迫害され半身不随になった呂徳梅さんは二度牢獄から背負われて出た
(明慧日本)黒竜江省鶴北の法輪功修煉者・呂徳梅さんはかつて2度現地の警官に連行され、拘禁された。迫害のため歩けなくなり、家族に牢獄から背負われて出た。
2009年7月21日早朝5時、鶴北林業局を定年退職した従業員の呂徳梅さんは家に突入した野蛮な警官に連行され、家のテレビ、VCDプレーヤーと法輪功の真相資料をも奪い去られた。「610公弁室」の課長・劉超、副課長・国書君、王智海などの責任者もすべて来た。略奪の現場をビデオ撮影し、鶴北林業局のテレビニュースで、3日間連続で放送した、テレビを使って恐怖感をつくり、民衆に真相を知らさないよう撹乱しているのだ。
公安局の「610公弁室」は、呂徳梅さんの家族に金を出すよう脅し、また一方で家族に、呂徳梅さんに修煉を放棄させるように勧めた。呂徳梅さんは、はっきりと言った「修煉は間違いない」警官はすぐ呂徳梅さんを留置場に閉じ込めて迫害した。
7月21日から7月29日まで9日間だけで、呂徳梅さんは迫害のため歩くことができなくなった。便所に行く時は2人で支えなければならない。鶴北留置場の警官は責任を取ることを恐れて、呂徳梅さんを病院に連れて行き検査した。血糖値はとても高く、医者が手で土踏まずをかいても感覚がない。「610公弁室」は呂徳梅さんが本当にもうだめであることを見て、呂さんの夫から5千元をゆすった。お金を出さないと釈放しないと言った。呂徳梅さんの夫は仕方なく、方々で借金したお金で、釈放してもらった。呂さんの夫はまた彼女を背負って家に帰った。
呂徳梅さんは4年前にも佳木斯労動教養所で迫害されて、半身不随になったことがある。その時も最後には、労動教養所から呂さんの夫が背負って帰った。
2005年1月25日、呂徳梅さんは人に真相を伝えたところ、告発された。「610公弁室」まで連行された。その後2年不法に労働教養され、佳木斯の西格木労動教養所まで連行された。
佳木斯の西格木労動教養所の黒い巣の中で、呂徳梅さんは毎日10時間ほど奴隷のような仕事を強いられた、長期にわたり陰気な仕事場の中に座らされた。動くことを許さず、話をすることも許されず、ひたすら仕事をさせられた。ノルマが終わらないと残業を強いられることもあった。警官は1日中ののしったり、殴ったりして、長期にわたり精神と肉体上の迫害を受けた。
このような環境下で、呂徳梅さんの体はどんどん悪くなり、修煉する前の糖尿病が再発した。上半身は動かなくなり、人の支えが必要になった。しかし、警官は依然として呂徳梅さんをベッドで横にさせない。2、3人に呂さんを仕事場まで引っ張ってこさせた。仕事ができなくても冷たい腰掛けの上に座らせたので、呂さんの手足は氷のように冷たくなった。
警官の隊長・洪偉は、呂徳梅さんは仮病をつかっていると言って、2日間後にようやく呂徳梅さんに検査を受けさせた。検査の結果は血糖値が180まで高くなり、半身不随を招いた。その時の病症はとても深刻で、後になって、人が引っ張っても呂徳梅さんはまったく歩けなくなるほどだった。自立した生活は完全にできなくなった。病院は、呂徳梅さんを一時出所させる必要があるとの、診断書を出した。しかし労動教養所の警官はずるずると出所を長引かせた。最後、本当にもうだめだと見て、やっと呂徳梅さんを釈放した。警官は、容赦なく呂徳梅さんの家族から、合わせて1万元以上ゆすった。呂徳梅はその時夫に労動教養所から背負われて出たのだった。
2009年8月14日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/8/12/206331.html)
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