ためらわずに 早く外に出て人を救おう
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2020年2月18日】武漢の新型肺炎が脅威的な勢いで、全中国および全世界まで蔓延しています。現在、中国の旧正月の休みが終り、大勢の人達が学校や会社から休日延長の通知をもらいました。事態の急変でネット上でも様々な人を驚かせる報道や噂、しきたりを破り、人々は今までにないお正月を迎えています。

 ある日、私は主人とそれぞれ法輪功真相資料を配りに出かけました。帰る時にバスに乗ると、バスにはたった1人しか乗っておらず、私の主人でした。二人は「これは私たちの貸し切りバスだ」とお互いに思わず笑みを浮かべました。

 私たちの地区は封鎖されていなのですが、グループ学法に参加する人が少ないのです。私が接した周りの同修の状態を見て、皆さんと交流したいと思います。法に則っていない所があれば、ご指摘をお願いします。

 一部の同修は目の前の情勢に左右されて、どうすべきか分からなくなり、師父と交わした誓約や法を正す時期の大法弟子としての使命感が薄れてしまい、常人と見なして家に閉じこもって、外に出て来なかったり、あるいは外出させないように家族に制限されたり、住宅地を封鎖されて検査されることを聞き、怖くて外に真相資料を配りに行くことを控えたりしています。また、外に出てもほとんど人がいないので、誰に真相を伝えるのかと思ったりして、せっかくの祭日の期間なのに、人を救う良い機会を失ってしまいました。

 住宅地の道路を封鎖し検査することはごくまれで、体温チェックをするだけです。警備員達は仕方がなく、申し訳ないと思っているし、私たちも彼らを理解して尊重を示せば、仲良くすることができ、警備員達に真相を伝えることも出来るはずです。また、大法を実証することに全く影響せず、かえって安全性が高くなっています。

 ある日バスを待っている時に、バス停にシールを貼り付けました。寒くてなかなか貼れなくて、何回も押さえてようやく貼れました。数日後見に行くとまだ貼ってあり、人目についていました。

 通行人が少なくても、心を込めてチャンスを見つけられるものです。住宅地に資料を配りに行く時に、人がいたら「どこから入れるの」と聞いたりします。これも真相を伝えるきかっけになります。スーパーなどで、人がいたらこちらから挨拶をし、疫病を逃れる秘策を伝えると皆が感謝してくれます。なにより人の命に関わる重要な話であるからです。周りの人が少ないため、身の安全の心配もなく、自然に堂々と話せます。真相資料には歴史の事例が多く掲載してあり、例えば、目が赤い石獅の物語や、古代ローマの伝染病の起因等々が載っています。最後に皆に「善を守り、『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を覚えておけば、災難から逃れます」と伝えると、相手は喜んで受け入れ、何回も感謝の言葉をもらいました。

 疫病は旧勢力の迫害であり、最後の結果がどうなるかは、大法弟子の行ないにかかっています。師父は全人類を救うために大法を伝えておられ、師父は旧勢力から急いで人を救うようにと求められています。私たちは二十数年大法を実証し、残酷な迫害に堪えて今まで頑張ってきました。特に法を正す最後のこの時期に、疫病が猛烈であればあるほど人を救うことが緊迫しています。師父が説かれているように、まさに「陰霧の背後に、大きな疫病が隠れ、人類は危険で、険しい道を歩んでいる」[1] 状況です 。この時こそ人を救う時で、私たちは緩めてはいけないし、ためらわないで、外に出て積極的に真相を伝えてください!! 将来、後悔しないように、あとで後悔しても、もう遅いのです。

 最後に師父の教えをもう一度、思い出しましょう。「大法弟子よ、皆さんは濁世に輝く金の光であり、世の人々の希望であり、師に手伝う大法徒であり、未来の法王なのです。精進しましょう、世の中の覚者たち、現在のすべては未来の輝きとなります!」[2]  、「大法の徒が精進し、志退かず、万古の苦しみはただ今回のためである」[3]

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟五』「渡航」
 [2] 李洪志師父の著作:『精進要旨三』「祝辞」
 [3] 李洪志師父の著作:『精進要旨三』「全世界の大法弟子、中国大陸の大法弟子へ中秋節の挨拶」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/2/4/400717.html)
 
関連文章