文/中国の大法弟子
【明慧日本2017年12月17日】私は明慧ネットから同修の法の暗記の体験文章を見て、大いに啓発されました。本日、自分の法の暗記の体験を皆さんと分かち合いたいと思います。法に合わないところがあれば、同修の慈悲なるご指摘をお願いします。
私は1997年から修煉を始めた古い大法弟子です。江沢民集団が法輪功の鎮圧を始めた後、私は9年7カ月もの間、洗脳班や労働教養所、刑務所に送られ、不当に拘禁され、最も邪悪で卑劣で、かつ残忍ないろいろな酷刑を受けて迫害されました。中国共産党の迫害の中で、大法は正念を与えてくださり、私は正念を守りながら今日まで歩んで来ました。それゆえに、私は大法のこの上ない有り難さや大切さ、貴重さ、重要性を深く分かっています。
一、法の暗記
2006年、私は労働教養所から出た後、毎日時間を無駄にせず法を勉強しましたが、睡魔にひどく妨害されました。私は睡魔の排除に頑張りましたが、学法の時、いつも法を心に入れられずとても悩んでいました。私は一部の同修が法を暗記していることを知っていましたが、自分の記憶力がよくないという一つの固定観念にとらわれ、私には無理だろうと少し恐れていました。その後、この観念を解体し、法の暗記を決意しました。
法を初めて暗記する時はとても難しく、一段に数時間を掛け、ときには1日に十数時間をかけても1ページの暗記もできませんでした。一段の暗記ができた後、さらに次の段へ進み、前後の段落をつなげてもう一度暗記しませんでした。このようにして、私は『轉法輪』の暗記に半年をかけました。暗記がゆっくりしていますが、私はあきらめず毎回少しずつでも暗記し、少し得ることができました。今までのように、半日をかけて読んでも何も分からなかった事より、よほどいいのです。その後、2回目の暗記にかかったのは3カ月、3回目の暗記にかかったのは1カ月半でした。その後、さらに速くなり、2008年9月までに、私は12回も暗記しました。
13回目の暗記に入り、私は第三講を暗記しているとき、連行されて懲役4年の不当な実刑を受けました。2012年11月、家に帰ってきた後、私はまた法を暗記し始めました。当時、私は毎日6ページを暗記し、次に師父の各地での説法を読みました。昨年から私はまた暗唱し始め、ようするに一段一段の順に暗唱し、忘れや迷いがあるとき本を開いて確認し、毎日三篇の説法を暗唱しました。今年からは録音ペンを買って来て、自分の暗唱を録音して本と対照し、間違いがあればすぐ直しました。現在、私はグループ学法のとき、本を読まずに暗唱し、間違いがあってもそれは僅かなものでした。
二、感想
私は天目が見えません。法を1回暗記した後、自分の心身がどのように変化したのかは全く見えなかったのですが、法の威力を感じました。2008年、私は12回目の『轉法輪』を暗記した後、法は強い正念を与えてくださいました。刑務所の警官に面しているときでも、恐怖心が小さく、刑務所内での点呼のとき、私は「はい」を言わず、「報告」もせず、刑務所の「労働」もやらず、囚人のするすべての仕事もやらず、刑務所の警官たちは私に対して頭を抱え、困りはてていました。2008年邪悪な警官はまず私を拘束して省の洗脳班に入れましたが、私を転向させることができず、18日後、私を留置所に移送しました。2012年、私は刑務所から出た後、「610弁公室」はまた私を省の洗脳班に連行しました。当時の洗脳班は私を嫌がり、「救えないから、当地に連れって帰りなさい」と言いました。当地の「610弁公室」と国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の隊長は、私に同修と付き合わないように約束させようとしましたが、私は「これは私の合法な権利を侵害するものです」と拒否しました。警官たちは再び私を洗脳班に送り、「共産党の二つの大会が終わったら、戻してもらう」と依頼しましたが、私が手に負えず、洗脳班は毎日のように、警官たちに迎えに来るようにと催促しました。
私は邪悪な警官たちに転向されず、拘禁され続けました。私にはまだまだ強い闘争心、怨恨心、多くの執着心があり、旧勢力に隙きに乗じられたのが分かっていましたが、恐怖心は以前よりだいぶ少なくなりました。
法の暗記が前に進みにつれて、修煉の環境が良くなりました。子供たち2人は地方で生活し、孫を世話する人もいます。私は修煉に専念でき、毎日、一心で三つのことをしっかりやりました。そして数年停止されていた給料も今年からもらい始め、毎月4千元以上もあり、生活の保障も出来てきました。
法の暗記後の真相伝えにも効果がよく、2012年刑務所から帰ってきた後、師父の加持の下で、縁がある9人の人達が次々と大法の修煉に入ってきました。また以前修煉をやめた一部の同修を誘い、再び大法の中に戻って来てもらいました。師父は縁がある人を導いてくださり、私に彼達を救い済度させ、史前の誓約を果たすように助けてくださいました。
法を暗記してから私の外観も大きく変わりました。私は今年69歳で髪の毛は黒く、しわも少くなく、老人斑もほとんどなく、肌がきめ細かく、白くて血色も良いのです。多くの人は「あなたはどんな服を着ても似合いますね」と言いました。以前、大法を最も抵触した人も「なんでこんなに若いの?」と聞かれ、私は当然のことながら「大法の修煉をしているからですよ。この大法がいかに素晴らしいかお分かりでしょう。虚言など信じないでくださいね」と伝えました。
師父のおっしゃった「相は心から生じる」[1]という法理について、私の理解では人の頭の中に大法が多く入れば入るほど、言うまでもなく、外観にも顕著に法の素晴らしさが現れて来るということです!
注:
[1] 李洪志師父の著作:『各地での説法十』「大紀元会議での説法」