愛国感情の強い中国人に大法の真相を伝える際の注意点
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2020年5月8日】中共ウイルス感染症が拡散している期間でも、中国共産党(以下、中共)は国民に対するコントロールや洗脳を緩めることがありませんでした。そのため、多くの中国人は愛国感情が高まり、「中共ウイルス」等の言葉にとても敏感に反応し、受け入れてくれません。このような危険に身を晒している人達の心のわだかまりを解くには、歪んだ「愛国心」から手を付けなければならないと思いました。

 中共の洗脳について、例えば、中央テレビの13チャンネルのニュース番組は、昼も夜も疫病関連ニュースを放送し、国民に対する洗脳を行なっています。これらの番組を見るならば、一日中偽りの情報を注がれ、洗脳されてしまいます。しかも、人々はこれらの番組を見るように強要されています。私が勤める会社は、最初の頃はこれらの番組を必ず見るようにと指示し、そして、映像のスクリーンショットをグループラインに送って来ました。その後、映像のスクリーンショットを送って来なくなりましたが、人々はすでに時間になるとニュースを見る習慣が身に付いてしまいました。

 これらの洗脳番組は多くの中国人の愛国感情を高揚させました。そのため、一部の人は「中共ウイルス」、「中共肺炎」、「武漢肺炎」等の言葉にとても反感を持ち、それを聞くとすぐに感情的になって、大法の真相も聞かず、法輪功資料も読まなくなるのです。

 一部の同修の家族も中共の報道を深く信じていて、法輪功の真相資料の中の「中国肺炎」、「中共肺炎」、「武漢肺炎」等の言葉を見ると、すぐに反発するのです。

 愛国感情の他にも、無神論も真相を受け入れる際に、大きな障害となっています。

 もっと多くの中国人を救うためには、疫病関連の真相資料を使う際に、私達は言葉遣いや話す態度に特に注意しなければなりません。「愛国感情」の強い人に真相を伝える時、必ず中国と中共の違い、中共は中国ではない、中国人は中共の人ではない、についてしっかり話さなければなりません。

 今、多くの中国人は自分から中共を批判してもいいのですが、他人が中共を批判するとなると、すぐに立場を変えて中共を擁護し始め、まるで別人のようになります。それは自分と中共を区別しておらず、中共と中国を混同し、中共が非難されると、自分が非難されているように思っているからです。このような愚かな考えを持っている人は、自分が中共の身代わりになっていることに気付いておらず、とても危険です。そのため、私達は根気よく善意を持ってこの矛盾点を指摘し、彼らの考え方を正さなければなりません。

 明慧ネットには、これについての話が多く掲載されており、中国に大法の真相電話をかける多くの海外の大法弟子の話も紹介されているので、皆さんも是非読んで見てください。

 個人の少しの考えです。お役に立てれば幸いです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/4/2/403263.html)
 
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