文╱中国の大法弟子
【明慧日本2019年2月11日】最近、LINEはアリペイ（中国の巨大電子商取引企業Alibabaの主にオンライン決済の業務をしている子会社）とすでに提携関係を結び、アリペイをLINE Payに導入するとの情報を聞いて大変驚きました。この事実を確認するため、筆者はわざわざ「LINEとアリペイ」などをキーワードで検索すると、このような二つの文章「台湾版アリペイは2018年8月22日に使用開始 LINEPayが九つの銀行口座からの支払いが可能になる」、「WEチャットペイはLINEと提携を結び、統合システムを推し出す予定」がありました。
中国共産党は海外のグーグル、フェイスブック、ツイッター、アップルなどのインターネット会社を取り込み、今度はその魔の手をLINEにも伸ばしてきました。
今まで、LINEアプリを使っている同修は皆LINEが海外のアプリで、その上、暗号化機能もあり、中国共産党はそこまで手を伸ばせないだろうと考えていました。また、多くの同修は中国共産党の「日本製品のポイ捨て」運動に惑わされ、日本企業が私たちの情報を中国共産党に渡さないだろうと一方的に思い込んでいました。しかし、LINEのWEチャットとアリペイとの協力関係を見れば、私達のこのような思いは、あくまでも勝手な想像でしかないことが、証明されました。
前回、明慧編集部が「安全性を重視することは 最も重要な事である」を発表した後、一部の同修はLINEをやめて、一部の人は他のチャットアプリを使い始めました。実はまだまだ多くの同修は依然としてLINEを使っています。一部の同修は個人情報さえ出さなければ、中国共産党は何もできないだろうと考えているようです。
しかし、VPN（その基本と無料WiFiを安全に利用する方法）を使っていれば、そして、個人情報を漏洩（ろうえい・秘密がもれること）していなければ、私たちが安全であるとは限りません。その理由は以下を参照ください。
その1、同修が大量に使っているVPNの多くは、実はすでに中国共産党の支配下にあるのです。
詳しいことは「中国の無料VPN60%はすでに中国共産党に支配されている。自由の門は壁を乗り越えられる」をご参照ください。
http://www.epochtimes.com/gb/18/11/15/n10852803.htm
もう一つの文章の中に、LINEを使用している同修が推奨しているいくつかのVPNは中国共産党の支配下にあるVPNリストに載っています。もし、VPNも中国共産党にコントロールされているならば、それなら、私たちが使うIP、通信内容は全部秘密になることはありません。
その2、LINEが私たちのIPアドレスを知ることは極めて簡単なことです。私たちのIPアドレスさえあれば、私たちの身分は全部ばれてしまいます。
LINEはどうやって私たちのIPを手に入れるかはともかくとして、まずWEチャットを考えて見てください。私達が壁を乗り越えるソフトを使っても、携帯電話の位置付け機能を消しても、WEチャットは依然と私たちの本当のIPアドレスを知ることができるのです。今、WEチャットとLINEとの競争関係は協力関係に変わりました。LINEは利益のために自分のユーザー情報、ユーザーIP及びチャット内容を売り出すことがあるのではないでしょうか？ 筆者の考えでは、技術と商業利益等の観点から見ても、それは極めて可能性が高いことだと思います。
私達のIPアドレスは私達の家のブロードバンド、つまり個人情報とは全部一致しています。もし、中国共産党がこれらの情報を把握していれば、それなら、私たちにとってはもう安全という保証はどこにもありません。
その3、WEチャット、QQなどのアプリはそもそもトロイの木馬です。LINEはWEチャットと提携して、将来どのように展開していくかは分かりませんが、しかし、一部の同修は、自分のLINE通話の枠の上にある暗号鍵がすでに消えていることに気付きました。つまり、私たちの会話記録はすでに公開されていると考えられます。
Android携帯電話自身にはバックドアが存在しています。特に多くの同修が使っている国産のAndroid携帯電話はそもそも信用できません。それは随時に、中国共産党に私たちの肝心な情報をアップロードすることができるからです。
WEチャットの怖さは私達が知っているから、それを使用するのをやめました。しかし、LINEの怖さは、多くの同修はまだ知りません。知っていたとしても僥倖（ぎょうこう・偶然に得る幸運）な心理をまだ持っているでしょう。
以上の内容をまとめます。同修達の安全のため、私たちがもっと力強く衆生を救うことができるように、同修にLINEの使用をやめるよう提言します。LINEアプリを取り付けた携帯電話を少なくとも工場出荷状態に戻してください。
個人の認識には限りがあります。技術知識に不十分な所、法に則っていない所があれば、同修に慈悲なるご叱正をお願いします。
