黒龍江省:冤罪を着せられて10年、李雲彪さん無念の死
(明慧日本)黒龍江省北安市長水河農場の法輪功修煉者・李雲彪さんは、数回にわたって警官に不法に連行・拘禁・虐待されてきた。2005年、李さんは8年の懲役刑を不法に言い渡され、北安刑務所で拘禁され、拷問などの迫害を受けた。そして、2009年10月25日にこの世を去った。
李雲彪さん(50)は黒龍江北安市長水河農場四分場の職員だった。1997年に法輪功の修煉を始めた。
1999年7.20以降、李さんは北京天安門広場で法輪功の真相を伝える横断幕を掲げたため、警官により地元の北安長水河農場へ送り込まれた。2000年4月に黒龍江花園農場へ移され、1年の労働教養を科された。ここで彼がよく受けた拷問は、頭が膝下にまで届くほど腰を曲げさせられ、両手を後ろに高く上げさせられ、この姿勢を1時間も続けさせられた。また、警官と迫害に利用された受刑者による暴行も多発し、暴行を目撃した修煉者の証言だけでも、2人の警官に数十回の暴行を加えられたという。
2000年秋、李さんは再び北安市北崗派出所に連行され、拘禁された後、続いて地元の公安局に拘禁された。この間、彼は断食で迫害いに抗議したため、命の危険に陥り、治療のための一時出所を許され、大連在住の姉の家で過ごした。その後も、体調を回復させながら、北京で法輪功の真相を伝え続けていた。
2003年、北安に戻ってきた李さんはたくさんの資料と『九評』をほとんどの農場に配布した。2005年5月、自転車に100キロもある真相資料と『九評』を載せて、長水河農場へ配布に行く計画を立ていたが、長水河二分場の警官に止められて連行された。2005年8月、李さんは不法に8年の懲役刑を言い渡され、北安刑務所の第九大隊へ送り込まれた。
2009年10月18日、李さんはこうして10年にわたる中共の拷問と虐待などの迫害を受け続け、最後には、北安刑務所の病院で「双肺結核病」という病にかかり、無念な思いを抱いたままこの世を去った。
そして、息子の死にひどくショックを受けた李さんの母親は、高血圧および脳血栓の発作で半身不随となり、自立できず寝たきりの生活を送っている。李さんの妻と息子も中共の脅しや嫌がらせに耐えられず、現在2人とも行方不明になっている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2009年11月12日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/11/11/212434.html)
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