遠い村まで真相を伝えに行く
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 文/中国の大法弟子

 【明慧日本2020年7月30日】ある日、同修と約束して、遠い村に出かけて真相を伝え、大法の真相資料を配布したり、真相シールを貼りに行ったりすることに決めました。村が遠く離れているため、夜が明けないうちに私達は真相資料「法輪大法は素晴らしい」「真・善・忍は素晴らしい」「三退して平安を守ろう」のシール等を鞄にいっぱい詰めて出かける準備をしました。

 まず師父のお写真の前で跪いて「すべての縁のある人が大法の真相を知って三退をし、素晴らしい未来を選択してもらえますよう、弟子達は順調に行けますように」とお願いしました。

 自転車に乗って大通りを走り、多くの交差点を通過すると、あちこちでパトロールしているパトカーを見かけました。同修は「私達は人を救いに来ているので、師父に見守られており、師父が按排された神の道を歩んでいるから、誰にも妨害されません」と言いました。パトカーは何台も私達の横を通り過ぎて行きました。師父の慈悲なるご加護の下、私達は順調に目的地に到着しました。この時、私も同修も汗をいっぱいかいて、服が汗で濡れました。

 空が少し明るくなりました。同修は「先に真相資料を配布し、真相シールを貼りましょう」と言いました。こうして、私達は家ごとに真相資料を配布し、目立つ場所に真相シールを貼りました。

 ここはとても大きな村で、横には大きな自由市場があり、周辺の幾つかの村の人は皆ここに来て買い物するそうです。周りを見ると、市場の近くに多くの民家がありました。農家の人達は普段とても早起きですが、今日は町には1人もいませんでした。私達は順調に大法の真相資料を配布し、大通りの最も目立つ場所に大法の真相シールを貼りました。この時、まだ数冊の真相小冊子が残っていたので、縁のある人に会えばそれを使って真相を伝え、三退を勧めようと思いました。

 この時、ある民家から数人が飛び出してきました。彼らは赤い腕章をつけており、手には私達が先ほど配布した真相資料を持っていて、その中の1人は「彼らを捕まえよう。逃してはいけない。彼らを派出所まで連行しよう」と叫んでいました。それを見た私達は、すぐにある空き家に入って隠れました。周りにはそこしか隠れる場所がないからです。その人達はこっちに向かって走ってきました。私達の自転車がとても目立つ場所に止めていたので、どうしたらいいか? と緊張が高まりました。

 直ちに師父にご加持をお願いし、発正念の口訣を念じ続けました。すると念じているうちに、彼らは私達の目の前を走り去り、私達を見ようとせず、手に真相資料を持って走りながら、「警察に通報しよう」と騒いでいました。しばらくしてから、彼らの姿が見えなくなりました。私達は順調に自転車を止めていた場所に行き、鍵を開け、自転車に乗って市場に行きました。

 この時、夜がすっかり明けました。人々が皆出てきて、多くの人は私達が配布した真相資料を持って読みながら、話し合っていました。また、貼られた真相シールの前に立って、それを見ながら話し合っている人々もいました。

 ある通りを掃除しているお爺さんがいました。お爺さんに真相を伝え、真相小冊子を渡しました。お爺さんは真相を知ってから三退をし、そして「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」の「心からの9文字」を知っていると言い、しきりに「ありがとう、ありがとう」とお礼を言いました。同修は「感謝するなら、どうか大法の師父に感謝してください」と言いました。お爺さんのために心から嬉しく思いました。

 ある小さな料理屋に来ました。年配の男性客と働いている女の子がいました。大法の真相を伝え、2人に真相小冊子を1冊ずつ渡し、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」をしっかり覚えてくださいと伝えました。2人は「ありがとう」とお礼を言い、「くれぐれも安全に気を付けてください」と言ってくれました。

 数人が真相資料を持って自由市場から出て来るのを見かけました。彼らは「今朝、この真相資料を受け取った」と言っていました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/7/16/409060.html)
 
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