マイナス思考を解体しよう
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2018年10月13日】私は1995年8月に修煉を始めましたが、2002年になってやっと両足を組めるようになりました。何年かけても両足を組めなかった理由は、自分には「足を組めない」というマイナス思考があったからです。

 修煉前、左の第5腰椎と寛骨がくっつき、偽の関節が出来てしまうという脊椎疾患がありました。修煉後、私は片足も組めず、両足を組んでみても、こっちの足を押さえればあっちの足が上がり、あっちの足を押さえれば、こっちの足が上がり、なかなか組むことが出来ませんでした。学法グループに行くと、私はいつもソファーに座りました。新しい学習者が、「どうして足を組まないのですか」と聞かれると、私は「足に疾患があるから、組めないのです」と答えました。時間が長くなると、時には同修が私の代わりに、「彼女は足に疾患があるから、足を組めないのですよ」と答えてくれるようになりました。

 こうして、私は『轉法輪』の「再びレントゲン検査をしたら、骨増殖症のかけらもなくなります。根本的な原因はそれが作用をしているからです」[1]の部分を読んでいても、「自分の足には疾患があるから、組めないのだ」とやはり思い込んでいました。学法グループの同修が皆足を組んでいるのを見て、私は焦り、悩みました。その後、努力によって、少しずつ片足を10分ほど組めるようにし、1999年7.20前に、やっと片足を1時間ほど組めるようになりました。しかし、両足を組めず、頑張っていてもせいぜい10分ほどしか組むことができませんでした。

 2002年の初め、私は天安門広場に行って真実を話し、法を実証しました。留置場に連行された時、そこにいる同修が皆両足を組んで発正念をしているのを見て、「両足を組むことは発正念の基本要求だ。私も両足を組まなければならない」との一念が芽生え、そこで、私は両足を組んで見ました。思いがけないことに、いきなり私はなんと1時間半も両足を組んで座禅できました。その時、別の空間で自分の体が胸から両側に開いて行くのを見ました。私は「自分の手はどっちの体に付いて行ったのか」と思い、目を開いて見たら、手は胸先に立てており、体はそこに座っているのを見ました。

 足を組む事は何も難しいことではないと思いました。しかし、どうして何年かけても自分は足を組めなかったでしょうか? それは「私には疾患があるから、足を組めない」というマイナス思考があったからです。このマイナス思考は師父の説法を排除し、強められ、そして、さらに多くのマイナス物質を作り出し、それによって両足を組むという簡単な動作を数年間出来なかったのです。

 しかし、2002年の初め、どうして1回で1時間半も両足を組んで座禅が出来たのでしょうか? それは発正念の要求しか考えず、「足には疾患があるから、組めない」というマイナス思考がなかったからです。

 両足を組むことは、結局のところ、法を信じ、師を信じているかどうかの問題ではないでしょうか。この経験を書き出し、大法を実証したいと思いました。同時に、未だにまだ両足を組めない同修に、「必ず足を組めないというマイナス思考を解体してください! この正念を発していれば、きっと道が開けて行くに違いありません!」と呼びかけたいと思いました。

 師父に感謝します!

 同修に感謝します!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/10/7/375475.html)
 
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