修煉の中に人心を持ち込まない
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2017年9月23日】最近、中国で「米国ホワイトハウスのウエブサイトに署名する」という事件がありました。それは、同修間で実名で署名したあと、米国ホワイトハウスのウエブサイトに送ることです。当時、明慧ネットはこのような行動を早急にやめるように文章を発表しました。しかし、明慧ネットに掲載されたにもかかわらず、未だに迫害された人や家族のことを録音したり、音声ファイルフォーマットを作って中国共産党の巡視団体とテレビ局などに実名で送り続けています。これでは多くの衆生を救い済度する時間を台無しにしています。

 このような行動に対して厳しく指摘したいと思います。未だにこのようにしている同修は常人の「業績を得る」という人心を修煉の中に持ち込んでおり、ネットで多くの人が参加している勢いに満足しているのです。甚だしきに至っては、『精進要旨』の教えに反することになります。師父は「さらに甚だしい者は、皆を信服させ、服従させるために、いつも何かの噂話を広めたり、人騒がせなもので自らの声望を高めようとしていたり、または一人よがりに行ないます。いずれもこのようにしてはいけません」[1]と説かれました。

 そして「中国であれ、全世界のその他の地区の大法弟子であれ、迫害されている中で取る迫害に反対する方法はみな、中国の大法弟子の安全に気をつけなければなりません。大法弟子の安全に不利なすべての行為を止めるべきです」[2]と説かれました。

 邪党の巡視団体は、邪党のために働いており、市民のためではありません。特に法輪功のことについては、世のどんな常人や組織にも希望を託してはいけません。大法弟子は師父に従って行っており、人を救い済度します。私たちは世の人々が苦しんでいるのを助けようとしますが、これは一種の形式に過ぎません。実は私たちはこのような形式を利用して人を救い済度しています。

 もちろん、私たちはすべての人や組織に真相を伝えても構いません。しかし同修の安全を配慮しなければなりません。師父は「この過程で、問題が起こらなっかたこと自体は邪悪にとって最大の打撃になります」[3]と説かれました。

  一部の同修に忠告します。常人の大きな業績を得ることを追求する心を放下してください。恐れる心が少ない良いところを発揮してください。堅実に修煉して落ち着いて人を救い済度してください。

 不適切なところがあれば同修の慈悲なるご指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「いかに輔導するか」
 [2] 李洪志師父の著作:『精進要旨三』「学習者の文章に対する評注」
 [3] 李洪志師父の著作:『各地での説法十』「明慧ネット十周年法会での説法」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/8/3/351991.html)
 
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