文╱中国の大法弟子
【明慧日本2017年9月28日】師父は「集団で法を勉強し、集団で煉功することは私が皆さんに残したものです。迫害が極めて厳しい場合を除けば、中国大陸以外の他の地区はみな、このようにすべきです。これに従わない理由はありません。これは未来の人が法を得て修煉する問題に関わっています。ですから、集団で煉功し法を勉強することはなくてはいけないことです」[1]と説かれました。
私は1996年に法輪大法を修煉し始めましたが、3年後の1999年にやっと集団学法と集団煉功に参加しました。しかしその後、迫害が始まり、集団学法と集団煉功の環境がなくなりました。大法を修煉してから21年間、私は平和な時代、緊張で恐怖な時代を経験して来ましたが、しかし、どんな時でも、私の大法に対する信念を揺るがした事はありません。1999年「7・20」の迫害が始まった後でも、私はずっと法を学び、大法に照らして内に向けて探し、大法に合致していない一思一念を取り除くようにしました。
再び集団学法に参加する機会を得ました。同修達の助けの下、私は師と法を敬わない悪い癖を改め、そして様々な執着心を見つけて取り除きました。
一、集団学法は 師と法を敬わない私の悪い癖を改めた
小さい時から私はよく寝転がって本を読んだり、ベッドやソファーに寄りかかって本を読んだりしました。1999年「7・20」中国共産党が法輪功を迫害してから、もとの学法グループがバラバラになって、その後、ずっと1人で師父の経文や電子版書籍を学ぶしかありませんでした。昨年8月になってやっと学法グループに戻れましたが、しかし、その1ヵ月後、協調人が家を売却したため、私はまた1人ぼっちになりました。
毎日新しい学法グループに参加出来ることを待ち望みました。今年の3月に、ある同修が孫娘にお守りをくれた事をきっかけに、私はやっと新たな学法グループに入ることが出来ました。
普段、孫娘の世話をしているため、私は本で法を習うより師父の説法をよく聞いていました。最初、グループで法を学んだ時、私は流暢に法を読めず、座る姿勢も正しくなく、足を組む時間も短くて、同修達がそれらの問題を指摘してくれました。グループ学法では1日3講を習うようにしていますが、その間、同修達はほとんど両足を組んで、本を持ち上げ、とても正しい姿勢で宝の本である『轉法輪』を拝読しているのです。その姿を見た私は心から敬服しました。そして、「自分は必ず悪い癖を改め、同修達に追いつくようにしよう」と決意をしました。
同修達のことを羨ましく思った時、同修は「師父が私達に『足を組むことも業を滅することであり、その心志を苦しめ、その筋骨を労せしめることです』[2]、そして、『本を読むときに坐禅を組む利点としては、一つは坐禅を組むことをたくさん練習でき、二つ目は、それは煉功でもあるということです。これはとても良いことです』[3]とおっしゃっいましたよ」と言いました。
私はとても震撼させられました。法理が分かった後、私も両足を組んだり、片足を組んだりして、そして両手で本を持ち上げて法を学ぶようにしました。今、その姿勢を1時間以上維持出来るようになりました。それによって私は惰性を克服し、精神力を強めました。
二、集団学法は 私の正念と慈悲心を強めた
集団学法に参加して数ヵ月の間、私は何度も試練に遭い試されました。まず父親は脳梗塞で入院し、その後、結腸癌だと診断され、手術を受ける始末となりました。私は情に動かされ、毎日父親の看病で忙しく、学法と煉功の時間が取られてしまいました。また、3才未満の孫娘の面倒を見なければならないため、発正念の回数も減り、そのため、邪悪の要素は私の体に対して迫害を強めました。毎回病院から帰って来ると、私は心身ともに疲れ切った感じがしました。さらに、孫娘が四六時中ずっと私に付いており、息子と息子嫁は孫娘のことを私に丸投げしてしまったのです。
法を学ぶ時、「それはまさにあなたを苦しめるためのものではありませんか?」[4]との師父の法が私の目に飛び込んで来ました。そこで、私は情を放下して息子に電話して、「早く実家から出て独立しなさい。私は静かに修煉をしたい」とはっきりと言いました。正念が出た途端、私の空間は直ちに明るくなりました。そして、朝、時間通りに煉功と発正念をすることが出来るようになりました。私は時間を切り詰めて、修煉をしなくてはならないのです。
三、集団学法の中で 深く隠れた様々な執着心を見つけた
集団学法を通して、私は、「他人が自分を写す鏡である」ことを理解しました。グループで法を習い、交流をする時、私の様々な執着心は暴かれました。例えば、同修が困った時、私は進んで助けに出ましたが、しかし、同修に、「助けは完璧ではない」と言われた時、私はとても辛く感じました。
また、グループで法を学ぶ時、私がその場で同修の不足を指摘すると、同修は急に怒り出し、私を追い出して、彼女の家に入れてくれなくなりました。私は彼女に、「着実に修めていない、真・善・忍をやり遂げていない、深く党文化に毒されている」と率直に言いました。そして、「それは真のあなたではない、偽りのあなただ」と指摘した時、彼女は次第に落ち着いて来ました。同時に、私も自分の嫉妬心、顕示心、人に言われたくない心、人に軽視されたくないなどの人心を見つけました。「これだけの人心を持っていれば、どうやって師父について家に帰ることができるだろうか」と思いました。
その日から、私は両足を組んで法を学ぶようにしました。一層の法理を悟った時、体の震動を感じました。そして、絶えず法を学び、絶えず体の震動を感じました。こうして、私の体も境地も大きく変わり、同修達も皆私の向上が早いと褒めてくれました。
集団学法の時、同修達は明慧ネットで発表した修煉体得についてもよく交流しました。私は遅れを取ってはいけません。私ももっとしっかり、三つのことを行うようにしたいと思います。偉大な師父が弟子に残して下さった集団学法の環境に感謝いたします。師父の救い済度のご恩に感謝いたします。
注:
[1] 李洪志師父の経文: 『二〇一六年ニューヨーク法会での説法』
[2] 李洪志師父の著作: 『法輪大法義解』「長春法輪大法輔導員のための説法」
[3] 李洪志師父の著作: 『ヒューストン法会での説法』
[4] 李洪志師父の著作: 『轉法輪』