色心にまつわる三つの夢
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文╱北米の青年大法弟子

 【明慧日本2018年4月17日】僕は青年の大法弟子です。1996年に修煉を始めた当時はまだ10歳足らずの子供でした。修煉して二十数年間、様々な人心を次第に放下し、心性もそれなりに高まりました。しかし、色心と色欲だけがずっと僕に付き纏っており、毎回関門を乗り越えることが、失敗した時大変悔やみました。今日、法を学んだとき、「三つの色心にまつわる夢を書き出して、それを持って同修達と交流しよう」という考えがふと脳裏に浮かび、早速筆を執りました。

 一つ目の夢

 夢の中の世界は、空が曇り、土地がやせ、植物があまり生育していない荒涼としたところでした。多くの人々は牛車や馬車に乗って、飢饉のためによそへ逃れようとしており、私もその中にいました。この時、1台の馬車に2人の美しい娘さんが乗っているのを見ました。僕は彼女たちに話しかけ、一緒に楽しそうに喋り始めました。ちょうどその時、空に火の玉が現れ、地上に落ちて来て、人々に直撃しました。僕と喋っていた娘さんも爆発の中で死んでしまいました。しかし、僕は無傷でした。苦しさのあまり、夢から目を覚まし、冷や汗いっぱいでした。自分がしっかり修めていないため、これだけの衆生を無駄に死に追いやったことを思うと悔しくてたまりませんでした。

 二つ目の夢

 夢の中で、自分はとても美しい世界に行きました。青空の下に芝生が広がり、優雅な建築物が立ち並び、人々は和気あいあいで、とても穏やかな様子でした。この時、突然地面から2匹のドジョウが飛び出し、それはとても大きくてまるで蛇のような気持ち悪い生き物でした。夢の中で、これは色欲心だと分かっていました。私が直ちに発正念をした瞬間に1匹の「大きなドジョウ」が死んでしまいました。もう1匹を殺そうと思った時、僕は心の中に忍びない気持ちが芽生えました。その一念が芽生えた瞬間、もう1匹の「大きなドジョウ」が土に潜り込んで逃げてしまいました。「大きなドジョウ」が出て来て、僕の世界を荒らそうとしました。ドジョウの出現によって、僕の世界に火災が起きました。人々は皆静かにバケツを持って火を消して、火災現場を片付けていました。

 三つ目の夢

 夢の中には、多くの人が飛行機に搭乗して家に帰ろうとしていて、僕も順調に家に帰る飛行機に乗り込みました。暫く飛行してから、飛行機はある都市に着陸して休憩をとり、夢の中で、僕は多くの人達と一緒に飛行機から下り、市内で食べ物を求め、ぶらぶら見物をしました。次のシーンでは、空港に戻った僕は、飛行機がすでに飛び立ったのを見ました。僕は大変驚いて、すぐ飛び上がり、飛行機を探し始めました。どれだけ探したかを覚えていませんが、ようやく雲の中で飛行機を見つけました。僕はすぐに飛んで行って、飛行機の窓を一所懸命叩きました。飛行機の中の人は窓を開けてくれ、僕を中に入れてくれました。ちょうどその時、僕は排便して夢が終わりました。便は色心と色欲を表していていると僕は理解しています。ついでに言いますが、飛行機に追いついて、窓から中を覗いた時、飛行機の客席の多くは空席になっているのを見ました。

 色心と色欲は自分ではないことをはっきり分かっていました。夢の中でもそれらの姿を見せてくれました。しかし、やはり僕は人間の生活に憧れを持ち、情を放下することが出来ず、欲望を放下することができず、ずる賢い心がありました。

 実は、これは人間を選ぶか、神を選ぶかの問題です。神になりたければ、これらの汚いものを捨てなければなりません! 汚い色心を持って法船に上がる事はできるでしょうか? この文章を書き出して、同修にも参考にしていただきたいと同時に、早く色心を徹底的に取り除くように自分励ましたいと思いました。次元に限りがありますので、法に合致していない所があれば、同修のご叱正をお願いします。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/4/7/363848.html)
 
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