修煉を始めて大法の偉大さ 殊勝さを証明する
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2019年5月27日】幸運に恵まれて、1997年9月から私は大法修煉を始めました。そのきっかけは妻でした。

 ある日、仕事から帰宅した私は長く病床に臥して、自分で身の回りのことができなかった妻が、冷たいセメントの地べたに座って腰をまっすぐにし、座禅している姿を見て驚喜(きょうき・思いがけずうれしい事が起こって喜ぶこと)し、感心しました。

 その後、分かったのですが、妻は人から法輪功の病気治療の特効(特に顕著な効能)を紹介され、煉功を始めたのです。はそれから毎日煉功を続けており、私達はこのことで多く話したり、議論することはしませんでした。そしていつしか、日々の仕事から帰って来て目にするのは、が日に日に元気になっていく姿と笑顔でした。本当に不思議でした!

 別の日に仕事を終えて家に帰ると、妻が奥の部屋で本を読んでいるのを見かけ、私は何も言わずに夕飯の準備を始めました。しばらくしてから、妻は本を置いて夕飯の手伝いをしに来ました。「本当か?」と私は信じられないほどの喜びを感じました。妻が離れた隙に、どんな不思議な本を読んでいるのかと思い、奥の部屋に行ってこっそりと本の表紙を見ました。表紙に書かれた轉法輪』の三文字を目にしたとき、「自分も読んでみよう」と思いました。

 妻が隣人の家に行ったとき、私は早速『轉法輪』の本を読み始め、それから時間がある度に『轉法輪』の本を手に取り読みました。いつも読み終えるまで、夢中で読んでいました。この本から私は多くの道理を知り、人間としての生き方と人生の目的が分かりました。

 以前の私は気性が激しく、弱い者に味方して強い者をやっつけ、喧嘩したり、酔いどれになったりして、理に叶っているとわかれば決して譲らず、いざ、喧嘩を始めれば命知らずでした。『轉法輪』の本を読んで法理を深く知り、さらに他人との交流を通じて、常人の知らない道理が分かってきて、これを機に、法輪大法の修煉を始めました。

 その後、私は別人のように生まれ変わり、他人と争わず、大法を以って自分の不足を正し、利益を前にしても譲るようになりました。その一例ですが、地元の砂の採取場に対して、購入代金の支払いが滞(とどこお)っている数人が、ある日私を訪ねて来て、数万元の世話料を支払うので喧嘩に加担してほしいと言い出しました。私は「今、法輪大法を学び始めたので、あなた方の揉め事には参与しません。それに、争いの中で生きていくことは、しんどいでしょう!」と言うと、彼らは不機嫌になって帰って行きました。

 修煉後の不思議な体験

 私は責任者を務め、数人の仲間と一緒に建築の請け負いを行なっています。今まで私は労働者の工賃を1円もピンはねしたことがなく、どこに施工しに行っても、必ず大法の真相を人々に伝えて三退してもらい、大法の素晴らしさを広めてきました。3人の村の書記も私から真相を聞いて三退し、素晴らしい未来を選択しました。

 ある日、私は大きなハンマーで古い家の壁を取り壊す最中に、力を入れ過ぎたせいで壁を打ち破ったと同時に、指が壁に当たって骨が露出しました。私は大声で「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と叫びました。周囲の人達に「指がこんな状態で、叫んで何の役に立ちますか? 早く病院に行って処置してもらった方が良いですよ!」と言われ、私は「大丈夫です」と答えました。隣のおじいさんは笑って「何が大丈夫だ、手がこんなひどい状態になっているのに」。私は「本当に大丈夫です。明日また見に来て下さい。きっと治っていますよ」

 翌朝、老若男女を問わず多くの人が見にやって来て、「指はどうなっていますか?」と聞かれ、「ほら、見て下さい」と私は指を差し出しました。「薬を塗って、手当をしなかったのですか?」。彼らは差し出した指を見て、びっくりしました。私は「今、法輪大法を修煉して、本当に心から師と法を信じていれば、この通り大丈夫です」と言うと、彼らは「法輪大法って本当に不思議だな。我々も学んでみるべきだね」と口を揃えて言いました。これを機に私は彼らに法輪功の真相を伝え、瞬く間に8人が三退しました。最後に、私は彼らに「必ずしっかりと『法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」を覚えて下さい。そうすれば、禍転じて福となすです」と教えると、彼らは「分かったよ。必ずしっかり覚えておくよ」と言ってくれました。

 別の日に、取り壊した家から出た古い家具や赤レンガを三輪車に積んで、家に帰ろうとして、ある村落の長くて急な下り坂にさしかかったとき、急にブレーキがきかなくなりました。また、それが学校の放課後の時間帯とぶつかって、しかもさらに、牛や羊を囲いに入れる時間帯と重なりました。コントロールを失った三輪車は飛ぶように坂道を下って行きました。三輪車の上には私を含めて4人が座っており、二番目の兄は「人にぶつけたら大変なことになるから、盛り土を探して、そこに乗り上げよう」と叫びました。あとの2人は気が気ではなく、「どうしよう、どうしよう」と繰り返し言っていました。ハンドルさえしっかり握っておけば、きっと問題がないと思った私は落ち着いて、心の中で師父に保護を求めながら「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と叫び続けました。その時、三輪車はますます早く坂道を下って走って行きました。最後にやっと数里先の上り坂で止まり、誰も傷つくことはありませんでした。もしも盛り土に上がっていたら、三輪車が壊れて乗っている者も大怪我をしたことでしょう。また、通行人や牛、羊の群れに突っ込んで、大惨事になっていたかもしれません。師父の保護によって、私達はこの災難を避けることができました。

 もう一つ不思議な出来事がありました。2018年3月20日、同修と私は買ったばかりの20畆(せ)の田んぼに行って、野焼きをしました。その日は風速が強く、4~5級の大風でした。ライターで田んぼに火をつけた途端に北東の風が吹き始め、しかも風はますます強くなっていきました。私は妻に「早く前に行って、火の走る道を誘導してみて!」と叫びました。火炎が4~5メートルの高さまで上っているのを見て、少し怖くなった私は師父の経文を思い出しながら、「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」を繰り返し心から念じました。その時、火は近隣の土地との境目まで燃え広がり、妻も師父に助けを求めていました。私達が焦りを覚えていたその瞬間に、風向きが急に南西方向に変わり、炎がまた自分たちの田畑に向かって戻ってきました。私たちはやっとほっとひと息つき、慈悲なる師父の偉大さと大法の不思議さに感服しました。またも師父に保護されて、他への類焼を免れることができました。

 私は取るに足りないほんの少しのことしかやって来なかったのに、慈悲なる師父は私たちを保護され、多くのことを助けて下さったのです。師父が巨大な犠牲を払って引き延ばして下さった時間の中で、私は多く学法し、法をしっかりと学び、三つのことをきちんと行ない、衆生を救う使命を果たし、圓満成就をなし遂げて、師父について家に帰りたいと強く思っています!!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/5/19/387530.html)
 
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