崩壊寸前の家庭が和睦した
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2018年3月1日】大法を修煉する前の私はひどい貧血や気管支炎、腎炎、婦人病を患い、長年薬を飲み続けていて、20代のときから顔色が悪くて黄ばみ、年のわりに老けていました。病弱な私は抵抗力も弱く、真夏でもセーターを着なければならず、その苦しみは言葉では言い尽くせないものでした。

 1998年9月に法輪大法を修煉し始めて間もなく、私の各種の病気は一気に消えて、全身に軽やかさを感じました。私は身を持って大法の病気治療の超常さを体験しました! それだけではなく、法輪功を修煉してから私の心も浄化されました。大法修煉者は皆、李洪志師父が教えておられる宇宙の理である「真・善・忍」に従って自分を修め、至る所で人に優しく、寛容と誠意をもって他人に接し、道徳が高尚な良い人になるように努めています!

 ここで、私の修煉のあるエピソードを皆さんと分かち合いたいと思います。家庭の魔難に遭遇した際、私は師父と大法に助けられ、励まされ、一歩一歩苦境を乗り越えて、崩壊寸前の家庭を幸せで和やかなものに変えることができました!

 私の家庭は幸せな3人家族でした。夫は責任感が強く、子供と私を大切にしました。 

 2008年、四川省の汶川地震が起きた際、私が住む地域も災害地区として指定され、大量の建物の再建が必要とされる中で、夫は社内の工事を主管する部署に異動になり、仕事の関係上、上司に付き添って建築会社の社長達の接待に明け暮れるようになりました。徐々に夫は家庭を疎かにして家の事をまったく気にかけず、早朝に出て夜遅く帰って来るのが常になり、時々真夜中に酔っ払って帰ってきて、私と息子の睡眠を妨害しました。

 ついに2010年10月、長い休みに入って間もなく、夫は突然離婚を言い出して、服を片付けて家を出ました。私はこの突然の出来事に頭が真っ白になりました。十数年間夫婦として付き添い、私は夫に対してすでに強い依頼心を持つようになり、離れることを考えたことがなく、離れることもできなくなりました。

 その後、夫は一度も家に帰ることなく、しかも2~3日おきに離婚届にサインすることを催促しました。私の方では、勤めながら年老いた病気のある両親の日々の食事を用意しなければならない上、高校生の息子の面倒も見なければならず、家事などをしながら涙を流すのが常でした。甚だしきには、両親が重病で入院し、息子も高熱を出し続けていた旧正月の間でも、夫は絶えず離婚を迫るショートメッセージを送り続けました。私は死のうとも考えましたが、自殺が罪であるという師父の教えがあるので、大法弟子である自分が大法に泥を塗ってはいけないと考えました。

 同修に助けられて、徐々に私は冷静さを取り戻し、大量に学法し始めました。眠れない日々の中、私は自分を法に溶け込ませ、師父の説法は私の心の奥に入ってきました。「もちろん、皆さんは何と言っても予め誓約を立てた大法弟子であり、皆さんの生命は大法とともに存在するのです。これほど大きな法があり、正念の中で大法が皆さんとともにあり、これは絶大な保障です。正念が足りず、法に符合していなければ法の力から離れ、孤立無援のように見えます」[1]。そうです。私には師父がおられ、大法もあるのに、何を恐れますか? 私は情に対する執着を放下し、夫に対する情も少しずつ消していかなければならないと分かりました。骨身にこたえる心の痛さは言葉では言い尽くせないものでしたが、大法に支えられて、私は徐々に情に淡泊になりました。

 学法を通じて私は内に向けて探すことを知り、今日の局面をもたらした自分の間違いを探し始めました。その過程で私は徐々に不平不満や悔しく思う心、報いを求める心、夫を恨む心、そして他人を変えようとする心を放下しました。夫に対して、私はできるだけ自分の態度を低くして、優しい真心を持って生活面で彼のことを気にかけ、私に対する無視や悪毒な言葉に淡々と対処するように努めました。大法を修煉していなければ、私は絶対にこのような対応ができなかったはずでした! 半年後、夫は依然として家に戻っていませんが、態度が随分変わって語気が優しくなり、離婚のことも口にしなくなりました。

 ちょうどその時、夫が不倫していたことが分かりました。彼が離婚を要求し続けていた理由はまさにそれでした! しかし、私はすでに以前の何事においても夫に依存して弱々しく、泣き虫で可哀想な人ではなくなりました。その間の魔難を経験する中で、学法しながら自分を着実に修めてきた私は自分が冷静に物事に対応できるようになったと気づきました。このことに耐えることができてから、やっと真相が現れ、本当に師父に感謝しています。その時、不倫相手も出てきて私を罵ったり威嚇したりしましたが、私は無視しました。彼女は泣いたり喚いたり、首吊りや麻薬摂取、そして自殺劇も演じて、夫を苦しめました。私は夫の立場に立って物事を考え彼を慰めて諭し、真に大法弟子の優しさと寛容を彼に感じさせました。

 茶番劇の後、夫は家に帰ってきました。私も強くて楽しく、自信を持つようになり、歩くスピードも随分早くなりました。

 このすべては大法のお陰だと深く実感しました。大法のお陰で私は少しずつどんよりした感情から抜け出して真の大法弟子になり、優しくて寛容な心を持つようになって、善の力強さがわかりました。大法のお陰で私は放下することを学び、師父が説法の中でおっしゃった「柳暗花明又一村」[2]の素晴らしさを実感しました。そして大法のお陰で夫は最終的に善良を選択し、大法に同化して良い未来を選択した生命になりました!

 修煉中に生まれ変わる機会を下さった師父と大法に、再び感謝の意を申し上げます!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法十』「マンハッタン説法」
 [2] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/2/21/357462.html)
 
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