文/中国の大法弟子
【明慧日本2018年1月10日】以前、法を暗唱することによる収穫に関する修煉体験をたくさん読んだことがあります。また私の周囲にも何回も『轉法輪』を暗唱した同修がいます。またグループ学法の時、大法の書籍を持たず、一字も間違わず暗唱できる同修がいると聞き、私は本当に恥ずかしく思いました。私はかつて『轉法輪』を暗唱したことがありますが、その後、非常に長い間、暗唱していません。まるで暗唱することが時間を無駄に費やしているように感じ、他のことで忙しくなると忘れたりもして、少し怠けていました。
最近、まれに心が静かになると、かつて暗唱した法が脳裏に絶えず浮かんできます。わざと暗唱したことではなく、まるで私にかつて暗唱した大法を忘れないで、必ず引き続き頭の中に深く刻んでおき、生命の微視的なところまで法に溶け込むようにヒントを与えているかのようでした。私は非常に感動しました。まるで私のこの生命に含まれている無数の細胞、無数の生命が皆そのために喜び、飛び上がっているようで、とっくにこうなるべきだったようでした。
私は学法グループの同修に、「一緒に法を暗唱しましょう! 絶対可能だと思います。みな互いに督促しあい、互いに注意し合えば、必ず大法を暗唱できると思います。暗唱をはじめれば遅くないし、暗唱すれば収穫があります」と話しかけました。
そして同修はみな法の暗唱をはじめました。毎度のグループ学法の前後に、時間があると暗唱をはじめました。一人ずつ暗唱し、暗唱できた段落分だけでも暗唱し合いました。
私はひとりで法を暗唱する時、プレッシャーがなく、自分で暗唱したい段落まで暗唱したりしていましたが、一旦ほかのプロジェクトで忙しくなるとそれに気を取られ、法の暗唱は停滞してしまいました。みな一緒に法を暗唱することで束縛があり、必ず暗唱しなければならず、時間をもっと大切にするようになりました。朝目が覚めたら、まだ目を開けていないうちに、自ずと法の暗唱をはじめます。夜寝る前にも暗唱します。時には煉功の時、雑念があって抑制することができなくなると法を暗唱しました。すると主意識がはっきりしてきて、その収穫は本当に非常に大きなものでした。
ある同修は自分1人で静かに法を暗唱すれば、非常に上手に暗唱できるのに、みなの前で口を開けて、暗唱をはじめると引っかかってしまい、緊張してしまいました。最終的にはやはり本当によく暗唱できていないという結論に至りました。
1人の同修はグループ学法の時に法を暗唱するという「試験」があることを知っていたため、修煉しない家族に手伝ってもらい、自分の暗唱した内容にどこか間違いがないか確認してもらいました。確認してみるとやはり間違いがあり、引き続きしっかり覚えるようにしました。またこの方法で修煉しない家族に大法に接触させることができました。
1人の同修はいつグループ学法があると知っていながら、自分がまだ暗唱できてないと、非常に緊張し、もう暗唱をやめよう、皆、もう来ないで、というような様々な思想がよく顕れて来ると言いました。
私は『論語』の暗唱をはじめた時、非常に難しく感じました。暗唱する時、頭が麻痺して、頭全体が真っ白になり、一文一文が非常に難しく、暗唱してはすぐ忘れてしまい、まるで頭の中に頑固な大山が遮っているようで、しかも以前の『論語』と混じってしまい、まるで身体と思想全体が混乱しているようでした。
私は『論語』を非常によく暗唱できている同修がいることを知っていました。私も必ず各種の困難を克服すれば、絶対暗唱できるはずだと思い、一文ずつ暗唱しました。一文目が暗唱できたら、その次の一文を暗唱し、それからつなげ、再びしっかり暗唱しました。こうして法を暗唱すると自分に非常に大きな自信と励ましとなりました。その後、再び細切れの時間を利用して絶えず暗唱して、忘れないようにさせ、声を出さずに暗唱してから、声をだして暗唱し、最後に完全に暗唱できると、句読点までもしっかりと頭に刻みました。
師父は「学習者としては、頭に詰め込まれたものがすべて大法であれば、この人はまさに、真の修煉者です。ですから、法を学ぶことについて、はっきりとした認識を持たなければならないのです。本を多く読み、本を多くまなぶことは真に向上するための鍵なのです。さらに、はっきり言えば、大法さえ読んでいればあなたは変わっており、大法さえ読んでいればあなたは向上しているのです。大法の無辺の内涵に、補助的な手段である煉功を加えれば、皆さんを圓満成就させることができます。グループで読んでも、一人で読んでも同様です」[1]と説かれました。
法を暗唱することを通じて、私は時間を大切にすることができ、一分一秒も非常に貴重であると知るようになりました。また、自分を緩めた時、口実を見つけてウェシンをみたり、世間話をしたり、ニュースを読んだり、買い物をしたり、誰と誰がまたどうなったかなどを見たりしなくなりました。しかし、少しでも気を緩めると少しずつ精進の意志が崩れてしまい、時間が少しずつ無駄になってしまいます。
1人の同修は「この一生で遺憾なのは、大法を完全に暗唱できてないことにほかならない」と言いました。
私たちはどうしてこの遺憾を残すのでしょうか。私たちは衆生のために苦しみを惜しまず、寝食を忘れることができ、生活のためにそれほど大きな苦を舐めることができるのに、どうして私達の生命を造成した大法をしっかり心の底に覚えることができないのでしょうか! 私達にはできます! 絶対にできます! みな互いに督促しながら、一緒に法を暗唱しましょう!!
注:
[1] 李洪志師父の著作: 『精進要旨』「法の中に溶け込む」
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