新しい修煉者 法輪大法を修煉して素晴らしさを知る
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文/中国の新しい修煉者

 【明慧日本2017年11月8日】私は幸運にも大法の修煉を始めた新しい修煉者で、今年65歳です。私はどのようにして大法の修煉を始めたのでしょうか?

 2012年の秋、私は夫と一緒に刈り取ったトウモロコシの茎を羊の冬の飼料用に、羊小屋の棚に積み上げました。夫が下から投げると私はそれを受け取って、棚に積んでいきました。私が何回か受け取った後、束をきれいに整えようとしました。その空いている間に、夫は家に戻りました。ちょうどその時、私は突然足が滑って、羊小屋の中に落ちてしまいました。頭がちょうどコンクリート製の飼料桶にぶつかり、痛みと驚きで意識を失いました。夫が小屋へ戻ってきた時、私の姿が見えず、小屋の中で倒れているのを発見し、とても驚きました。慌てて私を呼び覚まし、病院に送って、傷口を何針も縫いました。

 しばらく療養すると頭部の傷口はよくなりましたが、両眼の調子が次第におかしくなり、ものがどんどん霞んで見え始めました。数人の医者に診てもらいましたが、好転せず、視力は絶えず落ちていきました。一部の家事もできなくなり、すでに正常な生活に著しく影響し、精神的な圧力もますます大きくなりました。医者からは再三にわたり、今後体力を使う労働には従事してはならないと厳しく言われました。これを聞いて私はぞっとし、恐怖心も生まれました。

 これまでは、私は家事にしろ、畑の仕事にしろ、私にできる仕事であれば、すべてしてきました。子供たちが身辺にいなくなり、今まで夫が一人で畑仕事に行くことはほとんどありませんでした。いわば私はこの家の主要な労働力でした。今はすべてを夫が一人でやらなければならず、一日中てんてこ舞いをしていました。

 私の状態がますます悪くなるのを目にして、夫はいらいらしましたが、私自身も焦ってもなす術がありませんでした。息子と娘も家に帰って来ました。私の状況をみて、みな北京の大きい病院に行って診てもらうよう勧めました。ちょうど姪が北京でバイトをしていたため、1週間後、夫を家に残して、休暇を取った娘と一緒に北京に行きました。

 北京のある病院で専門医の診察を受け、脳出血により視神経が圧迫されて、視力が落ちているという診断でした。しばらく治療すると視力はある程度好転し、基本的に物をはっきり見ることができるようになりました。しかし、医者は開頭手術をする必要があり、手術費用は数万人民元だと言いました。

 それを聞いて私は大変驚きました。どうしても手術したくない、すでに60歳過ぎて頭を開いて、もし手術台から降りられなくなったらどうしよう? また、どこにそれほどの大金があって手術するのか? 一日中、独りで悩み苦しました。ただ早く家に帰りたかったのです。娘は私に手術を受けさせようとして、電話で兄(私の息子)と父(私の夫)に相談しました。まず家に帰って手術費用を集め、再び北京に来て手術をする、ということになりました。こうして、私は病院で処方された薬を持ち、娘は姪に別れを告げて帰宅しました。

 家に帰るとますます怖くなり、遠い北京には二度と行きたくなく、しかも家にはそれほど多くのお金もありません。子供たちも裕福ではなく、私が北京に行くと娘はまた休暇を取って私に付き添わなければならないなど、あれこれ考えて悩んだため夜、まったく眠れなくなりました。

 ちょうどどうすればよいか困っていた時、1999年ごろ、村で多くの人が法輪功を修煉していたことを突然思い出しました。姑もかつて煉功していました。当時、姑は様々な病気を患っていて始めたのです。その一つは物が見えなくなったことでした。大法を修煉してから姑の身体には大きな変化が起こりました。元気になり、特に物がはっきり見えるようになり、息子夫婦を手伝って家事もできるようになりました。

