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黒竜江省:法輪功修煉者が7年間監禁される

(明慧日本)黒竜江省鶴崗市在住の法輪功修煉者・張樹平さん(45歳男性)は鶴崗市第十三工場元不動産科の職員であった。同じ工場で働く妻と二人、1996年から法輪功を修煉し始めた。

  しかし、1999年に江沢民グループをはじめとする中共が法輪功への弾圧を始めて以来、張さんは数回にわたり連行、監禁され、懲役7年の不当判決を下された。妻も自宅に帰れず、路頭に迷い一家は離れ離れになった。

  陳情のために上京する

  張さんは法輪功の真相を伝えるために、陳情を決意し、2000年2月7日に上京したが、中共の警察に護送された。地元の警察は15日間の監禁と言いながら、鶴崗市第一留置場に半年も監禁されることになった。

  2002年3月12日夜9時ごろ、張さんは自宅で倒れた。熱をだした妻の面倒を見ているところを突然侵入してきた警官に強制連行された。張さんは「我々はどこへも逃げない。悪いこともしていない。もし、それでも連行するなら私は死ぬ」と言いながら暖房設備に頭をぶつけて倒れ意識を失った。その後病院で検査を受けたが、頭蓋骨が骨折しており、頭の内部に出血も見つかり、ただちに手術の必要があった。妻も発熱して、吐いていたが、警察は公安出張所まで強制連行し、一晩監禁し翌日釈放した。

  張さんと妻の職場は景気が悪いという理由から、給料が10カ月も支払われていなかった。毎月160元、ボーナスを入れて320元、2人で700元ぎりぎりの生活をしていたが、1999年7.20からボーナスがカットされた。子供が学校に通っており、医療費も支払えなかった。張さんの妻が損害賠償を求めて公安局に行ったが、何も回答を得られず、親戚からの借金で医療費を支払った。

  2002年4月20日、鶴岡市は全面的に法輪功への迫害を強化した。いわゆる修煉をやめるという「保証書」にサインをしないと監禁し、法輪功は素晴らしいと言っただけで監禁するようにまでエスカレートしていき、警官の数が足りなくなり、病院で張さんを監視していた警官までほかの修煉者への迫害に借り出されていった。

  2002年4月27日、釈放され自宅に戻ったが、今度は妻が公安支局の信に呼び出された。恐怖を感じ、行き詰まった妻は仕方なく路頭に迷った。2002年6月6日、張さんは鶴岡市公安局、政法委、610弁公室によって、何の法的手続きや根拠もなく懲役7年を言い渡された。

  2002年12月25日、張さんは香蘭集団訓練隊に護送された。ここも中共が法輪功を迫害するために設置した地獄のようなところである。少しミスを起こすと殴られて暴行を受けた。昼間狭いスペースの中に大勢の受刑者を地面に座らせ、過酷な労働を強制し、少し気に入らなければほかの受刑者を呼んできて殴らせ、夜は、3人を一つのベッドに寝かせた。

  張さんは2003年1月14日、佳木斯刑務所に移送された。家族が衣類など日用品を持って行ったが、面会をさせなかった。彼らが言う「転向」した者だけに面会のチャンスが与えられたという。

  佳木斯刑務所は経済利益を得るために、受刑者に対して過酷な労働を強制し、割り箸作りをさせた。張さんは病気のために重労働はできない。張さんが自分の病気を訴えると、管理の警官に顔と口を7回も殴られ顔が大きく腫れ上がった。張さんは絶食をして毅然と抗議した。

 囚人服を着ることも強制され、狭い独房に入れられた

  2003年11月ごろ、張さんは自分は罪を犯していないので、囚人服を着用しないと抗議した。すると、警官らは張さんをほかの法輪功修煉者と一緒に2.5メートルと1.5メートルの狭い独房に19日間監禁した。

  2004年3月22日、張さんは再び第十三大隊に護送された。そこは人が少なく大きな敷地に78の煉瓦製の部屋が建ち並んでおり、周りは水田で囲まれていた。刑務所側は法輪功修煉者を周りの水田に連れだし、過酷な労働を強制しようとしたが、修煉者たちは拒否した。張さんは毅然と中隊長の王徳祥に「自分は何の罪も犯していない。強制労働をさせる権利はあなたたちにはない」と抗議をした。

  王はすぐ殴った。隣の受刑者(刑務所内で法輪功と出会い修煉を始めた1人である)は暴行に対して、王に向かって張さんは病気があるので殴らないように頼んだ。すると、王は今度はこの人をしばらく殴り続けた。お昼になると、警察らは集団で張さんを地面に倒して服を脱がせ、囚人服を強制的に着せた。そのあと、手足を縛り部屋の天井から足が地面にやっと触れるぐらいの状態で4時まで吊り上げた。

  翌日、張さんは先ほど彼のために正義を訴えた人と共に狭い独房に入れられ、コンクリートの地面に座らせられ、窓を開けた状態で2人は凍えさせられた。大・小便は部屋の中の容器の中にしなければならない。この様な環境で7日間も虐待された。

  2004年4月、張さんはお腹をこわしずっと下痢をしていた。毎日8、9回もトイレに行く状態が2週間も続いた。長期にわたる迫害で結石性の病になり、座ることも、立つこともできなくなった。毎晩夜通し、しゃがんだ状態で過ごさなければならなかった。毎日少ししか食べることができず、非常に痩せてしまった。それでも警官は過酷な労働を強制した。日常的に罵ったり殴ったりして病気は嘘だときめつけた。

  長期にわたる迫害で、張さんの体はさらに悪化し、咳が出て止まらず呼吸も困難になった。それでも、中共の法輪功に対する迫害はますます酷くなり、昼間過酷な労働を強制し、夜も寝かせない虐待が続いた。

  2006年12月、張さんは重い病気にかかった受刑者が監視される第六大隊に移送された。2009年4月24日、ついに張さんは重い病気のまま、刑務所から出ることができた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2010年2月20日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2010/2/19/218424.html

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