文/中国の大法弟子
【明慧日本2019年8月23日】師父は「借りがあれば、返さなければいけないのですから、修煉の途中で危険に出会うことはあります。しかし、そういうことが起こった時でも、あなたを恐怖に陥れ、あるいは本当の危険に遭遇させるようなことはありません」 [1]と説かれました。
私は25歳の時に法輪大法の修煉を始め、40歳の時にひどい交通事故に遭いました。しかし、私は奇跡的に助かりました。
あの日、仕事を終えた私は、同僚と一緒にスクーターに乗って家に帰っていました。村の入口の道を渡って村に入ろうとした時、猛スピードで走って来た白い乗用車と衝突しました。あまりにも激しく衝突したため、私はスクーターと共に空中に飛ばされ、車のボンネットに落ち、更に地面に叩きつけられました。車のフロントガラスは全部バラバラに割れ、その場にいた人たちは皆大変驚きました!
「この人はもうだめだ。もうだめだ」と人々は言っていました。同僚はその後、当時のことを思い出して「とても怖かった! 怖くて固まってしまったわ」と言いました。その時、私は頭が真っ白になり、意識を失いました。目が覚めた時、すでに病院に運ばれていました。
検査の結果、医者は「ひどい内出血の状態だ」と言いました。脳や、お腹が鬱血しており、レントゲン写真でも血だらけで、何もはっきり写っていませんでした。また、背中の左側の肋骨3本が折れ、頭の傷口は大きく開いているが、出血はしていませんでした。医者は頭の傷口を縫ってくれましたが、あまりにもひどいので、3人の医者もどう処置したらいいかが分からず、私の病床の前でうろうろしていました。家族が「手術をするのですか?」と聞くと、医者は「手術はできませんね」と言いました。
この時、師父がそばにおられるのが見えました。そこで、私はとても落ち着いていて、自分はきっと大丈夫だろうと思いました。
翌朝起きると、奇跡が現れました。私は一口一口、脳に溜まった鬱血を吐き出し、お腹の鬱血も便に混じって出てきました。鬱血が出ると随分楽になりました。
午前10時頃、私の肋骨が鳴り始めました。その時、一番上の姉(修煉していない)がそばにいたので、私が「骨が鳴っているのが聞こえた?」と聞くと、姉は「聞こえた」と言いました。本当に茶碗がぶつかっているような音で、とてもはっきりしていました。しかし、私は全く痛みを感じることなく、肋骨はおよそ2時間も鳴っていました。3日目、もう一度検査をすると、もう大丈夫、問題はないとの結果が出ました。
隣のベッドの患者に法輪功の真相を話しました。「私の外傷は酷かったでしょう?」と聞くと、彼女は「そうみたいですね」と言い、また「痛そうに見えましたか?」と聞くと、彼女は「そうでもなさそうでしたよ」と言いました。それから彼女の病状を聞くと、彼女は「電動ノコギリで負傷し、金属のネジで骨を固定する手術をしましたが、そのネジが斜めになっているため、もう一度やり直さなければなりません。12日間、経たないと退院はできないと言われました」と言いました。そこで私は、彼女に「あなたが誠心誠意『法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!』と念じれば、6日間で退院できますよ」と言いました。すると結果的に、彼女は本当に6日間で退院しました。退院の際「家に帰ってから、ご家族や同僚たちに大法の素晴らしさを伝えてください。きっと福報がありますよ」と告げると、彼女は私を抱擁してくれました。
4日目、私はそろそろ退院すべきだと思いました。なぜなら、多くの人が私の救いを待っているからです。そこで、私は「退院したい」と申し出ましたが、事故を起こした運転手は退院することに同意せず、もう少し病院で治療して経過をみてほしいと言われました。私は「もう大丈夫ですよ」言いましたが、彼はこれ以上何が起きても、自分の責任はないとサインをしてくれるよう私と家族に求めました。それに応じて、その日の内に、私は無事に家に帰りました。すべて師父のご加護のおかげです! 師父に感謝いたします! 大法は本当に不思議で、本当に素晴らしいです!!
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』