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武漢市「610弁公室」が女性歯科医を連行した事件の内幕

(明慧日本)明慧ネットは2010年7月13日、湖北省武漢市の女性歯科医・王暁鳴さんが「610弁公室」に連行(3度目)された事件を報道した。現在、この事件に関する一部の内幕が明らかになった。 

 王暁鳴さんは7月6日に連行された後、「湖北省法制教育センター」(洗脳班)で完全に閉鎖された中で洗脳された。しかも、中共(中国共産党)の高官らに注目されているからである。7月28日〜8月初め、中共「610弁公室」の全国会議が武漢市で開かれ、中共の中央「610弁公室」の人員は洗脳班を「視察」し、王さんの「転向」を直接指揮した。事情を知る人の話によると、王暁鳴さんの案件は中央に直接管理されているという。

 数年来、王暁鳴さんは口腔の診療所を開業していた。2006年、診療所は家主の所属部門に暴力で取り壊され、20数万元の人民元の経済損失をもたらした。4年間、王暁鳴さんと共同経営者はずっと公正な解決を求めるために裁判所に通っていた。王さんの今回の連行は、この事件と直接関連がある。

 調査によると、暴力的に取り壊されている時、現地の武昌道義派出所が事件の通報を受けた後、出動した記録もある。しかし裁判所の質疑の時、道義派出所は意外にも記録を原本を隠し、別の記録を偽造した。

 王暁鳴さんは関連部門に偽証問題を訴えたが、武漢市の公安局武昌支局は道義派出所と結託し、事実の真相を覆い隠した。王さんは武昌支局の「陳情の返答」に対し、「道義派出所は証拠を隠滅し、偽の証明を提示し、偽の案件を処理した。武昌公安支局の陳述内容は事実と全く一致しない」と訴えた。

 20分後、武昌支局の陸書記と「610弁公室」の職員が来て、王さんに「これ以上告訴しないよう警告する。この案件はもう終わった」と脅迫した。間もなくして、白日の下で王暁鳴さんを連行する事件を作り上げた。

 現在、王さんの自宅は取り壊しのため立ち退きに直面している。王さんの両親は80代の高齢で何もできない。王さんの共同経営者は関連部門に無実の実情を訴えている。

2010年8月16日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/7/228049.html

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