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他空間で見た神秘的な物語(二)

(明慧日本)

 二、ある日、天女が第二式の功法を煉っているとき、いとこがナイフの山を上って天女に近づきながら、「あなたはあれほど多くの人を救ったのに、なぜぼくを救ってくれないのですか? 宇宙が成、住、壊、滅の最後のときになったとき、ぼくはあなたの世界にあったその最も純粋な草でした。あなたに巻きついていたぼくがあなたを呼び起こして、宇宙の王の呼びかけが聞こえるようにしました。私たちが一緒に人間界に降りて、この5千年の輪廻転生の中、ぼくはずっとあなたを探し続けてきました。あなたに近づくたび、ぼくはこのナイフの山を登ってきました。数年前にあなたに電話番号を書き残して、たこあげの糸のような一縷の希望のように。どうかぼくを助けてください。一緒に素晴らしい世界に戻りましょう」と話しました。この後、天女は電話の中でいとこに真相を伝え、中国共産党組織からの脱退を進めたところ、いとこが脱退に応じて救われました。

 三、またある日、天女が座禅をしている自分の功柱から両手が開かれ、その両手の手のひらから小さなゆりの花が開き、中に座っているのは天女が普段真相を伝えることで救った衆生でした。救われた衆生はこの上なく喜ばしい笑顔でした。天女は両手で潔白な功柱を捧げて天に上昇し、三界の頂点に達して時点で功柱が三界の限界を突破し、さらにそのままずっと百合の世界に上昇し、衆生を百合の世界に下しました。

 また、天女は、自分が人間世界で学んだ法の量に比例して、自分の世界に衆生を戻せることができると気づきました。衆生が法に同化したのち、天女の一振りで百合の世界では木々、花々、楼閣なども一瞬にしてできました。人間の言葉では言い表しつくせないほどの威厳と荘厳さでした。同修たちよ、法を多く学んで衆生を救い済度しましょう。

 四、またある日のこと、天女が正念を発していたとき、大きな緑色の蓮の葉っぱは、まるで雨に洗われたようでした。見上げると、それは師父の涙でした。巨大な蓮の台の上に座っている師父の流された涙が、蓮の葉っぱを洗っているのでした。師父は天女に対して「早く衆生を救い済度して、師父と一緒にもとの世界に戻りましょう」と何度もこのようにお話しされました。

 また、天女は法が人間界を正す瞬間を見ました。そのとき、大法弟子が蓮の花に座って天に昇っていくのですが、救われなかった衆生は恨む視線で大法弟子たちを見つめていました。「なぜ、私を救ってくれなかったのか」と。

 衆生に見つめられる中で、大法弟子は悔しさいっぱいで、泣きながら天に向って飛んでいきました・・・。

 同修たちよ、残された時間はもう多くありません。一緒に師父の教えに従って精進しましょう。「法をしっかり勉強し、法を多く勉強し、法をいつも勉強し、本当の大法修煉者になり、大法を広め、衆生を救い済度する責任を負うよう」(『インド第一回法会へ』より)

 (完)

 2010年5月2日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/4/17/221694.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/5/2/116609.html

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