新しい修煉者 深層の執着を見つけて取り除く
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文╱米国の若い大法弟子

 【明慧日本2018年8月23日】私は新しい修煉者で、もうすぐ19歳になります。深く隠れた執着は、法を学び続けなければ恐らく一生気付かないでしょう。2017年の年末に修煉を始めてから半年しか経っていませんが、私の心も体も著しく変化しました。

 修煉を始めた日から、私は毎日法を学び、しかも、1講以上を学び続けてきました。なぜなら、「この社会のすべてが人を誘惑していて、法を学び続けなければ、私の修煉は続かないだろう」と修煉前から分かっていました。その上、師父も説法の中で繰り返して法を学ぶ重要性を説かれていたため、私は「何があっても毎日法を学び続けよう」と決意しました。

 私は大きく変わりました。周りの人々も私の変化に驚きました。私は以前の喫煙、飲酒、薬物使用などの悪習をすべてやめ、処世の態度や物事の考え方がますます正され、特に身に付いた共産党文化は完全ではないのですが、相当取り除かれました。それはすべて法を学ぶことによる効果でした。トラブルに直面した時、或いは頑迷に悟らない時、師父の法はよく私の脳裏に浮かび、気付かせてくださいました。

 例を上げてみましょう。「希望の声」のプロジェクトには人手が足りないため、北京語が上手に喋れる私は早くもニュース放送を担当させてもらいました。一回番組を収録した時、私は機械の音性形式に問題があると気づきましたが、直すことが出来ず、とても焦りました。ちょうどその時、家族もその場にいたため、私は助けを求めました。しかし、彼もどうしたらいいか分かりませんでした。私は冷や汗をかき、極めて情緒不安定になり、絶えず「どうしよう、どうしよう……」とつぶやきました。私の苛立ちは家族の注意を惹き起こし、「どうしてそんなに焦るの? 修煉者らしくないよ」と言われました。私はとても不機嫌になって、「怒られるのが怖いから! 叱られるのが怖いから!」と思わず口に出ました。

 その後、自分は内に向けて探さなければならないと思いました。そこで、これほど怖くなったのは、小さい時、中国の学校で、先生が共産党文化で子供を教育し、子供の活発で積極的な性格を扼殺し、子供がなにか発言や行動をする時、先生に怒られるのではないかといつもびくびくしていたことが、自分の強い恐怖心を招いたのではないかと考えました。

 執着心を突き止めたと思った時、私の脳裏には師父が説かれた「人の病気を治せて、気功師と呼ばれたので、嬉しくてたまらなくなりますが、それは執着心ではありませんか? 治せなかったら、しおしおと元気を失いますが、それは名利心のせいではありませんか?」[1]という法が響きました。「なるほど、私を怖がらせていたのは恐怖心ではなく、名誉を求める心ではないか? 人に自分が良くないと言われるのを嫌がっているのではないか! 執着の根本な原因はこれほど深く隠れているのだ」と私は突然悟りました。

 法輪大法を修煉してから、私は物事を見る時、表面だけではなく、さらに本質を見るようになりました。特に内に向けて探す時、その深く埋まった根っこを掘り下げなければならない、決していい加減にしてはいけないと分かりました。

 新しい修煉者として、時間がもともと多くない中、自らをしっかり修め、人を救い、法を実証することを同時に行わなければなりません。私は若い新しい修煉者ですが、法を正す時期に修煉の道を歩み始めた大法弟子として、きっと重大な責任があるに違いないと自覚し、必ず自らをしっかり修め、法を実証しなければならないと身にしみて分かっているのです。

 修煉する前、私には深刻な「対人恐怖症」があり、1人で地下鉄に乗るのが怖くて出来ず、人が多くなると、極めて恐怖を感じ、人々の眼差しは私に居ても立っても居られないようにさせてしまうのです。修煉をしてから、私は毎週の休日に必ず1回「真相拠点」に行こうと決心しました。行けばほとんどタイムズスクエアに立って煉功をするのですが、しかし、タイムズスクエアには歩行者の通行量が最も多く、そこに立っていれば、まるで舞台に立っているような感じで、周りのすべての人が見ているのです。行く前、本当に震えるほど緊張しました。しかし、私は恐怖心を克服し、そこに立って煉功を始めました。その結果、すべてがとても穏やかに変わり、自分も大きくなったように感じ、恐怖よりも大きくなったように感じました。真相拠点に行くことは本当に執着心を取り除く事を助けてくれました。

 不適切なところがあれば、同修にご叱正を宜しくおねがいします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/8/2/371344.html)
 
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