文/中国の大法弟子
【明慧日本2017年10月16日】最近、同修たちと真相を伝えるとき、ある現象に気が付いたので交流しました。真相を伝えるとき、私たちは一方的に相手に話しをするとことが多く、少しでも早く真相を分かってもらおうとして、ついつい早口になってしまいます。そうすると逆効果になってしまい、相手がイライラしてきたり、私たちの話しを聞かなくなります。それは会話が一方的であり、双方向性が無いからで、まるで新人セールスマンのようです。まさに私がそうでした。
10年前、私は初めて街に真相説明に行きました。法輪功が迫害されている真相を相手に一気に話しました。すると相手の人は私の話しを聞いた後、「まるでセールスマンのようで、説明が上手いですね」と褒めてくれました。そこで私は「セールスマンは自分の商品を勧めてお金を貰いますが、私たちはお金を貰いません。あなた達の平安と幸福だけを望んでいます。表面から見ると同じように見えますが、やりがいが違います」と話しました。その時、私は上手く説明が出来てとても嬉しく思いました。真相を伝えるときの効果もよく、多くの人が中国共産党(以下、中共)から三退しました。
しかし、私はある出来事で内に向けて探すことになりました。それは、私が中共に迫害されていた10年の間、息子と離れていましたが、息子が大学生になった時、私のところに戻ってきました。息子と一緒に暮らすようになって、息子のある癖に気が付き、とても驚きました。息子はとても早口でよく聞き取ることが出来ず、度々復唱してもらいました。
以前、真相を伝える時、私も早口であると同修に指摘されたことがありましたが、全く気にかけませんでした。しかし、息子の早口は私の鏡であり、自分に照らしてみるきっかけになり、重大なことに気が付きました。早口で一方的に話し続けることは、自己顕示につながることが多いのです。それからというもの、人と話しをする時は、速さや声の大きさに注意して、相手に合わせることを意識するようにしました。すると相手の反応もよくなりました。真相を伝える時も様々な人と共感できることが多くなってきました。
私たちは真相を伝える時、相手と上手く受け応えが出来れば、相手から本音を聞くことが出来ます。さらに落ち着いて、口調や速度、話しぶりにも注意し気を付けていれば、相手に法輪功が迫害されている真相を上手く伝えることができ、相手とのしこりが解ける大きな鍵だと思います。地元にいる煉功点の同修が「自分が話しをする時、穏やかに話すように気を付け、聞き上手になった時、自分自身もうまく相手に真相が伝わったと感じられます」と話してくれました。
次元が限られています。適当でないところがあれば、同修の指摘をお願いします。