何もかも、すべては師父が管理されています
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文╱中国の大法弟子 小恵

 【明慧日本2017年8月24日】私は1997年7月から法輪大法を修煉し始めました。20年近くの修煉の中、尊師の慈悲なるご加護の下、私は一つまた一つのと難関を突破して今日まで歩んで来ました。ここでは、二つの出来事をお話したいと思います。

 一つ目は2011年の8月に起きた出来事です。当時、私が住んでいる都市のある地域では、大法弟子が酷く迫害を受けていました。そこで、私達は地元住民に邪悪を暴こうとして、特に大法弟子を迫害する610弁公室(江沢民集団は法輪功を迫害するために成立した不法組織)の責任者を暴こうと考えました。

 その日の午前中、私達は真相ポスターに印刷する内容を書き終わり、その内容を二つのUSBメモリに保存し、二つのグループに分けて、USBメモリをそれぞれの資料拠点に送ろうとしました。当時、私の都市には六つの地域があって、私は運転できる同修Aさんと一緒に、四つの地域に届けることになりました。それは午前中に決めた事でしたが、午後から出かけようとした時、Aさんは突然電話を受け、別の事をやらなければならなくなりました。その日は暑く、気温が38℃にも達していました。私達は市内で一斉に真相ポスターを張り出す予定だったため、各資料拠点はその日の夜の8時までに真相ポスターの印刷を完成しなければなりません。そこで、私は自転車に乗ってUSBメモリを届けに出かけました。

 とても順調に最初の目的地に到着し、すぐにUSBメモリを同修に手渡しました。二つ目の目的地に着きました。建物に入った時、すぐに1台のパトカーと数人の警官が建物の下に到着したことに気付きました。私は心を落ち着かせて正念を発し、師父にご加持をお願いし、助けを求めました。すると、パトカーはしばらくしてから去って行きました。私はすぐにUSBメモリを同修達に渡しました。

 さらに自転車に乗って三番目の目的地に向かって出発しました。約1キロ走ったところで、後ろからまたパトカーがついて来ました。「私は李洪志師父の弟子です。すべてのことは師父のおっしゃる通りになります。もし、私に何か法に合致していない所があれば、すべて師父が正してくださいます。いかなる生命も、いかなる口実があろうとも私を迫害してはいけません。すべて師父にお任せします」と私は心の中で叫びました。不思議なことにこの一念が出ると、突然雷が鳴り、空が暗くなりました。先程まで暑さのためにガラガラだった通りに、突然人がいっぱい出て来て、皆慌てふためいていました。ちょうど交差点に来ていた私は、突然方向を変え路地に入ると、ザッーと雨が降って来ました。こうして、私は見事に後をついて来ていた警官を振り切りました。師父のご加持とご加護の下で、真相ポスターの内容は無事にそれぞれの資料拠点に届けることができました。

 翌日の朝、同修Bさんは家に来て、「昨日、あなたは何をしたのですか? 多くの警官があなたを追っている夢を見ましたよ」。私は笑いながら、「ちょっと用事があったので」と答えると、彼女は「それはとても恐ろしい場面でしたが、なぜか警察官はあなたを見失いました」。それを聞いた私はとても感激して、「大法弟子が行った法を実証するすべてのことは、実は私達足を動かしているだけで、すべて師父が行われているのです。師父はずっと私達のそばにおられ、法に則っていれば必ず私達を助けてくださいます」

 二つ目は2011年11月のことで、当時、地元の多くの大法弟子が不法に連行されました。邪悪を暴き、制止し、同修を救出するため、私達の市と周辺の県と他の市の一部の同修は一緒に交流をしようと決めました。しかし、交流会に参加する日の午前中、同修Bさんから、「今日の午後、必ずうちの家まで数点の家具を取りに来て」との電話を受けました。当時、夫はまだ現役で、私に「午後に必ず家具をもらって来てほしい」と言われました。私は交流会が終わってから車を頼んで取りに行けば間に合うと思って、とりあえず同修と一緒に交流会に参加しました。

 交流会はとても順当に運ばれ、皆さんもとてもよく交流を行いました。一方、家の事をとっくに忘れていた私は、夜、同修がバス停まで車で送ってくれました。私は夜の9時頃になって、Aさんから突然、「今晩、あなたはどうやって家具を取りに行くのですか」と言われました。この時、私は始めて家具を取りに行かなければならない事を思い出しました。私はとっさに、「家に着いた時、夫は麻雀をしに行っているので、Bさんが家具を家まで届けてほしい」と冗談半分で言いました。Aさんは吹き出しながら、「そんなふうにうまいこといけばいいね」と言いました。

 バスに乗ってから、師父に弟子の正念を加持して下さるようにとお願いしました。家に着いた時、夫は家におらず、私は靴を脱いて家に入ろうとした時、Bさんから電話がありました。彼女から「もう家に着きましたか」と聞かれ、私は「今着きましたよ」と答えました。彼女は「ちょっと待ってて、すぐに家具を家まで届けますからね」。暫くしたら、Bさん達が到着しました。凄い軍団でした。Bさんのご夫婦、2人の息子さん、そして次男の嫁(息子さん達は遠くに住んでいるため、普段なかなか来られない)、さらにBさんの叔父、叔母(彼らは普段引っ越しの仕事をしており、遠く住んでいる)も来てくれました。多くの人手があるため、仕事はあっと言う間に終わり、Bさん達が引き上げてしまってから、夫も帰って来ました。夫は部屋いっぱいの家具を見て、笑顔でいっぱいでした。夫は「僕は仕事から帰って来た時、家具はまだ来ていなかったのに、どうしてこの少しの間に家具が全部届いたのか」と聞きました。私は「ほら、あなたに言ったでしょう。すべては師父が管理されています」と言いました。

 私は心の中で、尊師に対する感謝の気持ちは、本当に言葉で表現できません。何もかも師父は私達のために綿密に按排して下いました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/8/15/346838.html)
 
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