どこでも善意を持って人を助ける
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2017年11月15日】私の家は町と村の境にあります。家の裏庭の隣人は果物の商売をしていますが、路地が狭いため、車の出入りができません。夜になると、彼らはいつも外においている車に載せた荷物を見なければならず、暑い夏、寒い冬、大変苦労していました。私達は自分の裏庭の32メートルの塀を50センチほど中にずらして、道を広くしました。そうすると、近所の車は自分の庭に入れるようになりました。彼らは大変感謝してくれました。

 家の近くの砂利道は雨が降ると、道はドロドロになって大変不便でした。皆はこの道を使っていますが、誰もなにもしてくれません。私達は自腹で車を雇い、砂や石を運び、家族4人で働き、数千元をかけて200メートルの道を舗装しました。それからは、周りの住民や山に耕作に行く人、遊びに来る人は雨や雪のために苦労しなくても済むようになりました。

 1999年7月、中国共産党の江沢民が法輪功に対して狂ったように迫害を始めてから、私達夫婦は不当に重い刑を科されました。出所後、家に戻って来たら、自分の会社のものはほとんど盗まれ、奪われ、何もかもなくなりました。犯人が誰かわかっていますが、私達はその人に一言も言わず、物も返してもらいませんでした。

 大法は家族全員に、どこでも善意を持って人を助けるようにさせてくださいました。ある日、私達は車で親戚の家に行く途中、たくさんの荷物を持って出稼ぎに行く女性に会いました。彼女は60歳前後でした。「車に乗ってください」と声をかけると、彼女は乗りたいと言い、町まで送ることになりました。彼女の話によると、彼女は人に騙され、大変落ち込んでいるとのことでした。私達は彼女に大法の真相を話しました。真相を知った彼女は、気持ちが随分楽になり、車から降りた時、お金を払おうとしましたが、私達はそれを断わりました。彼女は涙を流しながら「世の中には、こんなにいい人がいるのですね!」 ととても感激しました。私達はさらに大法のお守りをプレゼントし、三退をさせ、「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」と念じるように教え、「念じれば、神仏のご加護をいただけます」と告げました。

 またある日、私達は2人の人を車に乗せました。彼らが長距離バスに乗れば、140元ほどの運賃を払わなければなりません。私達は彼らを数百キロも乗せて、最後に長距離バスのバス停まで送ってあげました。彼らは中国共産党のメデイアが宣伝したデマを信じていました。そこで、「私達はメデイアに宣伝されたような悪い人に見えますか?」と聞き、彼らに法輪功の真相を話し、三退をさせ、大法のお守りをプレゼントしました。彼らは自分のお守り以外に、家族のお守りも受け取りました。彼らはお金を払おうとしましたが、私達はそれを断りました。彼らは非常に感謝してくれました。「感謝するなら師父に感謝してください」と私達は言いました。

 私達のところには、バスが通っていないし、タクシーもほとんど頼めません。息子は車で出かける時、人に会えば必ず乗せてあげています。便乗する人がお金を払おうとしても、息子は断り、時にはその人を目的地まで送り届けました。途中、息子は大法の真相を話し、三退して平安を守る事を話しています。

 一度、息子は携帯電話を拾いました。息子は携帯電話に登録されていた電話番号に電話をかけ、落とし主を探し、最後にようやく落とし主の親戚と連絡が取れ、更に落とし主と連絡が取れました。落とし主が携帯電話を受け取りに来た時、謝礼を払おうとしましたが、息子はそれを断わり、「僕は法輪大法の修煉者で、他人のために考えるようにしています。お金はもらいません」と言って、その人に大法の真相を話し、「神は中国共産党を滅ぼす」こと、「三退して初めて平安が守れる」ことを話しました。その人はとても感激して、三退を表明しました。

 一回、夫は7千元を拾いました。「どなたかお金を落していませんか?」と聞きました。周りの人は皆無くしていないと言いました。最後に、1人の人が自分のお金がなくなったことに気づき、夫からお金を受け取った時、彼はとても感謝してくれました。夫は「感謝するなら、私達の師父に感謝して下さい」 と言いました。

 2015年、私達一家は江沢民を告訴しました。警官達は我が家にやって来て、1人の警官は師父の写真を没収しようとしました。いつも無口な夫は「だれの写真を飾るのも僕の自由だ。1枚の写真はどうしたのか? 誰も触るな!」と怒りました。警官は慌てて師父の写真を元に戻しました。警官は私達を派出所に連行し、「どうして江沢民を告訴したか」と尋問しました。私は「法輪功は私達にいい人になるように教えてくださり、私達はいつでも、どこでも善意を持って人を助け、他人のために考えるようにしています。しかし、江沢民はいい人を嫉妬し、私達を残虐に迫害し、私達夫婦に重い刑を科しました。そのため、子供達は学校に行けなくなり、会社も倒産しました。この数年間、保護者がいない状況の中で、子供たちは満足に食事も生活も出来ず、家屋も崩れました。我が家はどれだけ被害を受けたでしょうか? これはすべて江沢民が犯した罪です。私達は彼を告訴すべきではないでしょうか」と言いました。

 警官は「あなた達を連行した警官をどうして告訴しないのか?」と聞くので、私は「警官も被害者です。警官は江沢民に強いられてやっているだけです。しかし、彼らは自らを害しています。私達は警官を告訴しません、元凶を訴えるのです」と言いました。記録を取っている警官が「お宅の生活は結構裕福じゃないか」と言うと、もう1人の警官は「迫害がなければ、もっといい生活をしているはずだよ」と言いました。

 彼らは私に署名させようとしました。私は「法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らしい。江沢民を告訴するのは無罪です。それを書いて下さい」と言いました。記録をしていた警官は「法輪功は素晴らしい。江沢民を告訴するのは無罪だ。法輪功は人々を心身共に健康にしてくださる」と書きました。そして、彼らはにこにこして私達を家に帰らせました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/11/6/355307.html)
 
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