っている人が少なく、20代の若者が案内を見ていました。私は彼に近づいて、「何番のバスに乗りますか」と聞くと、若者は頭を上げて、黙って乗りたいバスの番号を指差しました。「このバスは便数が少ないから、しばらく待たなければなりませんよ」と私は言いました。「この時間だと、バスはまだあるでしょうか」と若者はやっと口を開きました。「今の時間だと、後は最終便になるはずです」と私は言い、「今、バスは無料になったそうですね。中国共産党はこのように人心を買収しようとしても、何の役にも立ちません。今三退をした人数はすでに2億になりそうですから」と言うと、彼は「あなた達は『神は中国共産党を滅ぼす』とか、『三退して平安を守る』とか、そればかり言って、他に言うことはないのですか。僕の仲間達も『法輪功は三退しか言わない、もう耳タコができている』と言っていますよ」と冷ややかに言いました。

 「三退はとても大事な事ですよ。命に関わるもっとも大事な事ですから、言わなければなりません。例えば、あなたの先にマンホールがありますが、しかし、マンホールの蓋は盗まれています。落下防止のため、私は『前方にはマンホールがあるから、気をつけて下さい』とあなたに教えているのに、あなたは『あるならあるでいいよ、あなたに言われたくない』と言います。しかし、そのような事実を私は言わなくていいでしょうか。ヒトラーがユダヤ人を虐殺したことは知っているでしょう。あるタクシーの運転手は私に『どうしてヒトラーがユダヤ人を虐殺する悲劇は避けられなかったのか」と聞きました。私は『もし、中国の人々が皆三退をすれば、ユダヤ民族のような悲劇が再び起きることはないでしょう』と答えました。しかし、今、どれだけの人が私達法輪功修煉者の言葉を信じているでしょうか。私達は危険を冒して、広く同胞達に真相を伝え、老婆心から口を酸っぱくして三退を勧めています。しかし、どれだけの中国の人々が心から私達を理解しているでしょうか。私達も楽をして休みたいのですが、天災は人を待ってくれません。あなた達が中国共産党の巻き添えになって、ぬれぎぬを着せられ、スケープゴートになってしまうのを見たくないのです。あなた達にはすばらしい未来があって欲しいのです」と私は言いました。

 若者はしきりに頷いて、「今度はよく分かりました。あなた達は本当に私達の為にやっているのですね。帰ってから、仲間達にも必ずそう伝えます。彼らにももっと法輪功の話を聞いてもらって、法輪功はいったい誰の為にやっているかを知ってもらって、もっと法輪功を理解してもらおうと思います」と言いました。

 「それは素晴らしいことです。そうすれば、あなたは大いなる徳を積むことになります。あなたはすでに自分に素晴らしい未来を選択しました」と、真相を分かった生命を見て、私は本当に彼の為に嬉しく思いました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/8/15/349486.html)
 
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