文/中国の大法弟子
【明慧日本2020年8月11日】
女子高生が「先生が脱退するようにと教えてくれました」と言った
私は、人々に法輪功迫害の実態を伝え「三退」を促す過程の中で、多くの学生が自分たちの先生から大法の真相を聞いて知っていたことに気付きました。その中には小学生もいれば、中学生、高校生もいて、天安門焼身自殺事件は中国共産党(以下、中共)が法輪功を迫害するために捏造した嘘偽りの宣伝だと分かっていました。
私が野菜市場で買い物をしている時、ある女の子が売り場の横に座っているのを見て「中学生ですか?」と声をかけました。「高校生です」と女の子は笑って答えてくれました。私は近づいて「天安門焼身自殺事件は嘘偽りのもので、教科書から削除されたことを知っていますか?」と聞くと、女子高生は私を見て「知っていますよ。先生が私たちに教えてくれました」と明るい声で言いました。
私は続けて「それでは『三退』をしましたか?」と聞くと、女子高生は「先生は私たちのために全部脱退してくれました」と嬉しそうに言いました。私はさらに「それは小学校の時ですか? それとも中学校の時ですか?」と聞きました。実は、私が言いたかったのは、もし小学校の時なら、少年先鋒隊だけを脱退した可能性がありますが、共青団を脱退するには中学校以降のことになるのです。私の質問に女子高生は「分かりません」と言って、頭を下げました。「共青団を脱退しましたか?」とはっきり聞くと、女子高生は頭を上げて「脱退しましたよ、先生がしてくれました」と言いました。さっき私に教えなかった理由は、きっと先生を守るためだと思いました。
側で野菜を売っていた女子高生の母親は私たちの会話を聞いて、笑顔で私に「私たちは皆分かっています」と言いました。
男子生徒は「良かった、これは宝物だよ!」と喜んだ
私がスーパーで買い物をしていた時、1人の男子生徒が立って人を待っているのを見かけました。私は挨拶をして、その男子生徒に天安門焼身自殺事件は法輪功を迫害するために作られた嘘だと伝えると「分かっています、共青団も脱退しました」と言いました。「大法のお守りとネット封鎖を突破するカードはありますか?」と聞くと「ありません」と言ったので、私はそれらをあげました。すると、男子生徒は「ありがとう! 良かった! QRコード(二次元バーコード)もありますね。これは良いものだ!」と嬉しそうに言いました。
男子生徒が大法の真相に興味があるのを見て、私は関連内容のUSBを1個渡して使い方を教えました。男子生徒は私からもらったものを両手で握り、子どものようにぐるぐると回りながら上を見上げて「ラッキー! 全部宝物だよ!」と喜びました。私は、見た後で家族や友達にも見せるようにと教えると、男子生徒は「もちろんですよ」と言いました。
また、ある日、私は道で2人の子どもを連れて歩いている母親に大法の真相を伝えました。私が話しをしている途中に、そばにいた3、4年生位の男の子が、私に親指を立ててうなずいてくれました。なるほど、その男の子も大法の真相を聞いたことがあるのだと分かりました。母親はその場で共産党から脱退し、小学生の子ども達も少年先鋒隊から脱退しました。
政治教科の教師は『園丁』(喩 教師)の名で「三退」した
ある中学校の政治教科の教師は、私に「以前、中共は『台湾の人民が苦難に満ちた生活を送っている。我々は必ず彼らを塗炭の苦しみから解放する』と中国人を洗脳してきたので、本当だと信じていましたが、台湾の生活レベルは私たちよりも何倍も高いことが、今分かりました」と話したことがありました。
私は「その通りです。現在、中共はまた天安門焼身自殺事件を作り出して繰り返し国民を騙し、法輪大法を迫害してからすでに21年も過ぎました。その理由は、当時大法を学び、真・善・忍を修煉する人々が中共の人数を上回ったことで、江沢民は中共を操って3カ月以内で法輪功を消滅しようと企んだ結果、中共は天に消滅されます」と言い、彼女にネットで貴州の『藏字石』について調べるようにと言いました。大法の真相を知ったこの教師は『園丁』という名で「三退」しました。
通報電話に出た警官は「自分で処理しなさい」と言った
地元の2人の大法弟子が「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」と書かれた横断幕を木の上に掛けている時、大法の真相を知らない人に通報されました。その人は派出所に「2人の法輪功学習者を捕まえました」と電話をしましたが、電話に出た警官は「自分で処理しなさい」と言いました。
警官らは部屋にも入らずに戻った
ある大法弟子は大法の真相を伝えている時に密告され、その後、村民の助けで他の地域に逃げました。しばらく経ってから地元に戻って来ました。
ある日、その大法弟子は自宅の庭に座って大法の本を読んでいました。突然、1台のパトカーがやって来て、1人の警官が運転席に残り、2人の警官がパトカーから降りてきて庭に入りました。大法の本を読んでいる彼を見て、1人の警官が「まだ法輪功を学んでいるのか?」と聞きました。その大法弟子は穏やかな口調で「そうです。ご覧の通り勉強中です」と言いました。
それから彼は親切に「どうぞ、部屋に入ってスイカでも食べてください」と招きました。すると、警官達は何も言わずに、そのままパトカーに戻りました。大法弟子は庭の外に停めているパトカーのそばに行き、車内にいる3人の警官達に「ぜひ『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を覚えてください。人類を淘汰する大災難の中で、生き残るように願っております」とやさしく言いました。中の2人はうなずきました。
その後、近所の人が「この前あなたがいない間に、警官たちが2回も来たが、外で軽くノックしただけで戻ったよ」と教えてくれました。
ある派出所の警官は、通報電話を受けたか、それとも監視カメラで見たのか、町の「有名」な法輪功学習者の自宅に行って「この辺の法輪功のスローガンシールは皆あなたが貼ったものか?」と聞きました。その学習者が「私が貼ったのもあれば、そうでないのもあります」と答えると、警官は何も言わずに離れました。
ある人は以前、地元で法輪功への迫害を直接担当していました。先日、その人と道で会うと、私に「今、すべてが分かった」と言いました。
警察学校の女子大生が「三退」をした
ある日、私は散歩中に、ある若い女性が石の台に座ってスマホをいじっているのを見かけました。私は丁寧に挨拶をしてから「すみませんが、法輪功が中共に迫害されていることをご存知ですか?」と聞きました。女性は顔を上げてきれいな目で私を見ました。「たくさんの人が迫害によって亡くなりました。実は、法輪功は人々に『真・善・忍』に従って良い人になるよう教え、世界の100以上の国と地域で広まっています。しかし、中共は天安門焼身自殺事件など嘘偽りの宣伝をして迫害を続けています」と伝えました。
女性は私の話を聞いて、笑顔で「私は警察学校の学生です」と言いました。私は彼女に「それなら、卒業後には警官になりますね。警察は市民のために悪い人を捕まえたり、市民を守る警察であり、党の警察ではありません」と言いました。真相を知った若い女子大生は喜んで「三退」をしました。