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黒龍江省:美術商を営む陳さんは、長年迫害された

(明慧日本)陳海峰さん(69才男性)は黒龍江省に在住、美術商を営んでいた。法輪功を修煉している陳さんは、真相を伝えたため、2004年に懲役4年の判決を言い渡され、黒龍江省呼蘭刑務所に入れられ迫害された。

 陳さんは1996年1月に法輪功を修煉し始め、心身ともに大法の恩恵を受けた。彼は大法の「真・善・忍」に従い、長年患っていた気管支炎などの病気がおのずと治り、激しかった気性も優しくなり、常に顧客のために考えるようになった。また、陳さんは書道が上手で、字体は美しく上品で、伝統的書道の風格があるため、顧客が多く、経営は非常に忙しかった。彼が作った横額は非常に有名で、この地域のほとんどの店や会社の横額は、彼が作ったものだ。陳さんは拾った金のネックレスを紛失者に返したこともあった。お金を支払わないまま横額を持ち去る顧客もいたが、この時、陳さんはいつも追及しなかった。しかし、この善良な年配者が、信仰を放棄しない、というだけで残酷に迫害されたのだ。

 2000年7月24日夜9時過ぎ、方正林業地区公安局の警官の韓東義は6、7人の警官を引き連れ、となりの家の壁を乗り越えて、陳さんの庭に侵入した。無理矢理ドアを開け、身分証なども提示しないまま、タンスの中まで徹底的に捜索し、法輪大法の書籍を全部押収した。夜、民家に侵入したこのような事件は計3件起きた。警官は真相資料の入手先を白状するよう強要し、そして陳さんに「馬に乗る姿勢でしゃがむ」ことを強制。60才過ぎの年配者を肉体的に痛めつけた。

 韓東義と他の警官の石字平、張海成3人は、4、5日ごとに陳さんの会社へ嫌がらせに行き、あちこち探して法輪功の資料を見つければすぐに罰金を徴収した。このような罰金を4回も科し、総計1,100元の罰金を徴収した。また、保証金3,000元を取った。さらに、彼の彫刻刀や、絵の具、彫刻用の材料、電話帳、メモ帳2冊等を没収した。

 2000年2月、陳さんは留置場に2ヶ月身柄を拘禁された。2001年6月、2回目に留置場に入れられた時は、6ヶ月拘禁された。留置場の環境は極めて悪く、陳さんは全身に疥癬(かいせん)がたくさん出て、かゆくて耐えられず、手で掻くと、全身血だらけになった。陳さんは心身ともに迫害を受け、家にも災難が及び、苦心して営んでいた会社は強制休業においこまれた。

 2004年5月26日夜、張海成は警察一団を引き連れて陳さんの家のドアを蹴破り、中に侵入した。そして有無を言わさず、陳さんをパトカーに乗せて公安局に連行した。その後、陳さんは4年の判決を下されて黒龍省呼蘭刑務所に入れられた。

 陳さんがいなくなり、収入の途絶えた妻と娘は苦しい生活に陥った。遠方に住んでいる妻の母はこのことを知らされ、あまりの悲しみと憤りのため、この世を去った。

 陳さんが遭遇したことは、数千数万人の法輪功修煉者が受けた迫害のほんの一例である。

 2009年8月9日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/8/4/205865.html

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