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黒龍江省双鴨山市:胡其利さんは2度の労働教養を受け、再び連行される 

(明慧日本)先日、双鴨山市の法輪功修煉者・胡其利さん(48歳女性)は不法な家宅捜査を受け、胡さん親子は連行された。翌日、警官は職場で仕事中の胡さんの夫を連行した。胡さんは双鴨山留置場に閉じ込められている。胡さんは以前にも2度連行され、不法な労働教養を科せられた。

 2009年7月20日夕方の8時ごろ、双鴨山市の立新派出所の所長・李洪波と警官・和ツォー愛民ほか5人は、集金に来たと嘘をついて胡さんにドアの鍵を開けさせ侵入した。警官は胡さん親子をソファに押さえつけ、動くと容赦しないと脅かしていた。そして、家宅捜査の令状を持たないまま部屋の荷物をひっくり返し、私有物と現金400元を持ち逃げした。

 この時事件の通報を受けた警官は、犯罪事件を無視し「真・善・忍」に基づいて修煉をしている人を迫害していた。警官は胡さん親子を強制連行し、立真派出所に閉じ込めた。

 翌日、警官は仕事中の胡さんの夫の孫輝さんを連行し、40時間ほど拘束した後娘さんと一緒に釈放した。胡さんは未だに双鴨山留置場に閉じ込められており、年配の両親は派出所に娘を釈放するよう求めているが、悪辣な警官らは拒否した。胡さんの不在は家族の日常生活に多大な不便をもたらし、精神的にもプレッシャーとなっている。胡さんが一日も早く自由な身となり、以前のように家族との団欒生活を送れることを望む。

 胡さんは鉱物局第一建設株式会社の直属病院に勤務していた。1999年7月20日、中共政権は法輪功に対する迫害をスタートさせ、未だに続いている。その後警察、会社、自治会の人らによる度重なる私生活への妨害が続き、仕事を解雇され、収入源を失っていた。仕事を探し勤め始めようとしても彼らが妨害をするので、仕事ができない。

 1999年11月21日、胡さんは北京に陳情した際、北京西城留置場に17日間拘束された後釈放された。2000年7月2日、北京に再び陳情したため、1年の労働教養を科され、迫害されていた。2001年9月6日、警察に連行され、3日後釈放された。

 2002年正月9日は娘さんの誕生日である。胡さんは娘さんの誕生日を祝っている最中に警官らは勝手に作った合鍵を使い部屋に不法侵入し、胡さんを連行した。

 胡さんは以前、チャムス西格木労働教養所で2年の労働教養を受けさせられた際、毎日、強制的に回転椅子に座らされ7〜8時間回され続け、法輪功を誹謗中傷するビデオを見せられ、両手を後ろに回して手錠をかけられるなどの拷問を受けた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年8月9日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/7/30/205563.html

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