文/中国の子供弟子 美々が口述し 母が整理
【明慧日本2019年4月13日】
私は小さい時に法を得た、8歳の子供弟子です。
お母さんから聞きましたが、私はまだお母さんのお腹にいた時に「私は女の子です。法を得るために来ました。必ずよく導いてください」と夢の中で、お母さんに伝えたそうです。私が生まれる前にお父さんは警官に強制連行され、その後、修煉しなくなりました。
私が幼い頃、お母さんは一人で苦労しながら私の面倒を見てくれて、『洪吟』を読み聞かせてくれました。お母さんはまた私を煉功点によく連れて行きました。その頃、私はまだ歩くことが出来ませんでしたが、泣いたり騒いだりすることもなく、お婆さんたちの足をまたいで這い回り、とても静かにしていたそうです。毎回集団学法が終わり皆が帰ろうとすると、私はお婆さんたちが帰ることをいやがり、よく泣いていたそうです。
私は幼い頃から文字を読み書きすることが、とても早かったそうです。それはよく夢の中で、師父が私を抱き、指で『轉法輪』にある文字を指さして教えてくださり、3歳の時にはすでに『轉法輪』を読むことが出来ました。そして私は毎日お母さんと一緒に『轉法輪』を読み、師父の他の経文も学びました。私に見えた文字はすべて色とりどりで、文字の中に師父の法身と大きな蓮の花がありました。しかし、小学校に入ると宿題が多くなり、2日間かけてやっと1講を読んでいました。しかし、休みになると一日で1講を読みました。
私はお母さんと一緒に煉功することがあります。学校に登校する日は朝の3時50分にお母さんに起こされて、動功をやり、その翌日には4時50分から静功をやりました。学校が休校の時は3時50分に起きて、五式を一通りやりました。私は特に第二式をする時に恐れる心があります。特に頭上で法輪を抱える時に毎回痛みでよく泣いていましたが、それでも30分間堅持しました。座禅を始めた頃は、最初は5分しか双盤できませんでしたが、お母さんは私のこの状態を見て、いつになったら1時間の座禅が出来るようになるのか心配していました。でも私も自ら時間を伸ばし、翌日には10分間の座禅ができました。その後20分間まで延長し、さらに30分間できるようになりました。お母さんは非常に喜び、30分間座禅ができるようになったからもう大丈夫だと思ったそうです。
その後、私は自ら1時間に延長すると、お母さんは驚き、本当に素晴らしいわねと言って、褒めてくれました。その時から私はずっと1時間の座禅をしています。足が痛む時もあり、そうではない時もあり、30分過ぎたら痛くなって泣き出し、煉功が終わる時までずっと泣き通した時もありました。しかし、足を崩しませんでした。それは、師父が説法の中で、足を崩し、しばらく足を動かしてから、再び足を組み直したら何の効果もないと説かれていたからです。今は座禅をする時に痛むことはありませんが、頭上で法輪を抱える時はまだ痛いと感じます。
私が幼い時に母は精進していませんでした。その時に家にはいつも怪物がいました。私は怖くて泣きながら、それらの悪いものを指さしていました。お母さんはすぐに目覚め、慌てて学法を始めると怪物は窓から出て行き、遠い所に逃げ出しました。その後、お母さんはますます精進するようになりました。
一度私は天上に二つの大きさの異なるきれいな建物があるのを見ました。それは師父が法輪を回転して作ってくださったお母さんと私の天上の家です。私の小さい建物にはきれいな蝶々結びがたくさんありました。お母さんの大きな建物は色を変えることができ、毎日建物の色が変わっていました。後で分かったのですが、色が変わったのはお母さんが精進して、次元の向上が速かったからです。お母さんの世界の空には白い雲が漂っていました。そこには仙女たちが雲の上で踊っていて、非常に綺麗でした。その世界はまた至るところで花が咲いており、本当に美しいものでした。
しばらくの間、母が精進しないと多くの黒い魔が、お母さんの部屋の中へ這い込んでいるのが見えました。私は母に発正念するよう促しました。一度お母さんが外へ出て真相を伝えたくなくなった時がありますが、その時、私はお母さんに真相伝えをするように督促しました。私はよく真相が書かれているステッカーを貼っていましたが、私が貼ったものはきれいで少しも歪んでいませんでした。しかも私が貼ったステッカーはほとんど剥がされませんでした。お母さんは私の心が純粋だからだと言ってくれました。お母さんは常に私がそばに居ることを感謝していると言っていました。それは多くの場合、私がお母さんを励まし、お母さんを助けていたからです。
私は幼稚園の時から他の子供に真相を伝えていました。私が「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい、私は大法の子供弟子です」と言うと彼らは私に感謝しました。
