山東の趙其森さん 刑務所に拘禁され酷く迫害
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 【明慧日本2020年1月7日】山東省泰安市(たいあんし)法輪功学習者・趙其森さん(56)は2019年10月24日、山東省刑務所(済南市工業南路91番)の第11監獄区に移送された。

 趙さんは、山東省泰安市新鉱グループ良庄砿の元社員であった。2018年10月25日午後、泰安市東平県国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)、東平県接山派出所、泰安市天平派出所の警官ら十数人が、趙さん宅に一斉に押し入って家宅捜索を行ない、趙さんと妻の鄭洪玲さんを東平県接山鎮派出所まで連行し、取り調べた。その後、趙さんは東平県留置場に拘禁され、妻の鄭さんは健康状態が悪化し、保釈された。

 2019年4月18日、趙さん夫妻のこの案件は、東平県検察庁から肥城市検察庁に移行された。

 同年6月19日、肥城市裁判所は趙さん、鄭さん夫妻に対して不当に開廷して、7月24日に判決を下した。趙さんには懲役2年の実刑判決と罰金1万元、鄭さんには懲役3年6カ月の実刑判決と罰金2万元がそれぞれ言い渡された。鄭さんはその判決を不服として、泰安市地方裁判所に控訴した。

 9月12日、趙さんは山東省魯寧刑務所に移送されたが、9月20日、魯寧刑務所は法輪功学習者を受け入れない事を理由に、趙さんの入所を拒否した。そこで、趙さんは東平県留置場に1年近く拘禁され、迫害により髪の毛が抜け落ち、ひどく痩せ細ってしまった。

 そして10月24日、趙さんは山東省刑務所第11監獄区に拘禁された。

 鄭さんは健康状態が悪化して入所しなかったが、年金口座が凍結されて、一家の暮らしに大きなダメージを与えた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2019/12/18/397179.html)
 
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