日本明慧
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世界各地の著名人、神韻香港公演を阻む香港政府を強く非難(写真) (明慧日本)神韻芸術団は、1月27〜31日まで香港演芸学院で公演を予定していたが、1月21日に香港当局から主要技術者6人のビザ申請却下を受けて、1月23日にやむなく公演の中止を発表した。中国共産党の神韻への妨害に協力した香港政府の行動に、世界の各地から著名人らの非難の声が上がっている。
エーブベリー卿は、中共当局の神韻世界ツアーへの妨害は絶えなかったと語る。1997年に香港が返還された後、中共は保証していた「一国二制度」の政治制度を実行していない。香港市民は中国国内の人々より「一国二制度」によって基本的な人権が保証されると思っていたが、中共が最初に出したスローガンとは全く違っていたと指摘した。 エーブベリー卿は、人権・自由に高い関心を持つイギリスで名高い人物。1976年イギリスの国会で人権活動グループを設立し、その会長を努めて21年にも及ぶ。2009年に世界各地で人権への多大な努力を払ったとして、自由国際組織から国際自由賞が与えられた。 神父:芸術家はテロリストではない! 香港の著名な甘浩望神父は香港政府が神韻の技術者6人のビザの発給を拒否した件について、当局の処置はとんだ見当違いで常識に反しており、中国伝統文化の復興にかける芸術団体を拒絶することはありえないことだと語った。
甘神父は国際社会から多くの芸術団が訪れる香港には、市民が自分の好みの舞台を観る権利と自由があるとして、神韻は宇宙と生命の意義を理解し、世界ツアーを開催し、観衆に幸せをもたらし、共に生きる喜びと価値観を分かち合うことは非常に意義のあることで、香港当局は間違っていると認識している。 当局のビザの発給拒否の理由は「技術労働者」は香港内で探せるということに対して、甘神父は「神韻の技術者を肩代わりすることは出来ないはずです。彼らは特有の価値観と信奉を持っており、一般の技術者が代替することは難しいと思います。彼らは一流の芸術家で、彼らにしかできないのです」と語った。 香港はスローガンと行動が矛盾しており、民主と多様な生活を強調する一方で、見解の違う芸術団を圧迫している。中共の言いなりになった香港政府は、神韻の公演を非常に不安に感じているようだ。入国ブラックリストを無くし、芸術家をテロリストと看做さないようにと切実な気持ちを訴えた。 バンクーバー最大の劇場総監督:香港当局の拒否理由は実に馬鹿げた話だ 拒否の理由を聞いたブレンダ総監督は思わず「実に馬鹿げた話だ」とした。 プレゼンテーション・ハウス劇場の芸術総監督を務めるブレンダ氏は、サード・ストリート・シアター劇場の創立者でもある。彼女は「専属制作者は舞台にとって非常に重要な位置にあります。彼らが舞台の内容を熟知し、十分な理解をしてこそ、舞台が成功するのであり、公演直前に技術者を雇っても意味がありません」と指摘した。 「きっと中共の指示があってこそ起きたことでしょう。芸術監督として、アメリカ政府及びカナダ連邦政府文化部からも、早くビザを発給するよう香港政府に呼びかける必要があると思います」 専門家:香港は安全な投資環境を失う カナダ大手IT業界の著名なネットワークセキュリティの専門家・デールJackaman氏は、かつてカナダの大手私営科学研究開発会社のIT理事・取締役社長を務めていた。今はパソコンのネットワークセキュリティ会社を所有している。神韻の技術者がビザの発給を拒否されたことで、香港の未来に不安を感じ始めた。
Jackaman氏は神韻の大ファンで、バンクーバーでの初公演から毎年神韻を鑑賞しており、言葉で言い表せないほど広大で壮観な舞台だと称賛し、今年の3月の公演を楽しみにしていると話した。 「ビザの発給拒否は中共の破廉恥な行為です。神韻の舞台は精巧で多彩、しかも、高い道徳価値観を表現することが観て分かったので、この素晴らしい舞台にこのような仕打ちをすることは、許しがたい行為だと思います」 「1997年に中国に返還された香港は、中共からの政治形態と経済環境に多大な影響を受けており、香港の金融、マスコミなどへの浸透も強くなってきて、香港への制御がますます大きくなっているようです。香港市民は自分の権利を保護するため、立ち上がるべきと思います。会社の経営者として、香港への投資環境は安全ではないと感じます。以前、投資なら香港は中国内陸部より安全という話はすでに神話になったように見えます」 2010年2月1日 (中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/1/27/217054.html) (English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/1/28/114200.html) |
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