執着心を取り除き、魔難の中でも人を救う事を忘れず
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2018年2月18日】私は1999年から大法の修煉を始め、失敗を繰り返しながら、本日まで歩んで来ました。見た目には修煉者ですが、実は着実に修めておらず、特に心性の関門を上手く乗り越えられず、三つのこともしっかり行っていないために、旧勢力に隙きに乗じられ、失明に至ってしまいました。その後、師父の説法を読めなくなった私は非常に悲観的になり、毎日適当に法を聞き、功を煉り、正念を発するだけで日々過ごしてきました。

 観念を変えれば、神の奇跡が現れる

 ある日の夜8時頃、同修は師父の新しい『論語』を持って来て、私に読んで聞かせてくれました。そして、「あなたは『論語』を暗記しなければなりませんね」と促されました。「字も読めないのに、どうやって暗記するの?」と聞くと、同修は「私が一節ずつ読んで教えますから、毎日段落を暗記しましょう。今日からあなたが段落を全部覚えるまで私はここにいます。4日間あればきっと全部覚えられるでしょう」。私は「それは無理よ。頭が悪いから、たとえ字が読めても1日段落は無理です。1日節を覚えたらどうかしら?」と言い返しました。同修はとても厳しい口調で、「あなたには時間があっても、私にはそんな時間はないし、観念を変えてください。口を開くとすぐ否定するようなことをもう言わないで。どうして頭が悪くて覚えられないと言うの? 私たちには師父がおられるではありませんか? ほら、『論語』の最初の言葉は『大法は創世主の智慧です』となっています。私達は大法の一粒子ですから、師父は私たちに智慧を与えてくださいます。肝心なのは、私達が強い正念を持っていなければならないことです!」

 同修の強い信念に私は深く感銘を受け、そこで、同修について節ずつ暗記しました。その結果、奇跡が現れ、その日の夜11時になる前に、私はなんと最初の段落を覚えました。こうして、私も自信を持つようになり、4日目の夜私は師父の『論語』を全部覚えました。それからというもの、私は師父の説法を暗記し始めました。今、『洪吟四』を全部暗記することができ、これからも、さらに暗記して行こうと思っています。

 執着心を取り除き、世の人を救い済度する

 2016年12月、娘は私に彼女の家でお正月を一緒に過ごそうと誘ってくれましたが、私は断わりました。数日後、娘はやはり来てほしいと言いました。私は「なぜ私の事を考えてくれないの? 目が見えない状態であなたの家に行っても、迷惑をかけるだけでしょう?」。娘は「そんなこと、平気よ」と言いましたが、「あなたは気にしなくても、私は気になるわ。そっちに行っても何も手伝うことができないし、何のために行く必要があるの。あなた達が楽しそうにしているのを聞くと、私の心は針でつき刺されたような気持ちになるのを知らないの?」。娘は即座に「お母さんは羨(うらや)ましがり、嫉妬し、嫉(そね)み、妬(ねた)んでいるのね」と立て続けに言われました。「どうして娘はこんな言葉を発するのだろうか? これは師父が正に娘の口を借りて、嫉妬心があることを私に気づかせて下さっているのではないだろうか」と気がつきました。

 私は内に向けて探しました。「彼らには楽しい時間があるのに、自分にはそんなものはない」という強い嫉妬心がありました。そして、「私は毎日、毎日悩んでいるのに、彼らは楽しそうにしているという考え方は、嫉妬だけではなく、正にこれらを羨んでいるのではないかと思い、このすべてが自分の業力によるものではないか、なぜうまくいかないことを全部他人のせいにするのか」と反省しました。さらに掘り下げると、自分には色欲心、面子を重んじる心、金銭欲などが見つかり、さらに劣等感によって、自分が家から一歩も出ず、引きこもっていることに気づきました。

 「これらの執着心は私ではない、これらの人心を取り除いて、師父について家に帰りたい」と師父に申し上げ、「執着してはいけない、自然に任せなければならない。向こうに行けば、救うべき人がいるかも知れない」と思い、娘の家に行くことにしました。

 12月28日の朝、伯父が私達を迎えに来ました。車に乗ると、私はすぐ伯父三退をして平安を守ることを話しました。娘は後ろから私の服を引っ張って、三退のことは喋らないようにと合図しましたが、私は娘を振り切って話し続けました。いくら話しても彼を説得することが出来ませんでしたが、決して諦めませんでした。師父のおっしゃる通りに行い、真相を伝えて人を救うのは間違っていないし、それに自分は大法弟子で、人を救うのが私の使命だと思ったからです。

 伯父が娘の家に来る度に、私は善意を持って彼に三退を勧めました。その結果、元日の朝、私に新年の挨拶をした時、彼は私の手を握ってついに三退をしてくれました。娘の家に泊まった数日間、私は全部で十数人の人を三退させ、来た甲斐がありました。

 慈悲で偉大な師父に感謝いたします。私が最も落ち込んで最も苦しい時、師父は私を加持してくださり、啓示してくださり、そして私のところに同修を連れて来させ、勇気を与えてくださいました。師父に対する感謝の気持ちは言葉で言い表せません。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/2/2/348999.html)
 
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