文/黒龍江省の大法弟子の交流に基づいて整理
【明慧日本2018年5月20日】中国で真相を伝えるとき、ある同修は少し話しただけで、人に三退させることができると分かりました。一部の同修は、「これは多くの同修の努力が下地にあったからです。話したことが上手かどうかに関わらず、もう少しで真相が分かるタイミングだったのかもしれません」と言いました。同修達がお互いに補い合って真相を伝えることは、同修達が協力し合うことです。時には協力とか全体とか言っていますが、私達自身はこの概念が何であるか分かりますか?
私は銭湯で働いています。ある日、80歳近いおばあさんがやって来て、足を引きずって歩いていました。その時、銭湯にはおばあさんのほか人はいなくて、私の同僚が背中を流し、洗ってあげました。2人はおしゃべりをしていました。私は外にいたのですが、話し声は聞こえていました。
おばあさんは「今日来る時、法輪功修煉者に出会い、彼女は法輪功の真相についてあれこれと話しましたが、いい加減にしてほしいと思いました。何を言いたいの? 私は聞く暇がありません。あなた達は・・・・・・」と言いました。私は「これは偶然ではない」と突然気づき、私はすぐ浴室に入りました。大法を護らなければならないと思い、大法を実証する時であり、実証しなければならないと思いました。
私はおばあさんのそばに行き「おばあちゃん、法輪功のことを知っていますか?」と聞くと、おばあさんは「私はそんなものは知りません」と軽蔑したような口調で答えました。
私は「法輪功に対してどうしてそんなに不満があるのですか?」と尋ねると、おばあさんは「あの人達はいつも共産党から脱退させようとして、あれこれ言っています。共産党から給料をもらっているのに、共産党に反対させます。なぜ共産党から脱退させるのか、わけが分かりません」と答えました。
私は「おばあちゃん、簡単な例を挙げますね。完成したばかりのビルがあり、あなたはビルの中で仕事をしています。ある人がやって来て、彼は『ビルが倒れそうです。ビルの中に人がいるので、中の人に知らせて、早く逃げさせたいのです。そうすればビルが倒れても、助けられます』と言いました。一部の人は理解でき『本当ですか?』と思いながらも、彼らは『新しいビルなので、倒れそうにありませんよ、なぜ倒れそうだと言うのですか?』と考えました。彼らは、そう言われたら、信じなければなりません。逃げなければならないと考えました。そうすれば、彼らは助かります。一部の人は信じず、結果的にビルが倒れたので、彼らは潰されますよね? 彼女はなぜおばあちゃんに共産党から脱退させるのですか? 共産党の正体が分かりますか?」と聞くと、おばあさんは「分かりません」と言いました。
私は「おばあちゃんは共産党を崇拝していますね。誰かが共産党の悪口を言ったら、自分の身内のことを言っているように、機嫌が悪くなります。そうでしょう?」と聞くと、おばあさんは「共産党から給料をもらっているのですよ!」と言い、私は「今働いていない人がたくさんいます。共産党から給料をもらっていますか? おばあちゃんは一生懸命働いてきたのですが、共産党からわずかの給料しかもらっていなかったでしょう」と言いました。
おばあさんはこれを聞いて、少し同意し「ええ!」と言いました。私は「彼女はなぜおばあちゃんに脱退させるのでしょうか? 共産党は他の空間での姿は赤龍のような怪獣です。おばあちゃんはお化けを信じますか?」と続けて言いました。「お化けならいますよ」とおばあさんは言いました。私は「共産党はあのお化けより醜いのです。あなたが宣誓した時、あの怪獣はあなたの身体に取り付いてきました。生きているうちに怪獣にコントロールされ、死んでもコントロールされます」と言うと、おばあさんは「うん!」と言いました。私はまた「法輪功の修煉者は、さらに危険を冒し、迫害される恐れや、捕らえられる危険を冒し、陰で罵られることがあっても、真相を分かってもらいたいのです。彼らはおばあちゃんから1円でももらいましたか?」と言うと、おばあさんは「いいえ」と答えました。
私は「彼女は無償でおばあちゃんの平安を保つために言ったのです。脱退したら、平安を保てますよ」と言いました。おばあさんはやっと分かって「なるほど! 分かりました! あの人もそういうふうに言ってくれれば、私は理解できたのに!」と言い、私は「おばあちゃん、彼女は言いたかったのだけど、おばあちゃんはさっきのような態度だったでしょう。真相を聞くというのは何ですか? 広く意見を聞くことです。まず聞いて、聞いた後、真相が分かってきます。おばあちゃんは脱退しますか?」と聞くと、おばあさんは「脱退します! 私は共産党員です」と言いました。私は「そうしたら、今脱退しましょう。『保平』という名をつけましょう」と言うと、おばあさんは「良いですね! 良いですね!」と続けざまに言いました。
その後、私は考えました。同修達にいくらか下地をしてもらい、それを私達は補充し、円融し、協力することができます。実は、人を救ったのは私達でしょうか? 同修達がとても尽くしてくれました。ここまで到達するには、私達は協力していかなければなりません。