彼らは私にとって 親族のような人達です
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2018年12月20日】私は理髪店を経営しています。そのため、理髪店は真相を伝える窓口となりました。私は理髪料金を低価格に設定し、お客さんに対して、地位や貧富などによって人を差別せず、誰にでも同じ態度で接しました。時々値引きを要求する難しい顧客もいますが、そうした場合、私は少し損をしても一応引き受けします。私の腕が評価され、お客さんから多めに払ってくれる場合もありますが、私はそれを全部断りました。私の人柄が認められ、お客さんからよく親戚や友人を紹介していただきました。

 「大法の本は誰が読んでも受益する」と私は思っているため、お客さんが店で待っている間、「大法の本を読まれてはどうですか?」とお勧めしました。時には、真相DVDも流してお見せしました。

 ある日、女性客が法輪大法が世界に広く伝わっている状況を見て、「ええっ! 法輪功を禁止しているのは中国だけですか?」と大変驚きました。そして、家に帰ってからその話を主人にし、午後から彼らはまた店して真相写真を家に持ち帰りました。そして、その真相写真をさらに友人にも渡して見せました。今、このご夫婦の商売はとても繁盛し、売り上げが数倍になりました。彼らは経営している建築材料販売店の規模を拡大し、さらに、旅館経営も始め、彼らは福報を得ました。

 理髪店の近くにゴミ処理場があって、他の町のゴミも全部ここに運んできます。ゴミを下ろして山の下の宿に泊まる運転手たちが、時々散髪にやって来ます。散髪する時、真相DVDを見せると、彼らは「法輪功はもう名誉を回復したのか? あなたは実に勇気があるね!」と驚きました。

 ある日、朝9時頃、陳おじいさんがやって来ました。散髪が終わって、おじいさんは服の上から下までポケットの中を全部探しても、お金が1元も入っていないことに気がつきました。そしておじいさんが出かける時、朝ご飯も食べていなかったため、私は近くの食堂に出前を頼んで食べさせると、おじいさんはとても喜びました。

 理髪店の隣に1軒の小料理屋があります。私たちは水を共用して商売をしています。彼らは仕事が忙しいため、水を汲む作業はいつも私が担当して、彼らの負担を減らしました。

 私は理髪師の見習い数人を指導していますが、その子達の親は子供を私に預けると、みんな安心すると言います。他の理髪店はなかなか見習いを採らないのですが、私は指導料を徴収せず、その上、食事も宿舎も全部無料で提供し、給料も支給しています。

 私の影響で見習いの人達は、大法の本を読んでいる人もいれば、真相を知った人もいます。そして、彼らは真相資料を村に持ち帰って、村民に読ませています。地元政府は「法輪功の人を告発すれば500元、資料を配る人を捕まえれば1000元の賞金を与える」と掲示しましたが、見習いの人達は堂々とそのポスターを破りました。

 邱さんはアルバイトで市場の店舗レンタル料や電気水道代の徴収を担当しています。2003年、彼はテナントが入っているスーパーの電気が誰かに使われて、盗まれていることに気づきました。そのため、彼はスーパーの電気メーターを私の店に取り付けました。彼は私たちを信用しているからです。2004年の年末、夫が真相を伝えている時、連行されました。邱さんは皆の前で私たちのために声を上げ、「彼らの家族の2階には親がいて、1階には子供もいる。一家はいつも仲むつまじく、とてもいい人達だ。早く彼らを解放してほしい」と警官に訴えました。

 2008年のお正月前、私は理髪店に新唐人テレビを取り付けました。お客さんは皆とても気に入ってくれて、暇さえあればよく番組を見に来ました。そして政府のテレビ番組と見比べて、真相を語り合いました。オリンピックの開催の数日前に、法輪功に対する取り締まりが一段と厳しくなりました。隣のお茶屋の店主は警官に「ここには法輪功の人はいませんよ」と私をかばってくれました。

 2009年、私は戸籍の所在地に戻り、村長の所有する物件を借りて、新しい理髪店を開業しました。大法の真相を知った村長はできるだけ私を守ってくれました。政府はまた法輪功に濡れ衣を着せ、「法輪功の者は人に毒を注射するから、気をつけろ!」などとデマを飛ばし、一時期、人々は不安に襲われビクビクしていました。でも、あるお客さんが朝早く理髪店にやって来て、「あなたが人に毒を注射するなんて、とても信じられません。あなたはとても良い人ですから」と言ってくれました。

 私は毎日、師父に縁のある人を連れて来てくださるようにとお願いしています。真相を知った縁のある人達は大法の真相をさらに広めてくれています。彼らは私のことをとても心配をしてくれて、私を守ってくれています。彼らは私にとって血縁関係のない親族のような人達です。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/11/30/377857.html)
 
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