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吉林省:黒嘴子労働教養所は法輪功修煉者の刑期を延長

(明慧日本)吉林省の黒嘴子労働教養所の第五大隊は、法輪功修煉者が警官に協力しないとの理由で不法に刑期を延長した。

  白城市の法輪功修煉者・王平睿さん(21歳 独身女性)は、2008年5月に連行された後、6月ごろ、黒嘴子労働教養所に拘禁された。警官が王さんを迫害する手段は残忍で悪辣だった。王さんが囚人服を着るのを拒否したため、裸にされベッドに大の字に固定された。食事と排泄はベッドの上でしなければならなかった。警官はベルトで身体を打ち、高圧スタンガンで電撃した。さらに同性愛者、売春犯の受刑者を使って王さんを虐待した。王さんは独房に閉じ込められ長時間労働を強いられた。

  2009年3月1日、第四小隊で仕事の配分を担当している「転向」者(修煉を強制的に放棄させられた修煉者)が、王さんが他人の部屋に入ったと廊下で大声で叫び、作業場に着いた王さんは警官に平手打ちされた。その夜、大隊長の王立梅は、すべての看守を王さんの部屋に集め迫害しようとした。修煉者たちは制止したが、警官らにそれぞれの部屋に押し込められ、そして王さんは迫害された。王さんの部屋から聞こえてくるのは、板で「パン、パン」と叩く音と王さんの悲惨な叫び声であった。この日から15日間、王さんと出会う人は誰もいなかった。修煉者たちは王さんに会わせるよう要求した。しかし、労働教養所は王さんを声援した9人の修煉者に対し、不法な刑期の延長を行った。王さんも2カ月延長された。

  徳惠市の法輪功修煉者・孫玉英さんは、2008年2月28日、楊樹派出所の警官らに連行され、1年の不法な労働教養を科され、3月13日、黒嘴子労働教養所に強制収用された。孫さんは「思想報告書」の提出や「三書」を書くことも拒否したため、37日間の刑期の延長となった。孫さんは大隊長・劉頴に真相を伝える手紙を送ったため、さらに11日間の延長となり、毎日奴隷のような労働を14時間させられ、時には深夜の2時まで働かされた。警官・張立紅が孫さんに「三書」を書くよう強制した。孫さんは書かなかったため、張は家族まで呼び出し、代理で書かせた。孫さんは今年の4月に刑期を終え出所した時、警官、土地の司法関係者が法輪功の修煉を放棄するよう脅した。

  2009年8月22日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/8/14/206516.html

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