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劉忠全さんは4年の実刑を言い渡され、妻は労働教養処分に

 (明慧日本)黒竜江省賓県・国家保安局大隊隊長である王貴成らが2008年8月12日の夜、王景倫さん宅に侵入した。皆で法輪大法の書物を読んでいた時に踏み込み、劉忠全さん・劉振賢さん夫妻ら13人を強制連行した。2008年12月16日、裁判所は弁護士の道理に基づいた弁護を無視し、劉忠全さんに対し強制的に冤罪を着せ、4年の実刑を言い渡した、劉忠全さんの妻はハルビン前進労働教養所に拘禁された。

 劉忠全さん夫妻が残した子供は孤独で、誰も面倒を見る人がいない。2009年2月25日、劉忠全さんは呼蘭刑務所に移送された。

 黒竜江省賓県の勝利鎮に住む劉忠全さん(男 44才)は法輪功の修練を放棄しないため、2000年2月21日と2001年5月6日に二度にも渡り、賓県の警官に強制連行され、不法に行政拘留を科せられた。

 劉忠全さんとその妻の劉振賢さんは2008年8月12日の夜、77歳の王景倫さんの家を訪れ、他の同修たちとともに法輪大法の書物を読んでいた。

 その時、隊長の王貴成および副隊長の劉建華ほか劉向光・李憲閣・常建民・郭建平・張玉梅・劉亜波などが、勝利鎮警察署の警官とともに家に侵入し、強制連行を行い家宅捜査をした。その日の夜、劉忠全さんは賓県第一留置所に移動された。

 そして連行されたのは、王景倫さん(7年の実刑を言い渡された)や王景倫さんの家に訪れた高桂琴さん(3年6か月の実刑を言い渡された)・張樹森さん(3年6か月を言い渡された)・唐凰英さん(1年6か月の労働教養処分を言い渡され、今はハルビン前進労働教養所で迫害を受けている)・朱凰英さん(1年6か月、今はハルビン前進労働教養所で迫害を受けている)・郭海成さん(ハルビン長林子労働教養所に拘禁されている)・徐淑賢さん(2008年9月末に釈放された)・王淑菊さん(2008年9月末に釈放された)・黄秀芳さん(2008年9月末に釈放された)・王凰琴さん(2008年9月末に釈放された)・孫茹さん(詳しい情報は分かってない)など合計13人。

 賓県公安局局長の賈国華は国家保安局大隊・警官の王貴成・劉向光・劉建華・張玉梅および賓県公安局技術大隊の警官の曹德龍・王麗麗などから、いわゆる「証拠」を資料として寄せ集め、賓県検察院に提出した。そして同検察院が2008年9月25日、劉忠全さんの逮捕を不法に承認した。

 劉忠全さんの妻である劉振賢さんは、ハルビン前進労働教養所での1年6か月の労働教養処分を不法に言い渡された。家に残ったのは高校に通う子供一人だけだ。

 黒竜江省・賓県裁判所が2008年12月1日、劉忠全さん・王景倫さん・張樹森さん・高桂琴さんら4名の法輪功修煉者に対して不法な審判を行った。

 劉忠全さんの親戚が招いた黒竜江省・森工弁護士事務所の魏俊林弁護士を弁護人にした。魏俊林弁護士は開廷前、裁判所裁判長の呉文祥・副裁判長のハオ文軍・審判員の婁安成・胡景奇・書記の張敬宇および賓県人民検察院検察員の付雅臣などから、「上部組織から、法輪功修煉者への無罪弁護を禁止する規定がある」「私たちの内部には最高人民法院と最高人民検察院からの司法解明の許可があり、罪名を決めることができる」と脅迫を受けた。

 魏俊林弁護士はこのプレッシャーの中で劉忠全さんのために無罪を弁護した。魏俊林弁護士が完璧な弁論をするなか、裁判長は何度も弁護を中断し妨害した。

 魏俊林弁護士は弁護のなかで、「法律の面で法輪功が邪教ではない。法輪功と邪教は違う概念だ」と説明した。「法輪功は真・善・忍に基づき、人に善に向かって良い人になるよう教えています。根本的に邪教ではない」と弁護した。そして、「邪教は法律の範疇に所属しない。社会生活状の範疇にはいり、いかなる政府もこの信仰が邪教であると認める権利はない。歴史から見ると、宗教・思想に対する弾圧の結果はちょうど反対の結果になる。

 過去千年の間には、当時中傷を受け異端とされた宗教が弾圧の対象となった。例えば、キリスト教は歴史上で300年に渡る残酷な迫害に受けたが、今では世界で最大の宗教の一つとなっている」と語った。

 魏俊林弁護士の見事な弁護に、法廷にいた200人余りの傍聴人はひとしきり拍手をした。裁判長は何度も魏俊林弁護士の話を中断し、拍手する人に、「法廷から追い出す」と脅かしたが、何の効果もなかった。

 弁護士の弁護は正しく、一点の隙も作らなかった。それにも関わらず裁判長の呉文祥やハオ文軍などは、法律を無視し人権を踏みにじり法律を曲げ、明らかに劉忠全さんが無罪と分かっている状況下で、強制的に4年の実刑を言い渡した。

 2009年2月25日、劉忠全さんは呼蘭刑務所に移送され、迫害を受けている。

 (注:法輪功修煉者を迫害する主な責任者らの情報、中国語ページを参照)

 2009年9月22日



(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/9/13/208263.html

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