心を尽くせば 全てがうまくいく
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2017年11月29日】私はいつも中国へ電話をかけて、三退を勧めています。始めたばかりの頃は、自信がなかったため、電話で三退を勧める事に躊躇っていました。その後、心性を高めなければならないと思い、法を多く学び、発正念をしっかりするように励みました。師父は「法は一切の執着を打破することができ、一切の邪悪を打破することができ、一切の虚言を排除することができ、法は正念を固めることができるのです」[1]と説かれたからです。

 その後、電話をかけて三退を勧めました。師父からご加持と激励をいただき、努力の甲斐もあって、三退する人が日に日に多くなって来ました。私もより自信を持つようになりました。電話を掛けるのは心を修める過程でもあります。電話を受ける相手の中には、とても聞き苦しい言葉を発する人もいれば、「お前らは政治をやっている」とか、「反政府活動をやっている」とか言う人もいました。しかし私は何を言われても臆することなく、電話をかけ続けました。

 ある日、70代の女性と電話が繋がりました。最初、彼女は態度がとても悪く、私の話をまったく聞こうとせず、そして「自分はクリスチャンだから、神に管理されている」と言いました。私は彼女に貴州省平塘県掌布郷にある「中国共産党亡」と書かれている蔵字石の事を話し、「それは神様が中国共産党を滅ぶそうとしている天象です」と話し、「法輪功はすでに100余りの国家と地区に広められています。中国だけが弾圧して、煉功を禁じています。法輪功を習う人が多くなったから、江沢民は自らの権力が脅かされるのを恐れ、そして、法輪功が広く広められたことを嫉妬して、弾圧を強行しました。彼らは天安門焼身自殺をでっち上げ、法輪功を陥れたのです」と話しました。1時間以上も話し、最後に、彼女は話し始めた時とは打って変わって、私の誠意に感動した様子で、中国共産党からの脱退を承諾しました。

 私はいつも夜に出かけ、静かな場所を選んで電話をかけるようにしています。今、電話を掛ければ掛けるほどやる気がどんどん出てきます。私には合わせて11冊の電話帳があり、1冊には500の電話番号があり、1冊目では40人の人を三退させました。その後、ますます三退する人が多くなり、一番多い時は、1冊で70人の人を三退させました。

 ある冬のことでした。外では綿入れの服を着ていても凍るほど寒く、手がかじかみそうになりました。それでも私は厳しい寒さの中で、電話を掛け続けました。時には、「こんなに大変なことはもうやめようか? しかも、いつも1人ぼっちで、一緒にやってくれる人もいないし……」などとあれこれ思いました。しかし、考え直して見れば、「慈悲心を持たなければいけません! 私の使命は人を救うことです。衆生は苦しんでいるのです! 私が彼らを救わなければ、彼らには命がありません。このぐらいの辛さはなんでもありません」と思い直しました。心性が高まると、関門もやって来ました。

 ある夜、7時過ぎに、私は電話をかけていて、結構疲れていた時のことです。あるおじさんが私に向かって歩いて来ました。私は土塀に寄りかかって北に向かって立っており、こちら側にはホウレンソウ畑があって、おじさんはホウレンソウ畑に沿って歩いて来ました。私はすこし不安になり、師父にご加持をお願いしました。おじさんは私の前に来て、「こんな遅くに、お前はここに何しに来たんだ?」と聞きました。「家のホウレンソウ畑を見に来ました」と言うと、「お前はここで今何をやっているんだ?」と聞かれ、私は「人を救っています」と答えました。こうして、私は彼に三退して平安を守る事を話しました。おじさんは真相を受け入れてくれて、少年先鋒隊から脱退しました。

 私はやはり少し心配になり、「明日、ここにはもう来られない。場所を変えよう」と思いました。ところが、翌日、新しい所でも、またこのおじさんとばったり会いました。私の心に狙いをつけて来ていると思いました。私はさらに遠いところに場所を変えました。あっと言う間に2カ月が過ぎました。毎回、夜に遠くまで出かけているので、師父のご加持がなければ、私1人ではとてもやり遂げられません。

 最近、何回も警察署や610弁公室まで電話を掛けてしまいました。彼らは「お前の位置はすでにキャッチしている。今すぐお前を逮捕しに行くぞ」と脅かしました。私は「優しそうな声をしていますから、あなたはそんなことをしないでしょう。それに、警官も命を守らなければならないのではありませんか? くれぐれも江沢民について、後戻りの出来ない道に行かないようにしてください」と言いました。そして、法輪功は世界で広く広められていること、貴州省の蔵字石のこと、天安門の焼身自殺は自作自演のでっち上げだということなどを話しました。警官らは大法の真相を聞くと、態度も次第に緩和し、最後に真相を受け入れてくれて、中国共産党からの脱退を承諾しました。

 今、私はやればやるほど順調にできると感じています。1枚のテレホンカードで、多い場合百数人、少ない場合でも50人ほど三退させることができます。時には、1本の電話で2、3人、時には5人が一緒に三退することもありました。「平安を守る」と言う話を聞くと、電話に出た男性は三退し、そして奥さんも電話に出て「私も中国共産主義青年団から脱退します」と言い、さらに、「3人の息子も脱退しますからね」と言いました。私は「息子さんの同意がなければだめですよ」と言うと、奥さんは「とりあえず脱退させてください。後で必ず息子に話しておきますから」と言いました。

 注:
 [1]李洪志師父の著作:『精進要旨二』「妨害を排除せよ」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/10/14/355461.html)
 
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