小学生になってからの私は遊ぶことが大好きで、友達がたくさんできました。私は彼らに真相を伝えたかったのですが、恐れる心が生じました。そこで中国共産党が悪いと伝えたら信じてくれる友達がいました。また神さまは存在すると伝えたら信じてくれる友達がいました。しかし、少年先鋒隊から脱退したら、平安を守ることができることを直接に伝える勇気がありませんでした。ある日やっと突破することができ、私と仲のよい友だちに法輪大法の素晴らしさと少年先鋒隊から脱退したら、平安を守ることができるよと伝えると、彼女はすぐに脱退することに同意しました。私たちは一緒に仮名を選び、彼女は救われ、私は非常に嬉しかったのです。またある日、他の友だちを家に連れて来て真相のビデオを見せたところ、彼女は非常に気に入って見入っていました。私はこれもいい方法だと思いました。
また私は心底から担任の先生を救いたいと思っていました。一度お母さんが私を迎えに来たとき、先生に真相を伝えるようお願いしましたが、先生は耳を貸さないばかりか、とても感情が高ぶりました。どうしたらいいのでしょうか? しばらくすると先生は病気にかかり、長い間入院しました。私は先生の見舞いに行くことにしました。リンゴを二つ持って行く以外に、自らメッセージカードを作ってきれいな絵を描きました。そして封筒には虹を描き、その中にお母さんに頼んで法輪功迫害の真相が書かれたお守りと、真相のお守りに関するストーリが書かれたものを入れました。私は母に発正念するようにお願いし、先生の所に持って行きました。先生は私からのプレゼントを喜んで受け取り、非常に感動してクラスでもこの事を話してくれました。
私は母と一緒に外へ出て面と向かってチラシを配り、迫害の真相を伝えることがあります。私は走って行って「おじさん、こんにちは! 小冊子をプレゼントします」と言ったり、「お婆さん、小冊子をプレゼントします。素晴らしい小冊子です。読んでください」と言いながら渡します。ほとんどの人が受け取ってくれます。ある日、子供弟子が書いた体験談の中に、小冊子を渡す時に法輪功の真相を伝えることができるという内容を読んで、自分もやってみようと思いました。そして、あるお爺さんに法輪功の真相資料を渡しながら、大きい声で「お爺さん、こんにちは。小冊子をプレゼントします。法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしいを覚えてください。危ない時に命を守ってくれます」と伝えました。するとお爺さんは大口を開けて、笑い転げました。
その後、私は心性も向上して再びゲームをやったり、スマホをいじったりすることをせず、常人の子供達が好きな動画も見なくなりした。その代わりに、私は明慧ネットと正見ネットの文章を読むことや、子供弟子の園地の録音を聞くのが好きで、母にダウンロードしてもらい繰り返して聞いています。お父さんは最初私がそれらを流し、聞くことを許しませんでした。しかし私はお父さんの言うことを聞かず、大音量で流して聞いていました。この様子を見ていた母はひょっとしたら、お父さんを目覚めさせられるかも知れないと言って、褒めてくれました。
また今、アフリカの豚コレラがとても流行っており、豚肉を買わなくなりました。これは、師父が私に肉を食べる心をなくしてくださったのだと、後になって突然分かりました。現在、私は肉を食べたいと思わなくなりました。
私にはまだよく出来ていないところが多くあります。一つは食いしん坊なこと、もう一つは遊びに夢中になることです。しかもお母さんに対する情も強く、怒りっぽいところがあり、片付けがよくできません。自分でも改めようと思っているのですが、中々できません。数日前、遊びたかったので、お母さんに無理やり公園に連れて行ってもらいました。その結果、お母さんは足首をくじいてしまいました。私は悲しくなり、もうお母さんに無理を言わないようにしようと決心しました。お母さんが足首をくじいた数日間、私は一人で食材を買いに行くと、スーパーのおばさんによく出来ている子供だねと褒めてもらいました。その後、お母さんが病業のために熱を出した時、母さんのためにおかゆを作ってあげました。お母さんは私が他の人のために考えて行動することが出来て、心性が向上したと褒めてくれました。私は、まだ捨て去っていない悪い心を修めないと、師父と一緒に家に帰ることが出来ないことを知っています。他に悟ったことは、天につながる梯子はそう簡単に上れるものではなく、一つ一つの階段を上がること自体が試練で、これらを乗り越えて初めて上がることが出来ます。
私は本当に天上の家に帰りたいです。常人の居るこの場所は汚すぎます。最後の時期になるとまた淘汰されます。なんて恐ろしいことでしょうか。一度子供弟子の書いた文章の中に、このような内容がありました。「子供弟子たちよ、しっかりと修煉してお母さんと一緒に精進し、円満成就して家に帰ろう!」。これは、師父が私に対しておっしゃったことだと分かりました。私は大変嬉しくなり、すぐにお母さんに言いました。「師父は私たちが一緒に精進し、円満成就して、家に帰るようにとおっしゃっていますよ!!」