同部屋の受刑者は皆法輪大法を尊敬している
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 【明慧日本2020年7月25日】私は80代の退職した教師です。2020年、家族と一緒に旧正月を迎えようとした時、私は警官に不当に連行され、第二留置場に拘禁されて、迫害を受けました。次に、刑務所で43日間も拘禁されたこの特別な体験を皆さんにお話ししたいと思います。

 拘禁された当初、「長年にわたって、真・善・忍に基づいて良い人になろうとしている私に、何の罪があるのか? なぜ拘禁されるのか?」と憤慨を抑え切れませんでした。しかし、私は早くも気持ちを調整し、怨恨心を取り除き、そして、「師父は私達にいつでも、どこでもいい人になるようにと教えて下さっているので、留置場の中でも正念を持って正しく行なわなければならない」と思いました。

 私は内に向けて探しました。最近、法を学ぶ時、いつも眠けに襲われ、一度、貴重な書籍の『轉法輪』を落としてしまうほど眠たくなりました。これは法と師を敬わない重大な問題だと思いました。しかし、私は過度に自責せず、考え方を変え、悪いことを良い事にし、この留置場で縁のある人を救おうと気持ちを改めました。

 正念が強くなり、この極めて悪い環境の中で、私は「苦を嘗めるをもって楽とす」[1]、食事がまずくてもしっかり食べ、環境が悪くてもじっと我慢をし、ここを特殊な修煉環境とし、心性を高める場所としました。

 嬉しいことに、私が入っている同部屋の二十数人の受刑者は皆大法のことをとても尊敬し、師父を崇拝する人もいました。というのは、以前、ここに拘禁された大法弟子が彼女たちに大法の真相を伝え、大法弟子の優しさと強さを受刑者たちに見せていたからです。彼女たちは「法輪大法の人は皆良い人ですよ」と言いました。

 彼女たちは私のことをとても尊敬し、私としゃべることが好きで、私から大法の道理を聞くことを好んでいました。私がすでに二十数年も煉功していると聞くと、彼女たちはとても驚いた様子で、「あら、二十数年も功を煉っているなら、きっと功力が大きいでしょう」と言い、私に病気を治療してほしいと言う人もいました。私は、「法輪大法は病気治療をしません。誠心誠意に『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じれば、きっと病気が治り、福報がありますから」と言うと、彼女たちは喜んで受け入れました。

 「おばあさんはとても健康そうですね」とか、「80代なのに、肌が綺麗で、皺もなく、顔色がよくて、凄いですね」とも言われ、また、いつも私に抱きついて来る若い女性がいました。とても不思議に思っていると、誰かが、「彼女はあなたの体にエネルギーがあるから、抱きつくと、幸運をもらえて早く出所できると思っているから」と言いました。

 彼女たちはまたよく私を手伝ってくれました。それは彼女たちが真相を知って、法輪大法を信じてくれてからの行動だと思いました。

 大法と大法弟子に対する彼女たちの態度を見ると、私は常に自分の言動に気を付けるようにし、自らを厳しく律しました。受刑者のボスはよく、「お婆さんは我々の手本です」と言い、そして、私に自由に煉功させてくれて、厳しいことを求めませんでした。時間があれば、私は法を暗唱し、功を煉り、真相を伝える機会を多くして、三退を勧めました。

 その間、警官らは何度も私に修煉を放棄する「保証書」を書かせようと企み、さらに、私から採血をしようとしました。これらの理不尽な要求に対して、私は正念を持って対処し、修煉者の慈悲な態度で警官に大法の真相を伝え、もうこれ以上中国共産党に追随して大法弟子を迫害しないようにと善を勧めました。

 43日後、師父の慈悲なるご加護の下、私は如何なる保証書も書かず、採血もさせずに正々堂々と留置場から出ました。

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟』「その心志を苦しめる」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/7/11/408582.html)
 
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