日本明慧
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ニューヨーク:漢服デザイン世界大会が盛大のうちに閉幕(写真) (明慧日本)今年で三回目となる、新唐人テレビ主催「漢服デザイン世界大会」の決勝戦ファッションショーが2010年10月16日、ニューヨークのメトロポリタンパビリオンで行われた。世界各国から70数人のデザイナーが参加し、計150着以上の作品が出品された。審査の結果、金賞・銀賞・銅賞に各1人、特別賞4人、優秀賞10人が選ばれた。そして、賞に応じてそれぞれ1万ドル・5千ドル・3千ドル・2千ドル・5百ドルの賞金が与えられた。
漢服とは、中国古代の尭・舜・禹(三皇帝と言われる)による皇帝の時代から清朝の前までの着物を指している。大昔から人々はすでに神への信仰および天と人が一つになる哲学や、生活習慣、趣味などを服装に込めて、趣のある漢服を作り上げた。 作品は主に唐・宋・明の三つの時代の服装の特徴と趣などを基にし、伝統的なデザインを用いて、気品あふれる女性のしなやかさと男性のたくましさを表現している。大会は、これらの作品を通して中国古代の人々の精神と触れ合う場を提供し、中国伝統の服装文化を世界に広めていくことを主旨としている。 受賞作品:
審査員によると、今年の大会は男女礼服賞が加わり、しかもデザインの様式もかなり増え、来年の大会も非常に楽しみにしているという。 多くの出品者は、完璧な作品を作り上げるには時間と手間はもちろんのこと、精神力と集中力がさらに必要だと話す。しかし全員、悠久の歴史を持つ中国の服装文化を次世代に伝えることは苦にならなかったという。 ニューヨーク・ファション・デザイン学院の教授を始め、多くのデザイナーが来場した。優雅で気品あふれる作品を観て、多くの来場者は思わず賛嘆の声を上げた。中には「まるで古代を一周、旅したような思いがした」と言う人もいた。 2010年10月24日 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/18/231168.html) (English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/10/19/120902.html) |
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