江西省:樟樹市の呂三秀さんは10年にわたり迫害される
(明慧日本)呂三秀さん(60歳女性)は1990年代、激動の中国の経済改革の中で失業し、生計の道を断たれた。その上、ノイローゼや心臓病、気管支炎などさまざまな病気を患い、生きるのは死ぬよりも辛い状態だった。
1996年、呂さんは法輪功を修煉し始め、「真・善・忍」に従ってより良い人間をめざして努力し、すべての病気がなくなった。ある隣人は臨終に「来世また呂さんの隣人になりたい」と言った。
1999年7.20、中国共産党は法輪功を弾圧し始めた。それ以来、呂さんは不法に刑務所や労働教養所にたびたび拘禁され、その期間は8年にも達した。
1999年8月、地元の610弁公室により、半月以上も留置場に拘禁された。同年10月、法輪功が迫害されている実態を訴えるため北京へ行き、北京で強制連行され、地元に連れ戻された。3年の判決を下され、江西女子刑務所に拘禁された。刑期満了後、信条を放棄しないため再び3年の労働教養を下され、2005年になってやっと釈放された。
2001年、江西女子刑務所や江西女子労働教養所、留置場などに拘禁されていた期間、警官は手段を選ばず、各種の刑具を使って呂さんに拷問を加えた。例えば、指示を受けた3、4人の受刑者に頭を酷く打たれて頭がぼうっとなったり、連続24時間吊り上げられたり、何カ月間もずっと手錠をかけられたり、2回それぞれ1週間ずつ、監房に閉じ込められたりした。呂さんは迫害されていつも半ば意識もうろうの状態だった。ある日、高さ数メートルの窓から落ち、腰椎がずれて変形し、未だに快復していない。
2005年から2007年にかけて、自宅にいた呂さんは何度も警官に嫌がらせをされた。令状などの提示のないままに、警官に3回家宅を捜索され、法輪功書籍やmp3などを奪われ、夫の署名を強要された。
2007年6月、呂さんは外出中、再び警官に強制連行され、留置場に7、8日間拘禁された後、2年の労働教養を科された。
2009年6月、労働教養の刑期満了になったが、20日以上延長され、7月12日にやっと釈放された。
10年にわたり迫害され、家族に与えた圧力はどれほど大きいものか想像できるだろうか。夫は警官の嫌がらせに耐えられず、ついに半身不随になり、自立して生活ができない。他の地方で仕事をしている息子も、いつも警官に電話で嫌がらせをされ、正常に働けず、落ち着いた生活ができない。
2009年11月9日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/11/7/212108.html)
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