 姑には4人の息子がいます。夫は長男で、当時、姑は末の息子夫婦と一緒に生活していました。中国共産党が法輪功に対する迫害を始めた後、末息子夫婦は怖くなり、あれこれ嫌がらせをして母親が煉功するのを許しませんでした。その結果、姑は持病が再発し、この世を去りました。

 姑の身体の変化とその他の大法弟子の状況から、私は法輪功が素晴らしいと知っていました。ここまで考えると、私の心はまるで大きな扉が開かれたかのように、一気に大変明るくなりました。法輪功に対してもっと知りたいと強く思いました。法輪功修煉者の所に行き、とことんまで聞きたいと思いました。私の目はもしかして、ほかに治療法があり、どうしても手術しなければならないということはないだろうと思いました。

 私は法輪功を修煉している女性(私より若い)が毎日我が家の前を通っているのを知っていました。その日、私は入り口で彼女を待ちました。彼女の姿が見え、お互いに挨拶をした後、私は慌てて「私はあなたにお聞きしたいことがあります」と伝えました。彼女はすぐ足を止めました。最近、私が遭遇したこと、北京に行って治療を受けたことなどを簡単に伝えました。話を聞いた彼女は穏やかに「今日から心を込めて『法輪大法は素晴らしい』、『真・善・忍は素晴らしい』と念じれば不吉なことに出くわしても、むしろそれを良いことに変えてくれます」と言いました。私は「分かりました。覚えました」と言いました。

 その法輪功修煉者と話し終わった後、私は歩いている時も、寝る前にも、とりあえず仕事もできないので、時間が多くあり、一日中黙々と『法輪大法は素晴らしい』、『真・善・忍は素晴らしい』と念じました。

 そして、とても不思議なことがありました。数日後、私は物がはっきり見えるようになったのです! その嬉しさは言葉では言い表せないものでした。私はすぐその修煉者の自宅を訪れ、物が見えるようになったと興奮しながら告げました。

 その修煉者はとても喜び、していた仕事を止め、私に詳しく法輪功の実態を話してくれました。法輪功は「法輪大法」とも呼ばれ、佛家上乗修煉大法であり、修煉者に宇宙の特性、真・善・忍の基準にしたがって、厳しく自分を律し、良い人になるようにと教えているということを知りました。

 私は少しずつ分かってきました。人生において、まだこんなに素晴らしい一面があることに驚き、嬉しくなりました。大法の師父と修煉者に対して敬服せざるをえませんでした。心の中で、修煉したい願望が生まれてきました。修煉者は「天安門焼身自殺事件」の真相について、また、共産党がなぜ法輪功を迫害しているのかも教えてくれました。

 それから数日後の夜、私たちは『我们告訴未来』、『風雨天地行』などの法輪功の真相DVDをみました。ある日、私は大決心をしました。勇気を出して、その修煉者に「私もあなた達と一緒に煉功したいです」と告げました。それを聞いた彼女は喜んで「本当によかった。教えてあげます。私達の師父は『轉法輪』という本の中で『佛性がひとたび現われると、十方世界を震わす』[1]と説かれています。今日、あなたは自ら大法の真相を知りました。これはあなたが大法と縁があることを証明しています。もしかして、私達の師父はすでにあなたの面倒をみていらっしゃるかもしれません」と言いました。

 それを聞いた私は興奮して「あなたのおっしゃるとおりです。最近、私の目は北京から帰ってきたばかりの時より、はっきり見えます。私も師父が私の面倒をみてくださっていると感じます」と答えました。私は知らないうちに「師父」と呼び始めました。

 その後、目は日々良くなりました。夫も子供達も再び北京に行き手術を受けるよう言わなくなりました。

 それから、その修煉者は私と一緒に李洪志師父の『広州での説法』のビデオをみました。また5式の動作を教えてくれました。師父は説法のなかで、やさしいところから難しいところまで、人間の生命の存在の目的について、人はなぜ病気になり、苦痛に遭うのか、人は悪いことをすると業力を得、業力は病気になる根本的な原因であり、修煉は最終的に返本帰真するなどなど説かれました。師父の説法を聞いて、私は生命の存在の意義が分かってきました。これは過去に一度も聞いたことがありませんでした。

 私はかつてない心地良さを感じ、そして密かに喜びました。私にも師父がいらっしゃいます。こうして私は大法を修煉する道を歩み始めました。

 私は師父と大法の要求通り、あらゆることに対して真・善・忍の基準で自分に要求しました。時には修煉はあまりにも難しいと思います。私は字が全く読めないので、本を読んで法を学ぶことができません。ただ時間がある時、師父の説法を聞き、なるべく煉功者の基準で自分に要求するだけです。正しく行ったら、楽しく、とても心地よく感じます。なるほど、修煉とはこんなにも素晴らしいんですね。

 それ以後、目は日々良くなりました。眉根の皺も消え、元気になり、顔色は赤くてつやつやして、身体も以前より健康になりました。現在、目はすでに正常な状態に回復し、どんな家事もできるようになりました。

 私はそもそも道理に適わなくても争い、また道理に適っていれば更に相手を許しませんでした。両親は私達5人の子供を育てましたが、私は一番下でしたので、幼いころから乳母日傘(おんばひがさ・過保護に育てられる)でした。幼いころ、兄や姉は至るところ全て私に譲ってくれていたので、私は常にうまい汁を吸う性格が身についてしまいました。それで、結婚して40数年間、夫はずっと私に怒られていました。

 夫は古い共産党員です。兵士になったことがありますが、臆病で、しかも頭の中は無神論でいっぱいです。最初、私は煉功していることを彼に隠していました。大法を修煉してから、師父は私の身体を調整し、浄化してくださいました。現在、病気はなく、身体が軽やかになり、家事もほとんど私が一人でしています。煉功してから数日も経たないうちに、病院でもらった薬と息子が北京で買ってきた薬をすべて密かに捨てました。家族はみな私が薬を飲んでよくなったと思っていましたので、私が煉功してよくなったと認めません。

 時間が経つにつれ、夫はやはり私が煉功していることを知りました。それから、立場が逆になり、彼は私を抑えつけようとしました。私の顔色が良く、生き生きとして、どんな仕事もできるようになったのをみて、彼は朝から晩までテレビを視聴し、酒を飲んで酔っぱらい、怠けて家事もせず、ちょっとしたことで怒り出します。しかも、聞き苦しい汚い言葉を口にします。時には私も我慢できず、少し言い返しますが、以前のようにしつっこくはなく、悪い言葉で人を傷つけることもありません。

 私は自分が修煉者であることを自覚していて、高い基準で自分に要求しなければなりません。師父は私たちに説かれています。「修煉するにあたって、具体的なトラブルに対処する時、誰かに辛く当たられたりした場合は、たいてい次の二つの状況が考えられます。一つはおそらく前世にその人に対して何か悪いことをしたのかも知れません。あなたは、『どうしてわたしにこんなひどいことをするのだろう?』と言って心のバランスをくずすかも知れませんが、しかし、あなたはなぜ前世でその人にあんなことをしたのですか? 『あの時のことは知らない。現世は前世と関係ない』とあなたは言うかも知れませんが、そういうわけにはいきません」[1]

 大法は私の目を治してくれただけでなく、さらに重要なことは、私の生命を昇華してくださいました。私は心の底から大法を修煉する素晴らしさが分かるようになりました。

 私は修煉して日が浅く、修煉者に対する大法の要求とはまだ非常に差があります。しかし、私は大法を修煉して心身が極めて大きく変化したことをしみじみ感じています。私は引き続き絶えず厳粛に、真剣に修煉します。修煉の到達すべき最終の目標である、自分の天国世界に戻って行きます。

 慈悲で偉大な師父に合掌いたします。師父と大法の救い済度のご恩に感謝いたします!

 不適切なところについては、同修の皆さんの慈悲なるご指摘をお願いします。

 同修の皆さん、ありがとうございました!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/10/30/356082.html)
 
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